「なるべく安い料金のコイン式駐車場を利用したい」「出先ですぐに駐車場がわかればいいな」と考えることはありませんか。
コイン式パーキングは場所や時間で料金が異なるため、どれくらいの料金がかかるのか気がかりですよね。
そこで今回は、コイン式駐車場の料金計算ができるアプリを3つ紹介しています。コイン式駐車場の種類や使い方、料金形態についても解説しています。
コイン式駐車場の料金をあらかじめ知ることができれば、心置きなく外出を楽しめるでしょう。ぜひ、最後まで読んで参考にしてください。
Contents
コイン式駐車場の料金形態
コイン式駐車場の料金は基本料金と最大料金で決められています。基本料金とは、たとえば、30分/200円・60分/300円など一定の時間に課金されるシステムのことです。
また、8:00~22:00まで30分/100円・20:00~8:00まで90分/100円など、深夜帯が安くなっているものもあります。
最大料金は、設定されている時間までは定額で、設定時間を超えてからは基本料金が課金されていくシステムで、長時間駐車する場合は料金が安くなりますよ。
しかし、設定時間や課金される方法が駐車場によって異なります。最大料金について詳しくは後述しています。
コイン式駐車場の料金計算ができる!オススメアプリ3選
コイン式駐車場を利用する際に、料金計算が簡単にできるアプリを3つ紹介します。
- タイムズ
- PPPark!(ピーピーパーク)
- 三井のリパーク
出先の駐車料金がどれくらいかかるのか、気がかりな方に便利なアプリです。また、目的地付近の駐車場を探したり空き状況を調べたりすることも可能ですよ。
次の項目から、それぞれのアプリの特徴を紹介します。それぞれの特徴を理解して利用を検討してくださいね。
コイン式駐車場の料金計算アプリ【①タイムズ】
1つ目に紹介する、コイン式駐車場の料金アプリは「タイムズの駐車場検索」です。
タイムズは、駐車場の設備や料金シミュレーション、タイムズの会員優待料金が調べられます。
地名や駅名・施設名で検索し、全国のタイムズの駐車場の場所を探したり、駐車スペースの空き状況をリアルタイムで調べたりすることも可能です。
駐車場までのルート案内がされるため、現地の道に詳しくない方でも安心です。また、よく利用する駐車場は「お気に入り」に登録できるため、簡単に見つけられますよ。
名称 | タイムズの駐車場検索 |
評価 | 2.6 |
対応 | iPhone/Android |
コイン式駐車場の料金計算アプリ【②PPPark!(ピーピーパーク)】
2つ目に紹介する、コイン式駐車場の料金計算アプリは「駐車場料金検索~PPPark!(ピーピーパーク)」です。
ピーピーパークは、総ダウンロード数100万人を突破している人気のあるアプリです。また、掲載駐車場データは約5万ヵ所あります。
シェアパーキングや予約制駐車所にも対応しているため、より多くの駐車場から比較ができるでしょう。
ピーピーパークは、指定した場所と日時から駐車料金を自動計算し、料金が安い順に結果が表示されるため、最安値の駐車場が探せますよ。
駐車料金の目安が表示されます。しかし、実際の料金も必ず確認するようにしてくださいね。
名称 | 駐車場料金検索~PPPark! |
評価 | 4.5 |
対応 | iPhone/Android |
コイン式駐車場の料金計算アプリ【③三井のリパーク】
3つ目に紹介する、コイン式駐車場の料金計算アプリは「三井のリパーク駐車場検索」です。
目的地周辺の三井リパーク駐車場を検索ができ、駐車場の空き状況が調べられます。
駐車した時間をリアルタイムで料金計算できるため、いつでも確認が可能ですよ。
三井のリパークは、駐車した場所をメモできる機能があります。ですから、あとで「どこに駐車したか忘れてしまった!」と、困ることはありません。
さらに、現在地から駐車位置まで徒歩のナビゲーションをしてもらえるため、土地勘がない場所の駐車でも安心ですね。
名称 | 三井のリパーク駐車場検索 |
評価 | 2.1 |
対応 | iPhone/Android |
コイン式駐車場の種類と使い方
主流となっているコイン式駐車場の種類は、以下の3つです。
- ゲート式
- ロック式(フラップ式)
- カメラ式
以下は種類ごとの使い方を簡単に解説しています。
ゲート式
ゲート式のコイン式パーキングは、入庫時にゲート入口で駐車チケットを受け取り、空いているスペースに駐車します。
