あなたは「カーシェアリングとレンタカーのどっちを使おうか悩んでいる」「サービスの違いはあるのかな」と気になっているのではないでしょうか。
車を借りて運転する上で、カーシェアリングとレンタカーのどちらを利用すればお得なのか気になりますよね。
そこで本記事では、カーシェアリングとレンタカーの違い5つについてお伝えしていきますよ。
この記事を読めば、車を借りる日数ごとにどちらのサービスを利用すればいいか判断できるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
カーシェアリングとレンタカーの違い
カーシェアリングとレンタカーの違いは、主に5つありますよ。
カーシェアリングとレンタカーの違い
- 貸主・借主が異なる
- 料金設定
- 月額費用
- 乗り捨ての可否
- 車種のラインナップ
一見すると、「車を借りる」点だけでは、違いを判別することは難しいはずです。
カーシェアリングとレンタカーの大きな違いは、「システム」と「料金設定」の部分でしょう。
次の項目から、カーシェアリングとレンタカーの違いについて1つ1つお伝えしますね。
カーシェアリングとレンタカーの違い①【貸主・借主が違う】
まずはじめにお伝えする、カーシェアリングとレンタカーの違いは、「貸主・借主が違う」ことですよ。
カーシェアリングは個人間で車の貸し借りをするのに対して、レンタカーは運営会社から車を借りるシステムになっているんです。
車を一定期間借りる「カーリース」などは、レンタカーと同じく運営会社から車を借りるサービスになっていますよ。
貸主・借主が異なれば、料金設定も微妙に変わりますので、利用期間や目的に応じて使い分けしてみましょう。
カーシェアリングとレンタカーの違い②【料金設定が異なる】
次にお伝えする、カーシェアリングとレンタカーの違いは、「料金設定が異なる」ことですよ。
カーシェアリングとレンタカーは、貸主・借主が異なるため、料金設定が大きく異なりますよ。
カーシェアリングとレンタカーの料金設定
カーシェアリング 時間+距離料金
レンタカー時間料金(パック料金)
レンタカーは利用する時間で料金が発生するのに対して、カーシェアリングは利用時間と走行距離で料金が発生するんです。
以下の表では、同じ車種をカーシェアリングとレンタカーで利用したときの料金についてまとめました。併せてご覧ください。
カーシェアリングの利用料金(※1) | |
利用時間 | 料金 |
10分 | 150円 |
6時間 | 4,280円+18円/㎞ |
12時間 | 5,700円+18円/㎞ |
24時間 | 7,300円+18円/㎞ |
36時間 | 13,000円+18円/㎞ |
48時間 | 14,600円+18円/㎞ |
72時間 | 21,900円+18円/㎞ |
レンタカーの利用料金(※2) | |
6時間 | 6600円 |
12時間 | 7920円 |
24時間 | 9350円 |
36時間 | 21230円(※3) |
48時間 | 17270円(※3) |
72時間 | 25190円 |
(※1)コンパクトカー「トヨタヤリス」をカレコ・カーシェアリングクラブでカーシェアリング利用した場合
(※2)C-2クラス「トヨタヤリス」をタイムズカーでレンタカー利用した場合
(※3)実際の料金とは異なる場合があります。
上記の表を見ると、1〜6時間の短時間利用はカーシェアリングに軍配を上げ、2〜3日以上の利用はレンタカーのほうがお得なのが分かるでしょう。
カーシェアリングとレンタカーの違い③【初期費用・月額料金の発生】
3つ目にお伝えする、カーシェアリングとレンタカーの違いは、「初期費用・月額料金が発生する」ことですよ。
カーシェアリングを利用する上で、会員登録と同時に初期費用・月額料金が発生するんですよ。
以下が、カーシェアリングごとの初期費用と月額料金です。参考にしてくださいね。
カーシェアリングサービスごとの月額・初期費用 | ||
サービス名 | 月額費用 | 初期費用 |
タイムズカーのカーシェア | 880円 | 1650円 |
オリックスカーシェア | 880円 | 1650円 |
アースカー |
0円 | |
エニカ | 0円 | |
ホンダエブリゴー | 0円 | |
カリテコ | 0円 | 990円 |
やさしいカーシェア | 0円 | |
