あなたは「ソーラーカーポートの導入を迷っている」「メリットデメリットを知ったうえで決めたいな」と思っているのではないでしょうか。
ソーラーカーポートは、実際に建ててみないと、長所短所が分かりにくいため、導入することを躊躇してしまいますよね。
そこで本記事では、ソーラーカーポートのメリット5つ・デメリット3つを紹介していきます。
この記事を読めば、ソーラーカーポートを建てて得られるメリットが分かると同時に、知っておくべき費用や発電量が分かるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
- 1 ソーラーカーポートを導入するメリット5つ
- 2 ソーラーカーポートを導入するメリット①【自家発電できる】
- 3 ソーラーカーポートのメリット②【設置・導入費用が回収できる】
- 4 ソーラーカーポートを導入するメリット③【車の維持費を軽減できる】
- 5 ソーラーカーポートのメリット④【電気自動車の充電可能】
- 6 ソーラーカーポートのメリット⑤【日差しや雨から車を守る】
- 7 ソーラーカーポートを導入するときのデメリット3つ
- 8 ソーラーカーポートのデメリット①【初期費用】
- 9 ソーラーカーポートのデメリット②【メンテナンス費用】
- 10 ソーラーカーポートのデメリット③【積雪に弱い】
- 11 【まとめ】ソーラーカーポートを導入するなら「トモシエ」がオススメ
ソーラーカーポートを導入するメリット5つ
ソーラーカーポートは導入することで、自家発電が可能になるだけでなく、以下の5つのメリットが得られますよ。
- ①デッドスペースを生かして太陽光発電ができる
- ②導入・設置費用が実質0円になる
- ③売電収入や節約した電気代を車の維持費に充てられる
- ④自宅で電気自動車の充電ができる
- ⑤日差しや雨から車を守れる
自家発電が可能になると、浮いた電気代を家計の支出に充てられるんですよ。
ソーラーカーポートを設置・導入することで、どのくらいの経済効果が期待できるのかは、後ほど詳しくお伝えしていきますね。
ソーラーカーポートを導入するメリット①【自家発電できる】
始めにお伝えする、ソーラーカーポートを導入するメリットは、「デッドスペースを利用して太陽光発電ができる」ところですよ。
ソーラーカーポートは、駐車場の上にソーラーパネルモジュールを設置して、太陽光発電ができる設備になっています。
ソーラーカーポートに搭載するモジュールは、平均7kwのものが使われており、年間約7,000kwhの発電ができますよ。
モジュールの大きさごとの発電量 | |||
モジュールの大きさ | 1年 | 1か月 | 1日 |
1kw | 1,000kwh | 83.3kwh | 2.8kwh |
4kw | 4,000kwh | 333.2kwh | 11.1kwh |
5kw | 5,000kwh | 416.5kwh | 13.9kwh |
6kw | 6,000kwh | 500kwh | 16.7kwh |
7kw | 7,000kwh | 583.3kwh | 19.4kwh |
8kw | 8,000kwh | 666.7kwh | 22.2kwh |
9kw | 9,000kwh | 750kwh | 25kwh |
10kw | 10,000kwh | 833.3kwh | 27.8kwh |
もしかしたら、発電量にピンとこない方もいるかもしれません。一般家庭の平均的な電力消費量について参考にしてくださいね。
平均的な人数別の電力消費量(※1) | ||||
1人 | 2人 | 3人 | 4人 | |
電力使用量/日 | 6.1kwh | 10.5kwh | 12.2kwh | 13.1kwh |
/月 | 185kwh | 320kwh | 370kwh | 400kwh |
/年 | 2,220kwh | 3,840kwh | 4,440kwh | 4,800kwh |
(※1)出典:エコでんち-一般家庭の電気の平均使用量と使用量を減らすためのポイント より
表を見ると、7kwのソーラーパネルモジュールを搭載すれば、4人分の消費電力分を自家発電でまかなっていることが分かりますね。
「毎月かかっている電気代を減らしたい」という方は、デッドスペースを生かして、自家発電してみてはいかがでしょうか。
ソーラーカーポートのメリット②【設置・導入費用が回収できる】
2つ目に紹介する、ソーラーカーポートを導入するメリットは、「設置・導入費用が実質0円になる」ことですよ。
ソーラーカーポートは大きさによりますが、200~350万円の設置・導入費用がかかります。
- 2台用 200万円程度
- 3台用 270万円程度
