「維持費が2倍」セカンドカーが無駄と言われる理由5つ紹介

「車2台持ちってなんだかあこがれる」「セカンドカーを所有したいけど無駄なのかな」と考えている方もいるのではないでしょうか。

セカンドカーは自分の趣味車あるいは足として活用する車として選ばれます。

しかし、セカンドカーを所有しないほうが維持費や手入れする時間を無駄にしないのか気になるところですよね。

そこで本記事では、セカンドカーが無駄と言われる理由5つについてお伝えしていきますよ。

この記事を読めば、セカンドカーにかかる維持費が大きなネックになることや、節約方法について深く理解できるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。

セカンドカーが無駄と思われてしまう理由

車を1台しか持っていない人からすると、セカンドカーを持つこと自体を無駄だと思われてしまいますが、なぜか気になるところですよね。

単純に車にかかる維持費が2倍になるだけではなく、駐車するスペースが必要になる点で無駄だと思われてしまうかもしれません。

そのほかにも、車はただ所有しているだけでも税金、保険料が発生し、車庫証明のための場所を確保する必要もあります。

定期的なメンテナンス、必要に応じた修理やタイヤ交換も避けられず、当然これらの費用は1台当たりにかかってくるため、セカンドカーを持つことで金銭的な負担は大きく増えると言えるでしょう。

次の項目から、深堀りしてお伝えしていきますので、読み進めてくださいね。

セカンドカーを持つことが無駄と言われる理由①「維持費が2台分かかる」

まずはじめにお伝えする、セカンドカーを持つことが無駄といわれる理由は、「維持費が2台分かかる」ことですよ。

車は1台当たり年間最低でも20万円以上の維持費がかかるため、2台所有するとなると年間40万円以上かかります。

また、車は経過年数が増えるごとに部品交換や修理が必要になるため、持っている車ごとに消耗部品の交換をしなければいけません。

車2台持ちにかかる維持費について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧くださいね。

セカンドカーを持つことが無駄と言われる理由②「乗らない時間のほうが多い」

次にお伝えする、セカンドカーを持つことが無駄と言われる理由は、「乗らない時間のほうが多い」ことですよ。

そもそも車は1日あたり平均約1.5時間（※）しか運転していないため、複数台所有したとしても、駐車時間のほうが多いんですよ。

出典：nite　より

これは365日のうち22日間しか運転していない計算になるため、維持費に対しての使用時間の少なさが気になるところでしょう。

セカンドカーを持ちたいけど、使用しない時間が気になるというときは、カーシェアリングなどで乗らない時間に貸し出すことで有効活用できるかもしれませんよ。

セカンドカーを持つことが無駄と言われる理由③「乗らなくなってしまう恐れ」

3つ目にお伝えする、セカンドカーを持つことが無駄といわれる理由は、「乗らなくなってしまう恐れ」があることですよ。

セカンドカーは、所有することで生活の選択肢を増やす反面、利用頻度の低下により乗らなくなるリスクも伴います。

前述のとおり、1年間のうち平均22日間しか運転しないのに、2台も所有すると乗らなくなる時間が増えるかもしれませんよ。

乗る機会が減少すると、車自体が必要でないかもしれないと考えることもあるでしょう。

セカンドカーを持つことが無駄と言われる理由④「駐車するスペースが必要」

4つ目にお伝えする、セカンドカーを持つことが無駄といわれる理由は、「駐車するスペースが必要になる」ことです。

2台の車を所有するということは、それだけ駐車スペースを2倍確保する必要があります。

土地・建物を所有していれば、駐車スペースを増設すれば解決しますが、借りているとなると毎月の駐車料金も2台分かかるでしょう。

駐車料金を抑える場合は、駐車場検索サイトで最安のスペースを比較して探すことをオススメしますよ。

ちなみにPMCマンスリーパーキングでは、相場の3割安い月極駐車場が見つかるので、探し方が分からない方にオススメなサイトですよ。

PMCで駐車場を探してみる

セカンドカーを持つことが無駄と言われる理由⑤「車検手続きの手間が増える」

5つ目にお伝えする、セカンドカーを持つことが無駄と言われる理由は、「車検手続きの手間が増える」ことですよ。

車を所有すればするほど、車検手続きの回数が増え、自分の時間を奪われてしまうかもしれません。

さらに部品交換や修理が発生した場合、それぞれの車に対して時間とお金が必要となります。

車検により自分の時間が奪われることもセカンドカーを持つことのデメリットになりかねませんので、所有するなら深く考える必要があるかもしれませんね。

セカンドカーのメリット・デメリット

これからセカンドカーを所有することを考えている方は、メリット・デメリットを把握しておくことをオススメしますよ。

メリット

セカンドカーには様々な利点があります。用途や天候に応じて使い分けることができるため、オフロードや長距離旅行向けの車、あるいは短距離の街乗りに適したコンパクトカーを使い分けることが可能です。

また、家族が多い場合、予定が重なった際にも別々に行動できるメリットがあり、万が一の故障時にも代車として利用することもできるでしょう。

デメリット

セカンドカーを所有する最大のデメリットは、維持費が2台分かかることです。

また、都市部などでは駐車スペースを確保することも大きなハードルとなり、このためにより高い月額駐車料金を払うことになる場面もあるでしょう。

このようにセカンドカーを所有するときは、「維持費」がかかる部分が大きなデメリットであると分かるでしょう。

次の項目では、セカンドカーの維持費を節約する方法についてお伝えしていますので、併せてご覧くださいね。

セカンドカーにかかる維持費を節約する方法

セカンドカーを所有するにあたり、維持費を節約する方法を知っておくと、デメリット面をカバーすることができますよ。以下が具体的な方法になります。

セカンドカーやメインカーを使わないときは、カーシェアリングなどで貸し出すことにより、駐車場代を回収したり、保険料の見直しで節約につなげることが可能です。

また、すぐに節約効果を出したいときは、自動車保険の補償内容を見直したり、セカンドカー割引を活用したりしてみてください。

そのほかにも、セカンドカーが仕事用であれば経費として計上できるため、税金対策として活用することもできるでしょう。

今回紹介した、維持費を節約する方法のほかにも、以下の記事でさらに節約効果を実感できる裏技もお伝えしていますのでぜひご覧くださいね。

2台・3台持ちにオススメな車

セカンドカーをはじめとして二台目や三台目の車を選ぶ際は、維持費が比較的低い軽自動車やコンパクトカーを選ぶことがオススメです。

軽自動車やコンパクトカーは燃費が良く、税金や保険料も低めに設定されています。

また、取り回しが良く狭い駐車スペースにも対応しやすいため、セカンドカーとしての役割を十分に果たしてくれるでしょう。

筆者もセカンドカーとして中古の軽自動車を所有していますが、メインカーよりも安い維持費・税金で利用できていますよ。

【まとめ】セカンドカーを所有するときの注意点

今回は、セカンドカーを所有することが無駄と言われる理由を5つお伝えしてきました。

セカンドカーを所有する際には、費用の面や利用頻度、駐車スペースの確保など、様々な点を考慮する必要があります。

維持できる経済力をしっかりと把握し、実際の生活スタイルに合っているかを検討することが大切です。

また、使わない車に費用をかけ続けるのはナンセンスなので、セカンドカーの必要性を常に見直しながら利用してみてくださいね。