「1度、旧車フィアットを運転してみたい」「関西に専門店はどこにあるの?」このように考えることはありませんか?
旧車の購入は、次の4つの方法がありますよ。
旧車を購入する方法
- インターネットオークション
- 中古車量販店
- 個人売買
- 旧車専門店
旧車は現代の車と違った内部構造をしており、インターネットオークションや個人売買では、旧車の知識が少ないため、保存状態があまり良くない場合があります。
フィアットの旧車を購入するなら、特徴や構造を理解している専門店がオススメです。
本記事では、関西にあるフィアット旧車専門店を厳選して3つ紹介しています。
フィアットの運転の魅力や注意点も解説しています。フィアットのメリットとデメリットも理解したうえで購入すれば、あなたにとってかけがえのない1台となるでしょう。
Contents
関西には3つのフィアット旧車専門店がある
関西にあるフィアット旧車専門店は、次の3つです。
関西にある旧車のフィアット専門店3選
- ガレージリトル【大阪府】
- F.A.L riparatore (エフ・エー・エル・リパラトゥーレ)【和歌山県】
- APPIA(アピア)【京都府】
フィアットのディーラーはありますが、旧車専門で取り扱っている店舗は多くありません。
フィアット旧車専門店が見つからないときは、イタリア車専門や欧州車専門店で依頼すると良いでしょう。
次の項目では、フィアットを取り扱っている旧車専門店の特徴を紹介しています。良い専門店で相談し、希望の車両を手に入れてくださいね。
関西のフィアット旧車専門店①【オリジナル製作ができるお店】
初めに紹介する、関西にあるフィアット旧車専門店は、大阪府にある「ガレージリトル」です。
ガレージリトルは、フィアットをはじめシトロエンやルノーなど、イタリア車やフランス車を中心に取り扱っているお店です。
ガレージリトルでは、納車整備がおこなわれていますが、レストアやオールペンにも対応しており、好みの色や装備にできますよ。
パーツ販売もしているため、あなただけのオリジナル車両が製作できるでしょう。まずは店舗に足を運んで、相談してみてくださいね。
ガレージリトルの概要
- 住所:〒578ー0924 大阪府東大阪市吉田下島4-6
- 電話番号:072-963-0110
- FAX:072-963-0141
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日:水曜・木曜日
- 公式ホームページ:ガレージリトル
関西のフィアット旧車専門店②【30年の経験のあるお店】
次に紹介する、関西にあるフィアット旧車専門店は、和歌山県にある「F.A.L riparatore (エフ・エー・エル・リパラトゥーレ)」です。
エフ・エー・エル・リパラトゥーレは、イタリア車とフランス車を中心に取り扱っている専門店です。
フィアットなどのイタリア車は「壊れやすい」という話を聞いたことがあるかもしれません。しかし、メンテナンスを定期的におこなえば、末永く相棒として活躍するでしょう。
30年の経験がある整備士がいる専門店です。機械系や電飾系・日常点検など、何でも任せられますよ。さらに、あなたの愛車に適切なアドバイスもしてもらえますよ。
F.A.L riparatore (エフ・エー・エル・リパラトゥーレ)の概要
- 住所:〒640-8301 和歌山市岩橋328-5
- 電話番号: 073-475-7590
- FAX:073-475-7595
- 営業時間:10:00~19:00
- 定休日:火曜日・年末年始 ※臨時休業になる場合があるため、問い合わせが必要
- 公式ホームページ:F.A.L riparatore (エフ・エー・エル・リパラトゥーレ)
関西のフィアット旧車専門店③【レストアメインのお店】
最後に紹介する、関西にあるフィアット旧車専門店は、京都にある「APPIA(アピア)」です。
アピアは、1950年~1990年代の欧州車を取り扱っています。レストアやメンテナンスなど、長く使えるようにサポートしてもらえますよ。
山の中に店舗があるため「こんなところにお店があるの?」と驚くかもしれません。しかし、どこかレトロな雰囲気に懐かしさを感じる方もいるでしょう。
ストックカーは美しく並んでおり、車が好きな人は見ているだけでも楽しめるでしょう。店主は親切で、丁寧な対応だと定評のある専門店です。
APPIA(アピア)の概要
- 住所:〒601ー0262 京都府京都市右京区京北細野町奥田1-10
- 電話番号:075-855-0286
- FAX:075-855-0287
- 営業時間:10:00~18:00
- 定休日:水曜・土曜日
- 公式ホームページ:APPIA(アピア)
関西のフィアット旧車専門店の特徴
関西のフィアット専門店の特徴は、レストアや整備が得意なお店が多いことです。それぞれの車種の特徴を熟知し整備ができるため、好みに合ったレストアが可能でしょう。
