あなたは、「エニカってトラブルが多いイメージがある」「盗難・乗り逃げされるって本当?」と気になっているのではないでしょうか。
エニカは、2015年サービス開始したカーシェアリングサービスです。
エニカ利用者の中には、便利な個人間サービスを悪用しているユーザーが少なからずいます。利用するうえで気になってしまいますよね。
そこで本記事では、「エニカ利用時に起きた乗り逃げ・盗難の事例や、3つの対策」についてお伝えしています。
この記事を読めば、エニカ利用時に乗り逃げされない対策や、対処法について分かるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
エニカで起きた乗り逃げ・盗難の事例
エニカでは、悪質なドライバーが乗り逃げして、転売するケースが起きていますよ。
中には、希少価値の高い車が乗り逃げされて、600万円で売買されています。
エニカで予約したドライバーにクルマを貸し出したあと、A氏が知らないところで別の人物に乗り換えられて、関東地方の中古車店(事前に地域掲示板『ジモティー』の中古車販売コーナーにて商談成立)に直行。中古車店に向かう間にGT-Rから車検証を探し出してコピーし免許証と委任状を偽造。その後、中古車店にクルマを持ち込んで600万円を受け取り、「譲渡証明書と印鑑証明はのちほど届ける」といわれた中古車店は「個人売買ではよくあること」と思って待っていたが連絡なしだったようです。そのため、車内にあった書類からA氏の連絡先を知って電話をしたところ、エニカで貸し出し中であることが分かったといいます。出典:くるまのニュースより
エニカは車をシェアするまでに、チャット機能を用いて双方のコミュニケーションをするため、乗り逃げされる確率は低いです。
しかし、油断してシェアする相手を見極めないと、乗り逃げされる可能性がありますよ。
次の項目では、乗り逃げや盗難されやすい車についてお伝えしていきますね。
エニカで乗り逃げ・盗難被害されやすい車
エニカで車をシェアするうえで、乗り逃げ・盗難されやすい車を把握しておくことが大事ですよ。
近年、海外で人気な車種や、車両価格が高額な車が盗難被害に遭いやすいです。以下の3つが被害に遭いやすい車種ですよ。
- 盗難されやすい車種
- 「JDM」の車
盗難されやすい車種
2020年11月時点で、盗難被害に遭っている車(出典:【2020年11月調査】第22回自動車盗難事故実態調査結果)は以下の通りですよ。
- ランドクルーザー 25件
- プリウス 22件
- レクサスLX 22件
- クラウン 9件
- アルファード 5件
- ハリアー 4件
- ヴェルファイア 3件
特に盗難被害に遭っている車は「ランドクルーザー」で、25件もの被害が起きていますよ。
また、ランドクルーザーは中東などで高い人気を持っており、盗難被害が多数確認されていますよ。
エニカでシェアしている車が、盗難されやすい車種であれば、より一層注意が必要ですよ
「JDM」の車
国産スポーツカーである「JDM」関連の車も、乗り逃げ・盗難されやすいですよ。
JDM関連の車は、海外で人気が高く、高い金額で取引されていることが多いですよ。
JDMは、Japanese domestic marketの略であり、日本国内市場を表します。
本来ならば日本で普通に販売している状態がJDMなのですが、現在では「アメリカ人が日本仕様にカスタマイズした車」、もしくは「25年ルールで輸出が可能になった右ハンドルの日本車」を「JDM」と呼んでいます。
しかし、25年ルールの車両に関しては、オリジナルコンディションでも「JDM」として認識されており、最近は「JDM」=カスタマイズとは言い切れない部分もあるようです。出典:旧車王
場合によっては、盗難後に車両を分解して、現地で組み立てをする事案もあるそうです。
乗り逃げ・盗難する人の特徴・傾向
エニカで乗り逃げや盗難する人の特徴は、以下の通りです。参考にしてくださいね。
- ドライバーの詳細が不明
- 車を借りる目的が不鮮明
- 登録者以外の人が待ち合わせ場所に来る
- 意思疎通が取れない外国人
また、エニカで乗り逃げをする人は、1人だけでなく複数人のチームで行なうケースが多いです。
そのため、車を受け取りに来た人とは別の人が主犯なので、一度受け渡してしまうと、車を取り戻すことが難しいですよ。
エニカで車をシェアする際は、必ず「登録者自身が受け取りする」「車を貸す人を深く知る」ことが大事になってくるでしょう。
エニカ利用時に乗り逃げされたときの対処法
エニカで「相手を詳しく知って、信頼していたけど乗り逃げされてしまった」という場合のために、対処法をお伝えしておきますね。
エニカを利用していて、相手に乗り逃げされてしまった場合は、まずAnyca(エニカ)運営局へ連絡する必要があります。
