あなたは「車を買わない人が増えている」「マイカーを持たないことは賢い」と耳にすることがありませんか。
巷では、「若者の車離れ」と話題に上がり、マイカーを所有する方が少なくなってきた印象です。
本記事では、「車を買わないことは賢い」と言われているワケを7つに分けてお伝えしていきますね。
この記事を読めば、車を所有しないメリットや、マイカーを持っていなくても運転できる方法についてお伝えしていきますね。
Contents
「車を買わないのは賢い」なワケ
車を買わないことは賢いと言われている大きなワケは、「維持費を節約」や「メンテナンスの手間を省ける」ことでしょう。
以下の7つが、車を買わないことで省ける「維持費」や「メンテナンスの手間」ですよ。
車を買わないことで省ける7つの手間
- 車にかかる税金を抑えられる
- 車両購入費用を節約できる
- 毎月支払う自動車保険の節約
- 駐車場代がかからなくなる
- メンテナンス費用が節約できる
- リセールの値下がりを気にしなくて良い
- メンテナンスや手続きの手間
「周りが車持ってるから、自分も持たなくちゃいけないのかな」と悩んでいる方は、買わない選択肢も検討してみるといいかもしれません。
車を買わない生活をするだけでも、年間20万円以上の支出を減らせるので、経済的なメリットはあるでしょう。
車を買わないことが賢いワケ①【税金を節約できる】
まずはじめにお伝えする、車を買わないことが賢いワケは、「自動車にかかる税金を節約できる」からです。
自動車にかかる税金は、以下の3つあり、車両や経過年数などで税額が変わります。
車にかかる3つの税金
- 自動車税
- 自動車重量税
- 環境性能割(旧:自動車取得税)
自動車税
車にかかる自動車税は、「排気量」「新車からの経過年数」によって変わりますよ。
自動車税 | ||
排気量 | 新車~13年未満 | 新車から13年以上経過 |
1000㏄以下 | 29,500円 | 33,900円 |
1000~1500㏄以下 | 34,500円 | 39,600円 |
1501~2000㏄以下 | 39,500円 | 45,400円 |
2001~2500㏄以下 | 45,000円 | 51,700円 |
2501~3000㏄以下 | 51,000円 | 59,000円 |
3001~3500㏄以下 | 58,000円 | 66,700円 |
3501~4000㏄以下 | 66,500円 | 79,400円 |
4001~4500㏄以下 | 76,500円 | 87,900円 |
4501~6000㏄以下 | 88,000円 | 101,200円 |
6000㏄越え | 111,000円 | 127,600円 |
上記の表を見れば、新車から13年経過した1300ccの車両は、年間で39,600円かかることが分かりますね。
自動車重量税
自動車重量税は、車検時に支払う税金であり、「車重」「新車からの経過年数」で税額が決まりますよ。
重量税 | ||||
エコカー | 新車 | 13年経過 | 18年経過 | |
~0.5t未満 | 5,000円 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
0.6~1.0t未満 | 10,000円 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
1.1~1.5t未満 | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
1.6~2.0t未満 | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
2.1~2.5t未満 | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
2.6~3.0t未満 | 30,000円 | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 |
ちなみに、トヨタヤリスだとエコカー減税により、年間15,000円に税額を抑えられます。
環境性能割
環境性能割(旧:自動車取得税)は、車両購入費用の0~3%がかかりますよ。
仮に500万円の普通自動車を購入すると、15万円の環境性能割が発生することが分かりますね。
「車を持っているけど、あまり運転していないな」というときは、一時抹消登録を検討してみてはいかがでしょうか。
一時抹消登録をすれば、車にかかる税金を停めて節税することができますよ。以下の記事を参考にしてくださいね。
車を買わないことが賢いワケ②【車両購入費用を節約できる】
続いてお伝えする、車を買わないことが賢いワケは、「車両購入費用を節約できる」ところです。
車を買わないことで、約200万以上の車輌購入費用を節約することができるでしょう。
平均的な車両購入費用
- 軽自動車 約100~200万円
- セダン 約200~500万円
- ミニバン 約200~400万円
- コンパクトカー 約130~250万円
