あなたは、「ローバーミニのオイル交換をしたいけど手順が分からない」「何を準備したらいいか知りたい」と気になっているのではないでしょうか。
ローバーミニのオイル交換をセルフで行なえば、維持費を抑えることになりますが、初めての作業に不安な方も多いでしょう。
そこで本記事では、初心者でもできるローバーミニのオイル交換について、手順や準備物を中心にお伝えしていきますね。
この記事を読めば、ローバーミニのオイル交換をするときに必要な手順や準備物について分かるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
- 1 ローバーミニのオイル交換をするときに必要な準備物
- 2 【ローバーミニのオイル交換】7つの手順
- 3 ローバーミニのオイル交換手順①【オイルタンクのキャップを開ける】
- 4 ローバーミニのオイル交換手順②【オイルドレンボルトをゆるめる】
- 5 ローバーミニのオイル交換手順③【オイルドレンボルトを外す】
- 6 ローバーミニのオイル交換手順④【ボルトをキレイにする】
- 7 ローバーミニのオイル交換手順⑤【オイルドレンボルトを付ける】
- 8 ローバーミニのオイル交換手順⑥【新しいエンジンオイルを入れる】
- 9 ローバーミニのオイル交換手順⑦【エンジンをかけて暖機運転する】
- 10 ローバーミニのオイル交換をするときの注意点
- 11 【まとめ】ローバーミニのオイル交換をして長く乗り続けよう
ローバーミニのオイル交換をするときに必要な準備物
ローバーミニのオイル交換をするときに必要な準備物は以下の通りですよ。
- エンジンオイル
- オイル処理箱
- トルクレンチ
- 24㎜六角ソケット
- オイルジョッキ
- ワッシャー
準備物のなかで注意していただきたいのは、「ワッシャー」をオイル・エレメント交換のたびに交換することですよ。
ワッシャーはオイル漏れを防ぐために、隙間を塞ぐのに適した真鍮製でできています。ワッシャーは装着すると変形するので、1回ごとに交換が必要です。
次の項目から、「初めてローバーミニのオイル交換をする」という方むけに、オススメなアイテムを各手順ごとにお伝えしています。最後までご覧くださいね。
【ローバーミニのオイル交換】7つの手順
ローバーミニのオイル交換をするときは、以下の7つの手順に従って行なってくださいね。
- オイルタンクのキャップを開ける
- トルクレンチでオイルドレンボルトをゆるめる
- オイル処理箱をセットして、オイルドレンボルトを外す
- オイルドレンボルトをキレイにして、ワッシャーを交換する
- オイルドレンボルトを取り付ける
- 新しいエンジンオイルをタンクに入れる
- エンジンをかけて暖機運転をする
オイル交換をするときは、必ず準備物を揃えて、手の届く位置に置いておきましょう。
また、駐車場で行なう際は、地面がオイルで汚れてしまう可能性がありますので、捨てる毛布などを敷いてからオイル交換をすると良いでしょう。
次の項目から、ローバーミニのオイル交換について、1つ1つ手順をお伝えしていきますね。
ローバーミニのオイル交換手順①【オイルタンクのキャップを開ける】
まず始めに行なう、ローバーミニのオイル交換の手順は、「オイルタンクのキャップを開ける」ことですよ。
オイルタンクのキャップを開けることで、空気の通り道ができて、タンク内のオイルをスムーズに下へ流すことができるんです。
そして、オイルタンクのキャップは、必ず古いオイルを出す前に、開けておきましょう。
古いオイルを出している途中に、オイルタンクのキャップを外してしまうと、手や腕にオイルがかかってしまうので、注意してくださいね。
ローバーミニのオイル交換手順②【オイルドレンボルトをゆるめる】
続いてお伝えする、ローバーミニのオイル交換の手順は、「トルクレンチでオイルドレンボルトをゆるめる」ことですよ。
オイルタンク内にある、オイルを出すときは、「オイルドレンボルト」を回す必要がありますよ。
ローバーミニのオイルドレンボルトは、繊細なボルトになっているため、必ず「トルクレンチ」でゆるめましょう。
