「5万km超えてきたからもう乗り換え」という方を周りで多く見かけるかもしれません。しかし、車はメンテナンスをすれば20万kmも維持できるんですよ。
定期的なメンテナンスをすれば、10年、20年と長く乗り続けることができ、維持費を抑えることにもつながるでしょう。
本記事では、愛車に20万km以上乗り続けられるようになるメンテナンスについてお伝えしていきます。
この記事を読めば、あなたの愛車をずっと維持できるだけでなく、維持費を抑えることにもつながるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
これさえ守れば20万㎞超えても安心!マイカーのメンテナンス
マイカーのメンテナンスは車を長く使うためには欠かせません。
筆者は、現在23万㎞以上も走行している車を所持しており、以前の車も20万㎞を超えていましたが、一度もトラブルが起こることなく安全に運転していました。
一般的には「10万㎞走行したらそろそろ交換時期かな」と思われるかもしれません。
今回は、そんな驚くべき走行距離を実現するために、筆者が心がけているメンテナンスを紹介します。この記事を読めば、あなたの愛車も20万㎞を超えて安心して乗ることができるでしょう。
マイカーを長持ちさせるメンテナンス
- タイヤの空気圧をチェック
- 異変を感じたら車屋へ行く
- 定期的なオイル交換
- 定期的な洗車をする
- 修理交換をケチらない
20万㎞以上走れるメンテナンス①【タイヤの空気圧をチェック】
まず始めにお伝えする、20万㎞以上走れるメンテナンスは、「タイヤの空気圧をチェック」することです。
タイヤの空気圧を定期的にチェックすることは、安全に長距離を走るための基本です。
タイヤの摩耗や状態の異常を早期に発見し、バーストやパンクを防ぐことができます。
ロードサービスのJAF調べによると、出動内容として全体の2割がタイヤのパンクやバーストによるものだそうです。
釘やネジによるパンクやバーストも混みこみの件数ですが、その中には空気圧不足によるタイヤのトラブルがあったそうです。
筆者は給油のたびに必ず空気圧を確認し、推奨気圧に調整しているため、今までパンクやバーストを経験したことがありませんでした。
タイヤの空気圧は、運転席ドアの内側にあるラベルで確認できるため、常に適正値を保つよう心がけましょう。
20万㎞以上走れるメンテナンス②【異変を感じたら車屋へ行く】
次にお伝えする、20万㎞以上走れるメンテナンスは、「異変を感じたら車屋へ行く」ことです。
車の運転中に異音が聞こえる場合、それは駆動部分の不具合の兆候です。
例えば、走行中のゴトゴト音やキュルキュル音は放置すると、重大な不具合に繋がる可能性があります。
過去に筆者は、走行中のゴトゴト音が気になり、車屋さんへ持ち込んだところ、タイヤを締めているナットが緩んでいたことがありました。
最悪の場合、タイヤが外れて事故につながり、車自体も大きく破損しかねませんでした。ちょっとした異音や異臭に気づいたら、すぐに専門店に持ち込んでみましょう。
20万㎞以上走れるメンテナンス③【定期的なオイル交換】
3つ目にお伝えする、20万㎞以上走れるメンテナンスは、「定期的なオイル交換をする」ことですよ。
オイル交換はエンジンの健康を保つために欠かせません。筆者は半年ごとにオイルとオイルエレメントを交互に交換し、エンジントラブルによる故障を未然に防いでいます。
車は年式が古くなればなるほど、エンジン内部に燃焼カスと呼ばれるスラッジがたまりやすくなります。
エンジン内部の機械同士の摩擦や、燃焼時に残ってしまった酸化物質がたまり続けると、エンジンオイルがドロドロしてしまい、最悪の場合、固着してしまいかねません。
筆者が所有している車は20万㎞越えなので、半年または5,000kmごとにオイル交換・オイルエレメント交換を交互に行っており、依然としてトラブルにあったことがありません。
20万㎞以上走れるメンテナンス④【定期的な洗車をする】
