あなたは「自動車保険の見直しをしている」「車両保険っていらないって聞くけど、理由が知りたいな」と思っているのではないでしょうか。
車両保険の加入率は全体で46.5%(※)と言われており、なんで車両保険に入らない人がいるのか気になるところですよね。
(※)出典:損害保険料率算出機構
そこで本記事では、車両保険がいらない理由を7つに分けて紹介していきますね。
車両保険がいらない理由7つ
- 車の価値が低く、下りる保険額が安い
- 古い車だと保険料が高くなるから
- 修理費を自分で支払えるから
- そもそも運転をあまりしない
- 月々の保険料を節約するため
- 車両保険を使うと等級が下がるから
- 車両保険を使うメリットが少ないから
この記事を読めば、車両保険は必ずしも必要ではないことが分かり、保険の見直しをするときの判断材料になるはずです。ぜひご覧くださいね。
Contents
車両保険がいらない理由①「時価額が低く、補償額が安い」
まず始めにお伝えする、車両保険がいらない理由は、「車の時価額が低く、補償される金額が安い」ところですよ。
基本的には、車両の時価額よりも多く保険料が下りることはない(※)ので、低価の車には必要ないかもしれません。
全損時諸費用特約(車両保険金額の10%)、車両超過修理費用特約(30~50万円程度)などのオプションに加入していれば、修理費に補填できるでしょう。
しかし、全損時諸費用特約や車両超過修理費用特約は、車両保険とは別途費用がかかるため、毎月の保険料が高くなりますよ。
クラシックカーなど希少価値の高い車を所有しているなら、万が一の事故に備えて車両保険に加入した方が良いかもしれませんね。
車両保険がいらない理由②「古い車は保険料が高いから」
次にお伝えする、車両保険がいらない理由は、「古い車は保険料が高くなる」からですよ。
あなたがもし古い車や旧車を所有していて、車両保険に加入する場合、「故障のリスクが高い」「修理費が高くなることが多い」という理由から、保険料が高くなることが考えられますよ。
「希少価値の高い車だから修理費が高くなるかもしれないな」という時は、緊急時の資金を調達するべく、車両保険に加入しておいた方がいいかもしれません。
しかし、古い車を通勤の足や日常生活の移動手段だけで所有しているなら、車両保険に見合うだけのメリットは少ないかもしれませんよ。
車両保険がいらない理由③「修理費を自分で払えるから」
3つ目にお伝えする、車両保険がいらない理由は、「車の修理費を自分で払える」からですよ。
車両保険に加入する大きな理由として「緊急時の資金を調達して、修理をするため」でしょう。
しかし、実際に車両保険を利用する場面は少なく、軽微な修理は自分で修理費を支払うケースが多いんですよ。
⭕️車両保険について
車両保険は必要ありません。
理由
保険に入れば万が一のときも安心と思うかもしれませんが、実は使わないケースもよくあるからです。
保険を一度使うと、翌年から保険料が上がります。結果、保険を使わない方がお得というケースもある。
車両保険は自動車保険の一部です!