オイルドレンボルトを締めるときに、必要以上の力を加えてしまうと、最悪の場合、ボルトが緩まなくなってしまうからです。
ローバーミニのオイル交換手順③【オイルドレンボルトを外す】
3番目に行なう、ローバーミニのオイル交換の手順は、「オイル処理箱をセットして、オイルドレンボルトを外す」ことですよ。
オイルドレンボルトを外すと、オイルタンク内の古いオイルが勢いよく出てきますよ。
オイル処理箱を受け皿のようにして、地面や腕にオイルが垂れないようにするのがコツでしょう
また、ローバーミニのタンク内のオイルが完全に出るまでに、約30分ほどかかりますので、その間に次の工程を行なってくださいね。
ローバーミニのオイル交換手順④【ボルトをキレイにする】
古いオイルが出ている待ち時間に、「オイルドレンボルトをキレイにして、ワッシャーを交換」してくださいね。
オイルドレンボルトは、エンジン内部の鉄粉を集めてくれる役割をしているため、ボルトの先端に汚れがたまっているのでしょう。
パーツクリーナーを吹きかけて、要らないタオルで拭いておいてくださいね。
ローバーミニのオイル交換手順⑤【オイルドレンボルトを付ける】
5番目に行なう、ローバーミニのオイル交換の手順は、「エンジンオイルが完全に出たら、オイルドレンボルトを取り付ける」ことです。
エンジンオイルが完全に出たら、キレイにしたオイルドレンボルトとワッシャーをトルクレンチで取り付けましょう。
トルクレンチは「34Nm」のトルクに設定して、締めすぎないように注意しましょう。
また、取り付ける際は、オイル出口の周辺もパーツクリーナーでキレイにしてから行ないましょう。
ローバーミニのオイル交換手順⑥【新しいエンジンオイルを入れる】
6番目に行なう、ローバーミニのオイル交換の手順は、「新しいエンジンオイルをタンクに入れる」ことです。
今回入れるのは、ローバーミニのマニュアル車向け「ガルフブレイズ15w-50」のエンジンオイルですよ。
ローバーミニに入れるエンジンオイルの量は、マニュアル・オートマチック車で異なりますので、以下の項目を参考にしてくださいね。
マニュアル車
- オイル交換 4.2L
- オイルエレメント交換 4.8L
オートマチック車
- オイル交換 4.4L
- オイルエレメント交換 5.0L
また、ローバーミニにオススメなエンジンオイルはほかにもありますので、以下の記事をぜひご覧くださいね。
ローバーミニのオイル交換手順⑦【エンジンをかけて暖機運転する】
最後に行なう、ローバーミニのオイル交換の手順は、「エンジンをかけて暖機運転をする」ことですよ。
ローバーミニのエンジンオイルは、一般車よりも粘り気があるため、暖機運転をして、エンジン内部に浸透させる必要がありますよ。
約10分ほど、暖機運転をすることで、エンジン内部をオイルで保護できるので、エンジントラブルのリスクを減らせるでしょう。
最後に、オイルドレンボルト近辺や、タンクからエンジンオイルが漏れてないかチェックして完了になりますよ。
ローバーミニのオイル交換をするときの注意点
ローバーミニのオイル交換をするときは、以下の3つに注意しましょう。
- エンジンが冷めているときにオイル交換をする
- オイルを入れる際は、ゆっくりと流し込む
- オイル交換後、1週間はオイル漏れの確認をする
特に注意していただきたいのは、「オイル交換後の1週間はオイル漏れがしていないか確認する」ところですよ。
オイルドレンボルトがゆるかったり、オイルタンクのキャップが締まっていなかったりしたら、せっかく行なったオイル交換がもったいないでしょう。
また、それでもオイル漏れがある場合は、オイルタンクに問題があるため、問題を早期発見できるかもしれませんよ。
【まとめ】ローバーミニのオイル交換をして長く乗り続けよう
本記事では、ローバーミニのオイル交換について、7つの手順や準備物を詳しくお伝えしてきました。
ローバーミニは生産終了から20年以上経っている古い車ですが、定期的なメンテナンスを行えば、一般車と同様に普段使いできるんですよ。
あなたはローバーミニの独特な魅力に惹かれた1人なのではないでしょうか。
ローバーミニのメンテナンスをマメに行ない、より長く楽しく乗り続けてくださいね。