あなたは、「欲しい車があるけど、ローンが残っている」「オーバーローンをするとデメリットがあるのかな」と思っているのではないでしょうか。
残債が残っている状態で車を買い替えると、ローンを重ねて行なうオーバーローンが起きてしまい、返済の負担が増えてしまうでしょう。
本記事では、車のオーバーローンによるデメリット7つと、返済の負担の軽減する方法についてお伝えしていきますね。
この記事を読めば、これからカーローンを契約する方や、すでにオーバーローンをしている方の返済負担を減らせるかもしれませんよ。ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
- 1 車のオーバーローンをすると返済する負担が大きくなる
- 2 車のオーバーローンによるデメリット①【返済期間が長くなる】
- 3 車のオーバーローンによるデメリット②【利息の金額が増える】
- 4 車のオーバーローンによるデメリット③【毎月の返済負担が大きくなる】
- 5 車のオーバーローンによるデメリット④【ローン審査に影響する】
- 6 車のオーバーローンによるデメリット⑤【さらに借り入れしてしまう恐れ】
- 7 車のオーバーローンによるデメリット⑥【残債のせいで買い替えられない】
- 8 車のオーバーローンによるデメリット⑦【ローン契約は原則キャンセルできない】
- 9 オーバーローンによる返済負担を軽くする5つの方法
- 10 【まとめ】返済できるローン契約を結ぼう
車のオーバーローンをすると返済する負担が大きくなる

「今乗ってる車の他に新しく欲しい車両がある」という方は、多くの場合、ローンを二重で契約するでしょう。
ローンを二重・三重に契約する、オーバーローンをすると、以下の7つの負担が増えるデメリットがありますよ。
車のオーバーローンをするデメリット7つ
- 返済期間が長くなる
- 返済する利息額が増える
- 毎月の返済負担が大きくなる
- ローン審査に影響する
- さらにオーバーローンしてしまう可能性
- 残債のせいで買い替えられない
- ローンは原則キャンセルできない
特に大きなデメリットとしては、「返済期間が長くなる」「返済する利息が増える」などの金銭的な負担が大きくなるところでしょう。
次の項目から、車のオーバーローンをするデメリットについて1つ1つお伝えしていきますので、参考にしてくださいね。
車のオーバーローンによるデメリット①【返済期間が長くなる】

まず始めにお伝えする、車のオーバーローンをするデメリットは、「返済する期間が長くなる」ことですよ。
既にローンを返済している状態で、新たにローン契約をすると、全ての借り入れ額を返済するための期間が長くなるでしょう。
例えば、200万円のローンを返済途中2年目で、新たに500万円の借り入れをすると、トータルで約621万円(※)の返済をしなければいけません。
(※)金利1%、5年間で返済した場合
また、500万円のオーバーローン後に、それまで毎月返済していた額と同じくらいに抑えようとすると、約17年かかる計算になりますよ。
車のオーバーローンによるデメリット②【利息の金額が増える】

次にお伝えする、車のオーバーローンをするデメリットは、「利息の金額が増える」ことですよ。
ローンを返済しているときに二重・三重のオーバーローンをすると、支払う利息の金額も増えていくんです。
具体的に言うと、200万円のローン返済2年目で500万円のオーバーローンをすることで、約125,520円の利息金額が増えるのです。
そのうえ、毎月の返済金額を抑えたり、返済期間を長くしたりすれば、より一層利息の金額が増えることになるでしょう。
車のオーバーローンによるデメリット③【毎月の返済負担が大きくなる】

続いてお伝えする、車のオーバーローンによるデメリットは、「毎月の返済負担が大きくなる」点ですよ。
既に契約しているローンに併せてオーバーローンすると、毎月支払っている返済額が増える場合があります。
例えば、返済期間5年・200万円で毎月34,187円を支払う場合、オーバーローンで500万円を借り入れすると、毎月の返済額が約106,152円になるんです。
金利が上がったり、借り入れ額が増えたりすると、返済負担がさらに大きくなるかもしれませんよ。
車のオーバーローンによるデメリット④【ローン審査に影響する】

4つ目にお伝えする、車のオーバーローンによるデメリットは、「今後のローン審査に影響がでる」ことですよ。
カーローンは、基本的に他のローンの審査には大きな影響がありません。
しかし、金融機関側で返済能力がないと判断されたら、クレジットカードなどの審査が厳しくなるかもしれませんよ。
「新しい車の返済が大変かも」という場合、他のローンの審査が厳しくなるかもしれませんので、注意しましょう。
車のオーバーローンによるデメリット⑤【さらに借り入れしてしまう恐れ】