出庫時は、精算機に駐車チケットを入れ、利用した時間分の駐車料金を支払います。
店内で買い物すれば、駐車料金が割引できる店舗もあるため駐車チケットを持って出てくださいね。
ロック式(フラップ式)
ロック式は、駐車スペースの地面にロック板が設置されています。駐車するとロック板が上がり車が動かせなくなるしくみです。
駐車スペースには番号が付いており、出庫時は精算機で駐車番号を入力し、料金を支払います。
支払いができるとロック板が下がり、ロック板が下がりきったところを確認してから出庫してくださいね。
カメラ式
カメラ式駐車場は、駐車券はなくカメラが車両ナンバーをチェックしています。カメラ式駐車場にも駐車スペースに番号があり、精算時に必要です。
出庫時は、先に精算機でお金を支払います。精算機に駐車番号を入力すれば、車両ナンバーの確認画面が出ます。確認後画面をタッチし支払いができたら出庫可能です。
コイン式駐車場の最大料金とは
コイン式駐車場には、基本料金と最大料金があります。最大料金は、長時間駐車するときに割引されるシステムです。
しかし、最大料金の料金システムは駐車場によって異なるため、トラブルの原因になることも少なくありません。
最大料金の料金形態は、指定されている時間を過ぎると基本料金が課金されるタイプや当日24時まで最大料金が適用され、その後は基本料金が課金されるタイプなどがあります。
また、8:00~22:00の時間帯は最大料金が適用されるなど、一口に最大料金といっても駐車場によって違うため、駐車前に確認が必要です。
とくに、2日間にまたがって駐車する場合は、最大料金が繰り返し適用されるかどうかで支払う料金が大きく変わります。
最大料金の繰り返しが適用されない場合、最大料金は1日目にしか利用できません。
ですから、コイン式駐車場を利用する際は、料金看板の表示をよく確認しておきましょう。
コイン式駐車場の支払い方法
コイン式駐車場は、現金で支払うことが基本です。しかし、キャッシュレスやアプリの普及で現金以外の支払いができる駐車場が増えています。
- クレジットカード
- 電子マネー
- アプリ内で支払い
コイン式駐車場で現金以外の支払いができる駐車場は、比較的新しい駐車場や「タイムズ」のような大手駐車場が多くなっています。
出庫する際に「お金が足りない!」とならないように、駐車料金を別に準備しておいた方が安心です。
コイン式駐車場を利用する際の注意点
コイン式駐車場には、利用制限時間が設けられており、主に最長48時間です。コイン式駐車場は、もともと長時間駐車することを想定していません。
しかし、コイン式駐車場で制限時間を設けなければ、長期間駐車したまま放置される可能性もあります。
48時間を超えて駐車してしまった場合は、張り紙などで警告される駐車場もあります。万が一、時間を超えてしまったときは、管理会社に連絡をしてください。
48時間以上停めたいときは、前もって管理会社に相談すれば利用できるかもしれません。一度相談してみましょう。
コインパーキングよりも駐車場シェアリングサービスのほうがお得
コインパーキングよりも、駐車場シェアリングサービスを利用したほうが、トータルの支払金額が安く済むかもしれませんよ。
駐車場シェアリングサービスは、個人所有の土地や企業の空きスペースを駐車場として貸し出しているため、安価で利用できるんですよ。
上記の駐車場シェアリングサービスと、コインパーキングの平均利用料金を見ると、お得に利用できることが分かりますよね。
「駐車場シェアリングサービスについてもっと詳しく知りたい!」という方は、以下の記事を併せてご覧くださいね。
【まとめ】コイン式駐車場の料金が計算できるアプリを活用しよう
この記事では、コイン式駐車場の料金計算アプリを3つ紹介しました。
料金が計算できるアプリを活用すれば、あらかじめ駐車場を探したり料金を確認したりできるため、どれくらいお金を準備しておけば良いかわかります。
駐車料金は基本料金と最大料金があり、場所や時間帯によって料金が異なります。料金計算アプリがあれば、複雑な料金形態でもあらかじめ料金が計算できるため安心ですよ。
筆者のおすすめはPPPark!(ピーピーパーク)です。ピーピーパークは安い駐車料金から案内しており、最大料金にも対応しているため、計算が楽になりますよ。
駐車場を探す際には、駐車場検索アプリのほかに、駐車場シェアリングの登録をしている駐車場が探せるアプリ「軒先パーキング」が便利です。
予約もできるため、お出かけ前に一度のぞいてみてくださいね。