- クーペ 約300~1500万円以上
- ワゴン 約200~500万円
- SUV 約200~500万円
あえて車を買わない方の中には、「使うときだけレンタル」という、必要時のみ借りているんですよ。
カーシェアリングやリースなどを利用すれば、高額な車両購入費用を節約できるでしょう。
車を買わないことが賢いワケ③【自動車保険がかからない】
3つ目にお伝えする、車を買わないことが賢いワケは、「毎月かかる自動車保険を節約できる」点ですよ。
車に乗るためには、事故のときに補償してくれる自動車保険に加入します。
しかし、そもそもの車を所有していなければ、毎月支払う保険料がかからないのです。
車種によって毎月の保険料が変わりますが、約3,000円以上の費用を抑えられるかもしれませんよ。
また、どうしても車を手放せない方は、インズウェブで一括見積もりをすれば、年間3〜5万円の保険料を節約できるでしょう。
車を買わないことが賢いワケ④【駐車場の費用がかからない】
4つ目にお伝えする、車を買わないことが賢いワケは、「駐車場の費用がかからなくなる」点ですよ。
車を買うと、自宅や仕事場、旅行先での駐車スペースを利用しなければいけません。
車をカーシェアリングやリースで利用すれば、駐車場にかかる費用を抑えられるでしょう。
「駐車場を最安料金にしたいな」という方は、PMCマンスリーパーキングで検索してみましょう。
PMCマンスリーパーキングでは、相場の3割安い駐車場が見つかるためオススメですよ。
車を買わないことが賢いワケ⑤【メンテナンス費用を節約できる】
5つ目にお伝えする、車を買わないことが賢いワケは、「メンテナンスにかかる費用が節約できる」点です。
特に費用がかかるメンテナンスは「タイヤ交換・組み換え」や「オイル・エレメント交換」ですよ。
タイヤやオイルなどは、消耗品であり、定期的なメンテナンスや交換が大事です。
「パーツ交換の頻度を伸ばして節約した」といった場合、深刻な故障に繋がりますので、十分にメンテナンスをしましょう。
車を買わないことは賢いワケ⑥【購入費用は取り戻せない】
6つ目にお伝えする、車を買わないことが賢いワケは、「リセール時に購入費用を取り戻せない」からですよ。
車は新車からの経過年数や走行距離を重ねれば重ねるほど、売却時の下取り額が下がっていきますよ。
「売るときは高値で売却したいな」と思うかもしれませんが、もしかしたら予想よりも安い金額になってしまうでしょう。
ここで、経過年数ごとの下取り金額の変化の表を伝える
リセール時になるべく購入費用を取り戻すなら、こまめに買い替えるか、リセールバリューが高い車両を所有したほうが良いですよ。
車を買わないことが賢いワケ⑦【所有する上での手間がかかる】
最後にお伝えする、車を買わないことが賢いワケは、「所有する上での手間がかかる」ことですよ。
車を所有する上で、「車のメンテナンス」「所有する上での手続き」「運転するときの準備」の手間がかかリます。
車のメンテナンス
車のメンテナンスは、以下の6つあり、どれも定期的に行う必要がありますよ。
- 月1回のタイヤの空気圧チェック
- ラジエター液の補充
- 半年〜1年に1回のオイル・エレメント交換
- 冬場のスタッドレスタイヤ交換
- 4〜5年に1度のタイヤ組み換え
- 月1〜半年ごとの洗車や掃除
所有する上での手続き
車を所有する上で、以下の各種手続きをしないと、公道で運転することができません。
- 自動車税の納税
- 自動車保険の支払い
- 車庫証明申請
- 1〜2年に1度の車検手続き
- 乗らなくなったら廃車手続き
上記の1つでも欠けた状態で走行すると、罰金を課せられるかもしれませんよ。
運転するときの準備
車を運転するときも、天候によって準備が必要になりますよ。
- 雪が降る前にワイパーをあげる
- チェーンの脱着
- 窓ガラスの霜を取る
- 旅先の駐車場を探す
- 通行可能な道路の下調べ
特に、旅行先までのルートを事前に調べておくと、安全に目的地まで運転できるため、ナビの設定なども大事です。
車を買わずに賢く利用する方法
車は買わなくても、カーシェアリングサービスやリースを活用すれば、運転できますよ。
シェアリングやリースを活用すると、税金や車検費用などの維持費を抑えられます。
「維持費はかけたくないけど、車を運転したい」という方は、上記のサービスを活用すると良いでしょう。
シェアリングサービスは、車を所有している全国の個人オーナーから貸し借りするため、あなたの気に入る車両が見つかるはずです。
【まとめ】車を買う・借りるを上手に使い分けよう
本記事では、車を買わないことが賢いワケ7つと、マイカーを所有しないで運転する方法についてお伝えしてきました。
最近では、レンタカーだけでなく、リース・シェアリング・サブスクなどのサービスが充実してくるようになりました。
そのため、一概に車を運転するというのも、多くの選択肢から選べるため、あなたにピッタリな方法があるはずです。
便利なサービスを試してみて、お得な方法で車を運転してみてはいかがでしょうか。