5つ目にお伝えする、車のオーバーローンによるデメリットは、「さらにオーバーローンで借り入れしてしまう可能性がある」ことですよ。
車の事故や故障など、買い替える場面で、残債が残っている状態で二重三重のローンを重ねてしまうかもしれません。
すでにオーバーローンをしている場合、さらに返済負担が大きくなりますよ。
「オーバーローンを既にしている…」という方は、事故や故障によってさらに借り入れする可能性があるかもしれないので、覚えておきましょう。
車のオーバーローンによるデメリット⑥【残債のせいで買い替えられない】

6つ目にお伝えする、車のオーバーローンによるデメリットは、「残債のせいで買い替えられない」ことですよ。
車を乗り換えるときに、オーバーローンの残債が残っているせいで、買い替えにくい場合があるかもしれません。
「返済が終わってから乗り換えたいな」という場合、ローンの残債による毎月の支払いがネックになるでしょう。
車を定期的に買い替えたい方や、新しい車に目がない方は、なるべくオーバーローンを避けてみてくださいね。
車のオーバーローンによるデメリット⑦【ローン契約は原則キャンセルできない】

最後にお伝えする、車のオーバーローンによるデメリットは、「ローン契約は原則キャンセルできない」ことですよ。
カーローンは契約すると、途中で解約はできません。
唯一、車にかかるローンをなくす方法は、車両自体を売却する他にありません。
そのため「オーバーローンをしてしまったせいで返済が大変…」という場合、キャンセルはできないことを覚えておきましょう。
また、車両を売却するときの下取り額は以下の表の通り、年々下がりますよ。
経過年数ごとの下取り金額の推移 |
|
新車から経過した年数 |
下取り金額の推移(新車を100%とする) |
1年 |
70% |
3年 |
60~70% |
5年 |
40~60% |
8年以上 |
0~5% |
もしかすると、売却額がローン返済額と相殺できない恐れがありますので、注意しましょう。
オーバーローンによる返済負担を軽くする5つの方法

「もうすでにオーバーローンしている」「毎月の返済がきつい」という方は、ローンの負担を軽くする方法を活用してみましょう。
車は、ローンの返済額を除いても年間20万円以上の維持費がかかるんですよ。
これからお伝えする、ローンの返済負担を軽くする方法を活用すれば、維持費を抑え浮いたお金を支払いに充てられるでしょう。
車を買わずにシェアリングで借りる
「欲しい車があるけど、乗る回数は少ないな」という方は、車を買わずにシェアリングサービスで借りることをオススメしますよ。
使いたいときだけ借りて利用すれば、年間20万円以上の維持費がかかりません
シェアリングサービスのアース・カーでは、最安で希望車を借りられますよ。以下のリンクから申し込んでみましょう。


カーシェアリングで車を貸し出す
「気に入ってる車だから手放したくない」「でも維持費を抑えたい」という方は、愛車を貸し出すことをオススメしますよ。
カーシェアリングサービス「エニカ」は個人間で車の貸し借りができるため、貸した分だけレンタル料をもらえます。
場合によっては、維持費やローン返済額を余裕を持って返済できるかもしれません。
ちなみに招待コード「roverrin」を入力すれば、1ヶ月間サービス手数料が無料になり、お得ですよ。
まずは、以下のリンクからエニカ公式アプリをダウンロードしてみてくださいね。
自動車保険を見直す
「毎月の支出の見直しをして、返済額の足しにしたいな」という方は、自動車保険を見直してみましょう。
自動車保険の見直しをすることで、年間2〜5万円の保険料をお得にできるかもしれませんよ。
インズウェブでは、最大20社の相見積もりができるため、あなたにピッタリな保険がきっと見つかるでしょう。
以下のリンクで詳しく見てみてくださいね。


最安の駐車場に替える
車を保管しておく駐車場を見直すことも、ローン返済や維持費節約に繋がりますよ。
PMCマンスリーパーキングでは、相場の3割安い駐車場を検索できますよ。
特に都市部に住んでいる方は、駐車料金の節約を実感できるので、一度探してみてくださいね。


自宅の駐車場を貸し出す
「自宅のスペースが余っている」という方は、駐車場を貸し出して収入を得ることをオススメしますよ。
特Pでは、個人所有の敷地を借りたい方へマッチングしてくれるサービスです。
貸し出した駐車場で、副収入を得れば、オーバーローンの返済による負担を減らせるでしょう。

【まとめ】返済できるローン契約を結ぼう

本記事では、車のオーバーローンによるデメリット7つと、返済の負担を軽減する方法についてお伝えしてきました。
好みの車や、魅力的な車両に出会ってしまうと、衝動的に欲しくなる方もいるでしょう。
しかし、勢いで購入したあとに待ち構えている、ローン返済で苦しむ方も少なくありません。
「あの車両を絶対買いたい!」というときは、必ず返済シミュレーションをして、返済計画を立てておきましょう。