出典:X(旧twitter)
事実、修理費を自分で支払える場合、車両保険の加入は必須ではありません。自分で修理に必要な費用を負担できる余裕があれば、保険料を節約できるでしょう。
車両保険がいらない理由④「そもそも運転をあまりしない」
4つ目にお伝えする、車両保険がいらない理由は、「そもそも運転をあまりしない」ことですよ。
まず、そもそも運転をあまりしない場合、事故に遭う確率が低いため、車両保険の必要性が薄れます。
また、自分の保有する車が古い・時価額が低い場合、車両保険の保険料と修理費用のバランスが取れないこともあります。
逆に運転をあまりしなくても「高級車に乗っている」「毎月のローン支払いが大変」という方であれば、車両保険で緊急時の資金を確保できるため、加入をしておいた方が良いでしょう。
車両保険がいらない理由⑤「月々の保険料を節約するため」
5つ目にお伝えする、車両保険がいらない理由は、「月々の保険料を節約するため」ですよ。
ここまでお伝えしてきて、車両保険を外すと保険料が安くなると察しがつく方もいるかもしれません。
実は、車両保険を外すことで、被保険者の年齢・車種・初度登録年によって金額は変わりますが、年間3~5万円程度安くなる傾向にあるんですよ。
浮いたお金を貯蓄したり、運用したりすることで、下りる保険額以上に自由に使える資金を増やせるでしょう。
「自分が加入している自動車保険はもっと安くなるのかな」と気になる方は、複数の保険会社から一括見積もりできるインズウェブがオススメですよ。後ほど詳しくお伝えしていきますね。
車両保険がいらない理由⑥「保険を使うと等級が下がるから」
6つ目にお伝えする、車両保険がいらない理由は、「保険を使うと等級が下がる」からですよ。
車両保険を使うと、保険の等級(ノンフリート)が1〜3下がり、毎月の保険料が高くなるんですよ。まずは等級が下がる場面をご覧くださいね。
等級ダウンによる年間保険料の変動(※) | ||
1等級ダウン | 3等級ダウン | |
次年度 | 41,000 | 45,000 |
2年後 | 30,000 | 44,000 |
3年後 | 30,000 | 41,000 |
4年後 | 30,000 | 30,000 |
5年後 | 30,000 | 30,000 |
(※)条件
年間保険料30,000円、現在の等級「20等級」の場合。
出典:ソニー損保
上記の表を見れば、等級が下がることで、年間保険料が高くなることが分かるでしょう。
車両保険で下りた金額と、これから自分が支払う保険料のバランスを1度確認する必要がありますね。
車両保険がいらない理由⑦「メリットが少ないから」
最後にお伝えする、車両保険がいらない理由は、「加入するメリットが少ないから」ですよ。
車両保険に入らない理由として、メリットが少ないと感じる方もいます。確かに、車両保険には自然災害や盗難時に保険が下りるといったメリットや、自己負担分をカバーできる点があります。しかし、一方でデメリットも存在しますよ。
車両保険のメリット
- 自然災害や盗難時も保険が下りる
- 自己負担分をカバーできる
車両保険のデメリット
- 保険を使うと等級が下がる
- 毎月の保険料が高くなる
- 軽微な修理は自費で支払うことが多い
車両保険に加入することで自己負担分をカバーできるメリットはありますが、軽微な修理は自費で払うことが多いため、実際に保険を使う機会は少ないでしょう。
反面、新車などの時価額が高い車両を所有している時は、下りる保険額が高いので加入しておいても良いかもしれませんね。
車両保険に入らないデメリット
「じゃあ、車両保険は外して自動車保険を見直してみようかな」という方は、併せて車両保険に入らないデメリットを知っておきましょう。
車両保険に入らないデメリット
- 車両盗難時の補償がない
- 自然災害による損害補償がない
- 修理費を自費で支払う必要がある
ちなみに、車両保険で補償できる内容としては、以下の内容になっていますよ。
車両保険で補償できる内容
- 車・バイク・自転車との事故
- 電柱・建物との事故
- 当て逃げ・盗難・いたずら・落書き
- 窓ガラスの損害・飛び石
- 転覆・墜落
- 地震・噴火・火災・爆発・台風・洪水・高潮など
上記を見ると、自然災害による損害、他者からの損害にもカバーしてくれるメリットがあることが分かるでしょう。
「地震とか津波で損害を受けた時が不安」「車が水没したらいやだな」と心配な方は、車両保険を検討してみてもいいかもしれませんね。
【まとめ】複数の保険会社を比較してみよう
今回は、車両保険がいらない理由7つと、加入しないデメリットについてお伝えしてきました。
車両保険は必ずしも加入するべきものではなく、あくまで選択肢の1つだということが分かったでしょう。
ちなみに、判断材料の1つとして、車両保険に入らなくても良い条件についてまとめましたので、参考にしてくださいね。
車両保険に入らなくても良い条件
- 修理費を自費で支払える
- 保険料を安くしたい
- 等級を下げたくない
- 初度登録から9年経過している
- 車両の価値が底値になっている
また、自動車保険の見直しを検討している方は、自動車保険見積もりサイトの「インズウェブ」を活用してみてくださいね
インズウェブでは、最大20社の中から、あなたの求める補償内容でお得な保険が見つかるはずです。
まずは、インズウェブの特徴について以下の記事でまとめていますので、ぜひご覧くださいね。