筆者のおすすめは「ガレージリトル」です。ガレージリトルでは、日常点検やレストアまで幅広く依頼できる専門店です。憧れのモデルがある方は、理想に近い車両が手に入るかもしれません。
フィアットは、体で振動を感じながら運転を楽しめる車です。「長距離の運転は不向きだ」と感じるかもしれませんが、特徴的な操作感に虜になる方も多いんですよ。
フィアットの人気モデル
モデル | 特徴 |
フィアット500
(チンクエチェント) |
1957年に生産されたフィアットを代表する車種。丸みがありコンパクトなデザインで、狭い道でもよく走るのが特徴。実用性が高い。エンジン音を逃がすため、キャンバスルーフを採用している。アニメ「ルパン三世」や映画「グラン・ブルー」でおなじみ。 |
フィアットパンダ | 1980年に生産され、角ばったデザインと平面ガラスが特徴のコンパクトカー。ハンモック型のシートは座り心地が良く、雪道や悪路など走破性が良い。 |
フィアットスパイダー | 1966年から生産されており、コンパクトで幌(ほろ)があるオープンカー。デザイン性が高くスポーティな外観が特徴。後部座席があり、狭いながらも4人乗り。 |
上記表では、日本で人気があるフィアットのモデルの特徴をまとめています。フィアットは、それぞれ外観は違うものの、コンパクトでよく走るところが特徴です。
フィアット500は、フィアットを代表する車種のため、街中やテレビで見かけた方も多いのではないでしょうか。1975年まで生産され、累計367万8000台となっています。
初代パンダはオーストリアの軍用車メーカーが手掛けており、高い技術があるため、走破性がよいところが人気です。
スパイダーは、1980年代にはターボ仕様やスーパーチャージャー仕様も生産されており、老若男女問わず人気がある車両です。
見た目や内装に違いがあるものの、直接的な操作性とエンジン音はイタリア車そのもの。運転しにくいと感じる方もいるため、独特の味わいが好みの方にピッタリです。
旧車は整備や点検が楽しめると長く乗り続けられる
フィアットに限らず、旧車は20年以上前に製造されているため、こまめなメンテナンスが必要です。旧車を運転するためには、オイル交換や消耗品の交換など、整備や点検が楽しめる方に向いています。
信頼できる専門店が近くにあれば、整備士に任せても良いでしょう。なかには、レースやイベントのサポートをしてくれる専門店もあるため、1度参加してみてはいかがでしょうか。
フィアットを初めて購入する方は、旧車イベントに参加して、フィアットの良さや注意点を聞いてみるのも良いですよ。
さらに好みが固まれば、自分の好みの色やパーツに変えることも楽しみの1つです。このように、運転のほかにも、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。
旧車を購入する際の注意点
旧車を所有する際は、注意点もあります。前述したとおり、旧車を運転する際はこまめなメンテナンスが必要です。
旧車のなかには劣化している部品が紛れていることもあり、消耗品の交換頻度が高い車両もあります。普段から点検やパーツの交換が必要になるため、整備費がかかります。
また、13年以上経過した車は自動車税が重課されるうえに、自動車保険料も高くなります。フィアットはハイオクを使用しているため、ガソリン代もかかるでしょう。
フィアットは、きびきびとした運転が味わえる車です。運転方法にもコツが必要なため、、購入の際は試乗してみることがオススメです。
自宅から近い専門店を探してみよう
初めて旧車を運転する方は、自宅近くに専門店がないか探してみることがオススメです。旧車に乗りなれていない方は、思わぬトラブルに驚くかもしれません。
自宅近くに専門店があれば、愛車の小さな違和感でも相談することが可能です。また、長く運転したい方は、簡単なメンテナンス方法を学んで、自分で点検してみても良いでしょう。
専門店を選ぶ際は、インターネットやSNSを使って評判を調べることも大切です。「丁寧に整備してくれる」「詳しく説明してくれる」など、自分にとって最適な専門店を探しましょう。
良い専門店は、購入希望車の良い面だけでなく悪い面も説明してくれます。ストックカーや整備の様子を見学して、購入を検討してみてくださいね。
【まとめ】関西のフィアット旧車専門店はレストアを頼みやすい!
本記事では、関西にあるフィアット旧車専門店を3つ紹介しました。フィアットは、映画やアニメにも使用されており、現代まで長く愛されています。
とくに、フィアット500(チンクエチェント)は、かわいらしい見ためや実用的なところが人気です。
旧車を運転する際は、こまめなメンテナンスが必要です。フィアットは消耗品の交換サイクルが早く、整備費がかかります。お店の評判を良く調べ、信頼できる店舗を選ぶようにしましょう。
慣れれば自分でメンテナンスすることや、自分の好みにレストアしてもらうことも可能です。長く運転を楽しみたいなら、思い切ってオリジナルの車を制作してもらっても良いですね。