あなたは「親子間で名義変更をする際、必要な書類はどんなものかな」「身内だから手続き方法は一般の申請方法と異なるのかな」と思っているのではないでしょうか。
車の譲渡を親子間で行い、名義変更が必要になったときに、必要な書類を知りたいはずです。
そこで本記事では、親子間で名義変更をする際の必要書類7つと手順と注意点をお伝えしています。以下が今回ご紹介する必要書類7つです。
親子間で名義変更する際に必要な7つの書類
- 車検証
- 譲渡証明書・実印
- 印鑑証明書
- 委任状
- 手数料納付書
- 自動車税申告書・申請書
- 車庫証明書
この記事を読めば、親子間で車の名義変更をする際の手続き方法・手順・注意点を知ることができます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Contents
親子間で車の名義変更をする際の必要書類①【車検証】

はじめにお伝えする、親子間で車の名義変更をする際の必要書類は「車検証」ですよ。
正式名称は、自動車検査証といい、車検を受けるたびに新しい車検証として更新されます。
車検証は、道路運送車両法第66条(※)により携帯が義務付けられているので、違反すると、50万円以下の罰金が課されるかもしれませんよ。
名義変更をする際に必ず必要な書類なので、紛失してしまった場合は、速やかに再発行の手続きを陸運局で行ってくださいね。
親子間で車の名義変更をする際の必要書類②【譲渡証明書・実印】

次にお伝えする、親子間で車の名義変更をする際の必要書類は「譲渡証明書・実印」ですよ。
譲渡証明書とは、もともと所有していた方から新しい所有者へ車を譲渡することを証明する書類です。
旧所有者の実印の押印が必要になるので、あらかじめ準備しておくといいでしょう。
書類の入手方法は、陸運局の窓口かインターネットからダウンロードできるので、事前に準備しておくことをオススメしますよ。
親子間で車の名義変更をする際の必要書類③【印鑑証明書】

3つ目にお伝えする、親子間で車の名義変更をする際の必要書類は「印鑑証明書」ですよ。
正式名称は、印鑑登録証明書といい、市区町村役場に登録されたハンコを公的に認める書類です。
印鑑証明書を発行できる場所
- 区役所の窓口
- オンライン
- 証明書自動交付機
- コンビニエンスストア
実印確認のため、発行してもらう必要があり、上記の4つの場所で入手できるでしょう。
旧所有者・新所有者の発行日から3ヶ月以内の印鑑証明書が必要になりますよ。
親子間で車の名義変更をする際の必要書類④【委任状】

4つ目にお伝えする、親子間で車の名義変更をする際の必要書類は「委任状」ですよ。
委任状は、本人が手続きを行えないとき、他の方が代行で申請するときに必要な書類になります。
親子揃って手続きに行けるのであれば、委任状は必要ありませんが、新しい所有者の方だけが申請する場合、必要になります。
委任状は、ネットでダウンロードできるので、あらかじめ入手して記入しておくことをオススメしますよ。
親子間で車の名義変更をする際の必要書類⑤【手数料納付書】

5つ目にお伝えする、親子間で車の名義変更をする際の必要書類は「手数料納付書」ですよ。
手数料納付書は、名義変更の際に手数料を納めるための書類になります。
手数料分の印紙を購入し、貼り付ければ申請可能です。
こちらの書類は手続き当日に、陸運局の窓口で入手することができますよ。
事前にインターネットでダウンロードすることも可能ですが、陸運局に設置されてある見本を見ながら記入すると、間違いなく申請できるので、参考にしてくださいね。
親子間で車の名義変更をする際の必要書類⑥【自動車税申告書・申請書】

6つ目にお伝えする、親子間で車の名義変更をする際の必要書類は「自動車税申告書・申請書」ですよ。
自動車税申告書・申請書は、名義変更の際に各都道府県の税事務所に対し、変更したことを申告するための書類になります。
陸運局に隣接する税事務所の窓口で、入手することができ、必要事項を記入し、申告することができます。
記入する項目は、車検証に記載されている登録番号・新旧所有者・使用者の氏名などで、見本を見ながら記入できるでしょう。
親子間で車の名義変更をする際の必要書類⑦【車庫証明】

最後にお伝えする、親子間で車の名義変更をする際の必要書類は「車庫証明」ですよ。
正式名称で、自動車保管場所証明書といい、自動車の保管場所が、確保されていることを証明する書類になります。
親子が同居していて、使用者の住所が同じであれば、車庫証明は不必要になります。
また、住所が別な場合は、車庫証明を入手する必要があるので、警察署で手続きを行いましょう。
自賠責・任意保険の名義変更の手続きも忘れずに

自賠責保険は、全ての車の所有者に加入が義務付けられている強制加入保険になり、車検時に更新されていきます。
名義変更の手続きを行わないと、契約更新の手続きのお知らせが届かず、知らないうちに契約期間が切れてしまう可能性も考えられるでしょう。
任意保険は、親子が同居していれば、名義変更を行なってもそのまま契約を引き継ぎできる可能性があります。契約中の保険会社に連絡することをオススメしますよ。
「保険の名義を変えるタイミングで見直してみようかな」という方は、自動車保険の一括見積もりをしてみてはいかがでしょうか。
もしかしたら、年間2~5万円の保険料を減らせるかもしれません。以下のインズウェブから無料見積もりをしてみてくださいね。


親子間で車の名義変更をする際の手順と注意点

親子間で名義変更をする3つの手順
親子間で名義変更をする際は、以下の3つの手順で行いましょう。
- 車庫証明を確認して必要な場合は警察書で入手する
- 車検証・譲渡証明書・双方の印鑑証明書・代行する場合は委任状を用意して陸運局で申請する
- 手数料納付書・自動車税申告書を当日見本を参考にしながら記入し提出
親子間で車の名義変更をする際、上記の手順で申請を行うとスムーズに手続きを行うことができるので、参考にしてくださいね。
親子間で名義変更をするときの注意点
親子間で名義変更をする際は、以下の2点に注意しましょう。
- 所有者が亡くなっていたら相続手続きを行う
- 車検が切れてると名義変更できない
所有者が故人の場合は、相続手続きを行い、遺産分割協議書を作成し、必要資料を集めましょう。
また普通自動車は、車検が切れていると名義変更ができないので、注意してくださいね。
【まとめ】親子間で車の名義変更を行う場合は3種類の手続きを行う

ここまで、親子間で車の名義変更を行う際の必要な書類をお伝えしてきました。
親子間で車の譲渡が行われた場合、車検証の名義変更をするだけでなく、自賠責保険・任意保険の3つの変更を行いましょう。
- 車検証の名義変更
- 自賠責保険の名義変更
- 任意保険の名義変更
車の名義変更を行わず、変更日から15日経過してしまうと、道路運送車両法違反となってしまいます。
車の譲渡があった場合は、速やかに上記3点の手続きを行いましょう。