エニカには、車両盗難・詐欺横領の補償をしてくれる「カーシェアプロテクト」を利用できますよ。
カーシェアプロテクトを適用させるために、エニカ運営局に連絡してくださいね。
エニカで乗り逃げされないための対策
エニカを利用するうえで、乗り逃げされない対策をしておくことも大事ですよ。以下の3つの項目を実践してみてくださいね。
- 信頼できる人か見極める
- 車両にGPSを付ける
- 登録者自身が運転しているか
エニカで車をシェアするなら、1番に「相手が信頼できる人なのか」を見極める必要があります。
次の項目では、エニカ利用時に乗り逃げされないための3つの対策を順番にお伝えしていきますね。
エニカで乗り逃げされないための対策①【信頼できる人か見極める】
1つ目に紹介する、エニカ利用時に乗り逃げされない対策は、「信頼できる人か見極める」ことですよ。
エニカ利用時にトラブルが発生する大きな原因は、「ルールを守らない人に車を貸してしまう」ことですよ。
大切な車をシェアするなら、ルールやマナーを守ってくれる人に利用してもらった方が、オーナーとして安心できますよね。
シェアする相手を見極めるために、以下の5つの項目を調べてみると良いでしょう。
- プロフィールが充実しているか
- 運転歴はどのくらいなのか
- 今まで運転したことがある車種
- エニカの利用履歴やレビュー
- シェアするうえでの目的地や使用目的
エニカで乗り逃げされないための対策②【車両にGPSを付ける】
2つ目に紹介する、エニカ利用時に乗り逃げされない対策は、「車両にGPSを付ける」ことですよ。
エニカを利用している方の中には、少なからず悪質なドライバーがいるかもしれません。
万が一、悪質なドライバーに車をシェアしてしまった時のために、「搭載型GPS」を付けておくことをオススメします。
「どんなGPSを付けたらいいか分からない」という方は、以下のGPSを使ってみてくださいね。
また、車両にGPSを搭載する場合、目につく場所に置くと、悪質なドライバーが意図的に外してしまうかもしれません。
座席の下や、車の底面に設置などして、GPSを人目に付かないようにしてくださいね。
エニカで乗り逃げされないための対策③【登録者自身が運転しているか】
3つ目に紹介する、エニカ利用時に乗り逃げされない対策は、「登録者自身が運転しているか」ということです。
エニカで乗り逃げや盗難をする方の特徴として、「登録者以外の人が車を受け取りに来る」ことがあります。
車の窃盗犯は単独ではなく、複数人で行なうケースが多いため、エニカで車を受け渡しする際は必ず登録者自身にシェアするようにしましょう。
「エニカでの乗り逃げ・盗難対策をしたけど、盗まれたときは補償が下りるの?」と気になる方もいるかもしれません。
次の項目では、エニカ利用時に乗り逃げ・盗難された際に適用される車両保険についてお伝えしていきますね。ぜひ参考にしてくださいね。
エニカで乗り逃げされたときの対策「車両保険を適用させる」
エニカ利用時に乗り逃げ・盗難された際に適用される車両保険は「カーシェアプロテクト」ですよ。
カーシェアプロテクトは、オーナー自身が3つのプランから選ぶ車両保険であり、プランごとに下りる保険金額が異なりますよ。
カーシェアプロテクトの保険料 | |||
車両保険・詐欺横領補償 | ドライバー負担料(日額) | オーナー負担料(シェア受け取り金額から負担) | |
ライト | 300万円 | 3,000円 | 25% |
スタンダード | 600万円 | 3,300円 | 30% |
プレミアム | 1000万円 | 3,800円 | 35% |
カーシェアプロテクトの保険料は、車両本体価格に応じて、プランを選ぶことをオススメします。
「急な修理費用や、盗難のリスクへの不安が大きい」という方は、プレミアムプランに加入してみましょう。
また、エニカの保険「カーシェアプロテクト」の保険料について、詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
【まとめ】エニカを上手に使いこなそう
今回は、カーシェアリングサービス「Anyca(エニカ)」で、乗り逃げ・盗難されない対策について詳しくお伝えしてきました。
エニカは2015年からリリースされたサービスであり、登録者数が50万人を突破しています。
登録者数の分だけ、様々な方がいるため、車を貸す相手の見極めをしておかないと、トラブルにつながってしまうかもしれません。
エニカは、好きな時に好きな車に乗れる便利なサービスです。利用者を見極めて上手にサービスを利用してみてくださいね。
また、エニカでは初回利用でクーポンコードを使うと、お得な料金で利用できますよ。以下の記事も併せてご覧くださいね。