4つ目にお伝えする、20万㎞以上走れるメンテナンスは、「定期的な洗車をする」ことですよ。
定期的な洗車は、車の美観を保つだけでなく、各部のトラブル早期発見にも役立ちます。筆者は月に一度の洗車を心がけ、異常部分を見逃さないようにしています。
洗車時に細部までチェックすることで、サビや故障予備軍を発見し、早期対応が可能となります。これにより車の寿命を延ばし、常に快適なドライブを楽しむことができます。
筆者も、以前乗っていた車では、洗車時にボンネット内部に水が侵入して、部品に当たってしまっていたことが気になり、車屋さんに持ち込んだことがあります。
結果として、ボンネットと車体の隙間を埋めるシーリングが劣化しており、放置していたらエンジンがサビだらけになっていたというものです。
20万㎞以上走れるメンテナンス⑤【修理交換をケチらない】
最後にお伝えする、20万㎞以上走れるメンテナンスは、「修理交換をケチらない」ことです。
これは、簡単にいうと、修理交換に必要なパーツは「新品」または「高品質」なものに替えるということです。
筆者もかつては中古品、いわゆる「リビルト品」を使用していましたが、結局早い段階での再故障を経験。その後、新品パーツを使用するようになってからは、交換頻度が極端に減りました。
品質の高いパーツに修理交換することは、長寿命車両への第一歩です。安く済ませようとして、さらに多くの金額がかかるよりかは、多少のコストがかかることも覚悟し、品質を第一に考えた選択を心がけましょう。
車にかかる維持費を節約する方法を知って、より長く乗ろう
車の維持費を節約しつつ長く乗りたいと考える人は多いでしょう。
そもそもの車にかかる年間維持費は、車検や自動車税などを含めると約10~20万円以上かかると言われており、走行距離が長くなればなるほど、よりコストが膨らみますよね。
車にかかる維持費を節約することで、浮いたお金を使って、修理交換費用に充てたり、急な出費に備えたりすることができるでしょう。
ちなみに、当メディアでは、車にかかる維持費を抑える方法をいくつか紹介しています。ぜひ併せてご覧くださいね。
長く乗り続けるなら故障のリスクにも備えておこう
パーツの劣化は時間とともにやってくるため、故障に備えることも大切です。
車両の修理を迅速にするために、あらかじめ保険の見直しやロードサービスの会員になることをおすすめします。
きちんとメンテナンスをしていても、予期せぬトラブルは起きてしまうものです。
故障のリスクに備えるために以下のチェックをしておくことをオススメしますよ。
トラブルに備えたチェック5つ
- 加入している保険のロードサービス内容
- 自動車保険の車両保険内容
- ロードサービスで運んでくれる距離
- 故障した際の保険会社の連絡先
- 車両が故障した時の動き方
これにより、万が一のトラブル時でも安心して対応でき、愛車と長い時間を共にするための準備を整えることができるでしょう。
車は定期的なメンテナンスを行えば30万㎞も夢じゃない
定期的なメンテナンスがしっかり行われている車ならば、30万㎞以上の走行も夢ではありません。
車は手をかけてあげれば、古い年式であってもまだまだ現役で活躍することができます。
現に、40~50年も前に製造された車が今でも道路を走っていることも珍しくありません。
ちなみに1966年式のvolvo P1800が世界で最も長い距離を走った車としてギネス認定を受けたそうです。
その距離、実に480万km超。年式も40年以上経過しているんですよ。
長く乗り続けることで、その車との思い出も一層深いものになるかもしれませんね。
【まとめ】愛車を大事に乗り続けよう
今回は、20万km以上マイカーに乗り続けられるメンテナンス方法について話してきました。
今回紹介したメンテナンスを実践し続けることで、あなたの愛車も長い間安全に乗ることができるでしょう。
愛車をしっかりとメンテナンスすることは、ドライバーの責任でもあります。
これからも愛車を大切にし、快適で安全なドライブを楽しんでくださいね。