「塗装表面が凸凹」ウォータースポットの特徴や対策を紹介

あなたは「ウォータースポットについて知りたい」「車に長く乗り続けるために対策があるのかな」と気になっているのではないでしょうか。

ウォータースポットは、雨水と紫外線が当たることで、車の塗装へ悪影響を与えてしまう現象のことです。

本記事では、ウォータースポットの特徴や対策についてお伝えしていきます。

この記事を読めば、あなたの大事な愛車を美しく保ち続けられるでしょう。

ウォータースポットは雨と紫外線によって起こる

「そもそもウォータースポットってなんで起きるの？」とメカニズムについて知りたい方もいるでしょう。

ウォータースポットは、雨などの水滴が日光の熱を集めて、ボディの塗装面にダメージを与えてしまうんです。

言い換えると、虫眼鏡で太陽光を集めて、エネルギーを一点集中させて熱が発生する原理と同じですよ。

ウォータースポットは、ボディ表面の塗装にダメージを与え、クレーターのような凸凹を作ってしまうのです。

ウォータースポットが起こると塗装表面に穴をあけてしまう

水滴や紫外線の影響によって、ウォータースポットが起こると、塗装表面に穴を空けて劣化させてしまいます。

塗装表面を劣化させてしまうと、チョーキング現象も引き起こしかねません。

チョーキング現象を引き起こさないためにも、ウォータースポットを防いでくださいね。

以下の記事では、チョーキング現象についてお伝えしていますので、併せてご覧くださいね。

ウォータースポットが起きたらどうすればいいのか？

「じゃあ、ウォータースポットが起きたらどうすればいいの？」というときは、研磨して削るようにしましょう。

ウォータースポットの研磨は、セルフで行ったり板金塗装専門のお店に依頼したりすることをオススメしますよ。

もしあなたが作業に慣れていて、ウォータースポットの症状が軽いものであれば、コンパウンドで研磨することができるかもしれませんよ。

逆に作業に不慣れな方は、自分で無理に研磨せずに、専門店で依頼しましょう

ウォータースポットを起こさない3つの対策

ウォータースポットを事前に起こさないためには、以下の3つの対策がオススメですよ。

特にウォータースポットの対策に効果的なのは、「ボディに水滴をつけない」「すぐに雨水が流れるようにしておく」ことですよ。

ちなみに、東京都だと9〜10月の降水量が1年の中で多い（※）ため、夏〜秋のウォータースポット対策が大事です。

（※）出典:気象庁-過去の気象データ検索 より

1991〜2020年の月ごとの平均降水量、東京都に限定

次の項目から、ウォータースポットを起こさない対策について、1つ1つお伝えしていきますね。

ウォータースポットを起こさない対策①【こまめに洗車する】

まず初めにお伝えする、ウォータースポットを起こさない対策は、「こまめに洗車する」ことですよ。

ウォータースポットが起こる原因として、油膜や汚れが水を吸着してボディ表面に長く残留してしまうことでしょう。

ウォータースポットを防ぐためには、油膜や汚れを落として、常にキレイな状態にしておきましょう。

シャンプー

洗車時のシャンプーは、水切れの良いシュアラスターゼロシャンプーがオススメですよ。

油膜や汚れを即座に落として、水滴を弾いてくれるようになるでしょう。

高圧洗浄機、泡シャンプーノズル

「自宅で洗車することが多い」という方は、ケルヒャーK5と専用泡シャンプーノズルを使えば、作業の負担軽減に繋がりますよ。

高圧洗浄で汚れを落としつつ、泡シャンプーを噴霧してくれるため、洗車がはかどるでしょう。

クリーナー

鉄粉や動物のフンが付いていると、塗装表面の劣化を促進してしまうため、専用のクリーナーを使うことをオススメしますよ。

クリーナーは洗車後のワックスやコーティングの前に行なっておきましょう。

ウォータースポットを起こさない対策②【ワックスやコーティングをする】

続いてお伝えする、ウォータースポットを起こさない対策は、「ワックスやコーティングをする」ことですよ。

洗車後に汚れが付かないようにしておくことで、ボディに水滴が残りにくくなり、ウォータースポットを防ぐ効果が期待できます。

ワックス

ワックスは約2〜3週間ごとの施工が推奨されており、車の手入れをこまめにしたい方にオススメですよ。

特にシュアラスターマンハッタンゴールドジュニアは、最高級カルナバ蝋が含まれており、特別なツヤ感を出せるでしょう。

コーティング

コーティングは、約2〜6ヶ月の持続力があるため、「車の手入れが面倒くさいな」という方にオススメなメンテナンスアイテムですよ。

ワックスよりもツヤ感は劣りますが、撥水効果を高く期待できるため、ウォータースポットの対策にオススメでしょう。

コーティングのオススメはシュアラスターゼロプレミアムですよ。噴霧したら拭き取るだけで簡単に施工できますよ。

ウォータースポットを起こさない対策③【屋根付きの駐車場にする】

3つ目にお伝えする、ウォータースポットを起こさない対策は、「屋根付きの駐車場にする」ことですよ。

ウォータースポットは、ボディが汚れていたり、雨水が残留していたりすることで引き起こされる症状です。

愛車からウォータースポットの被害を極力抑えたいなら、「ガレージ」「車庫」「カーポート」などの屋根付きの駐車場がオススメですよ。

そもそもの汚れや雨水をつけなければ、洗車の摩擦を減らし、ウォータースポットの被害を抑えることにつながるでしょう。

また、屋根付きの駐車場で保管するなら、「ボディカバー」を併せて使用することで、より効果的に愛車をキレイに維持できますよ。

【まとめ】ウォータースポットの被害をなるべく抑えよう

本記事では、ウォータースポットの特徴や防ぐ方法についてお伝えしてきました。

ウォータースポットは、水滴と紫外線が交わることで起きてしまう被害であり、知らないうちにボディへダメージを与えてしまっていることが多いです。

今までの車の手入れ方法や、乗り方・維持の仕方を見直してみて、長く乗り続けてくださいね。