980円 | ||
エコロカ | 500円 | 1955円 |
D-Share | 0円・1000円・10,000円~ | 0円 |
レンタカーは月額料金が発生しないため、利用しない月のランニングコストがかからない点がメリットの1つかもしれませんね。
カーシェアリングとレンタカーの違い④【乗り捨ての可否】
4つ目にお伝えする、カーシェアリングとレンタカーの違いは、「乗り捨てができる」点ですよ。
レンタカーは運営会社によって、目的地で借りた車を乗り捨てすることができるんです。
逆に、カーシェアリングサービスでは、借りた車を持ち主や施設に返却しなければいけません。
「旅程では途中、車を返却したいと考えている」という方は、サービスの使い分けをして、必要時のみ車を運転すると良いでしょう。
カーシェアリングとレンタカーの違い⑤【利用できる台数】
最後にお伝えする、カーシェアリングとレンタカーの違いは、「利用できる台数が異なる」点ですよ。以下をご覧くださいね。
カーシェアリングとレンタカーの利用台数
カーシェアリング34,984 台(※1)
レンタカー921,688台 (※2)
(※1)出典:総務省統計局-カーシェアリングの状況と 2020 年基準改定における取扱いについて
(※2)出典:全国レンタカー協会
上記の数字を見ると、レンタカーが全国で92万台の利用台数になっており、カーシェアリングよりもおよそ30倍の規模になっていることがわかるでしょう。
近年では、カーシェアリングの需要も高まってきており、個人間で車の貸し借りをする方も増えてきているんですよ。
ちなみに、レンタカーの中には、クラシックカーを運転できる専門店もありますよ。旧車好きな方は、併せて以下の記事をご覧くださいね。
カーシェアリング・レンタカーのトラブル・事故時の対応
カーシェアリングやレンタカーを利用したときのトラブルや事故時の対応が気になる方もいるでしょう。
カーシェアリングやレンタカーでトラブルが起きた時の対応方法は、大きく分けて以下の5つに分けられますよ。
カーシェアリングとレンタカーの事故対応
- 怪我人の救護
- 事故車両を安全な場所へ移動
- 警察へ連絡
- シェアリング・レンタカーの運営会社へ連絡
- 警察との現場検証
マイカーを持っている場合と大きく異なるのは、事故発生時に貸主である「シェアリング・レンタカーの運営会社」へ連絡することでしょう。
サービス利用前に契約している、免責補償の手続きを行なってもらうためにも、事故時は迅速に連絡をして下さいね、
カーシェアリングとレンタカーのメリット・デメリット
カーシェアリングとレンタカーの違いについてお伝えしてきました。
以下の表では、それぞれのメリット・デメリットについてまとめていますので、併せてご覧くださいね。
カーシェアリングのメリット・デメリット | |
メリット | デメリット |
短距離・短時間利用がお得 | 2日以上の利用は費用が高い |
アプリ上で検索しやすい | 事故時の対応が大変 |
最安料金で利用できる | 免責補償の金額が高い |
人と対面する時間を省ける | 月額料金がかかる |
近場の移動手段として最適 | 車種・車両台数が少ない |
レンタカーのメリット・デメリット | |
メリット | デメリット |
3日以上の利用がお得 | 短期間の利用は費用が高い |
長距離運転に最適 | オプションで料金が高くなる |
月額会費・入会費無料 | 対面で手続きする必要がある |
車種・車両台数が豊富 | 車両が大型になるほど高額になる |
乗り捨てができる場合がある | 手続きに時間がかかる |
先述でお伝えしましたが、カーシェアリングは短時間向き、レンタカーは3日以上の利用に向いていると分かったでしょう。
また、車を借りられるサービスは「カーシェアリング」「レンタカー」だけでなく、「カーリース」もあるんですよ。次の項目で詳しくお伝えしています。
【まとめ】毎月3日以上車を借りるなら「カーリース」がオススメ
本記事では、カーシェアリングとレンタカーの違い5つと、メリット・デメリットについてお伝えしてきました。
カーシェアリングやレンタカーを利用する方の中には、車を毎月3日以上運転する場合があるかもしれません。
そんな方は「カーリース」を利用することで、定額乗り放題、距離無制限で運転できるんですよ。
特に「