- 4台用 350万円程度
初期費用こそ高いですが、長い目で見れば、自家発電による節約で、設置・導入費用が実質0円になるんです。以下の表をご覧ください。
自家発電したものだけで電気を使用した場合の節約額 | ||
モジュールの大きさ | ||
5kw | 10kw | |
1年 | 135,000円 | 270,000円 |
5年 | 675,000円 | 1,350,000円 |
10年 | 1,350,000円 | 2,700,000円 |
15年 | 2,025,000円 | 4,050,000円 |
20年 | 2,700,000円 | 5,400,000円 |
上記の表を見ると、10kwのモジュールを搭載したソーラーカーポートは、10~15年で導入費用分の電気代を節約できることが分かりますよね。
ソーラーカーポートを導入するメリット③【車の維持費を軽減できる】
3つ目に紹介する、ソーラーカーポートを導入するメリットは、「売電収入や節約した電気代を車の維持費に充てられる」ところですよ。
ソーラーカーポートは太陽光発電による、売電収入や節電代を使って、車の維持費に充てることができます。
一般的な乗用車にかかる維持費は年間30~40万円と言われており、台数が多いほど車にかかる費用が2倍3倍に膨れ上がります。以下が内訳になりますよ。
車にかかる年間平均維持費(※1) | |
ガソリン代 | 80,000~130,000円 |
自動車税 | 10,000~50,000円 |
車検費用 | 50,000~100,000円 |
自動車保険料 | 80,000~90,000円 |
合計 | 220,000~370,000円 |
(※1)出典:もろコミカーコンカーリース
ソーラーカーポートでは太陽光発電をして、発電した電気を売電したり、自家消費することで電気代を節約できますよ
余った電気は1kwあたり16~17円で売却可能であり、売電収入を生かして、車の維持費を軽減することができるでしょう。
ソーラーカーポートのメリット④【電気自動車の充電可能】
4つ目に紹介する、ソーラーカーポートを導入するメリットは、「自宅で電気自動車の充電ができる」ことですよ。
ソーラーカーポートを導入することで、自家発電した電気を「V2H」で電気自動車へ充電できるんですよ。
自家発電した電気を電気自動車へ充電すれば、充電ポートへ行く手間をなくしたり、充電にかかる料金が0円になるでしょう。
いわば、車を運転することにお金がかからなくなるといっても過言ではありません。
「通勤に使う車は電気自動車にしている」という方は、ソーラーカーポートとV2Hを設置することをオススメしますよ。
ソーラーカーポートのメリット⑤【日差しや雨から車を守る】
5つ目に紹介する、ソーラーカーポートを導入するメリットは、「日差しや雨から車を守る」ことですよ。
実は、車は様々な外的要因の影響を受けており、雨や日差しによる塗装の劣化が起きやすいんですよ。
紫外線量は1990年以降、10年あたり約4%ずつ増加しており、少なからず車や私たちの体へ影響を与えているのです。
ソーラーカーポートを設置すれば、紫外線から車を守ってくれるので、大事な車を長く乗り続けることにつながるでしょう。
ソーラーカーポートを導入するときのデメリット3つ
ソーラーカーポートを導入する際は、メリットだけでなくデメリット面を把握しておくと、後悔しなくて済むでしょう。
ソーラーカーポートは、以下の3つのデメリットな部分がありますよ。以下の項目を参考にしてくださいね。
- ①初期費用が高い
- ②メンテナンス費用がかかる
- ③降雪地域には不向き
ソーラーカーポートは初期費用や、定期的なメンテナンスが必要になるため、ある程度まとまった資金を準備しておくことをオススメします。
「ソーラーカーポートを維持するお金が無くなってしまった」なんてことにならないように、どのくらいの維持費がかかるのかを知っておきましょう。
ソーラーカーポートのデメリット①【初期費用】
1つ目に紹介する、ソーラーカーポートを導入するときのデメリットは、「初期費用が高い」面ですよ。
ソーラーカーポートの導入費用は200~350万円かかり、蓄電池やV2Hを併せると約500万円近くなりますよ。
業者によっては分割払いが可能なところがあり、一括払いが難しい方でも導入ができるでしょう。
ただし、分割手数料がかかりすぎるとせっかく電気代を節約できるものも無駄になってしまうため、なるべくは一括で払いたいものですよね。
ソーラーカーポートの費用や発電量、費用対効果がどのくらいなのか知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
ソーラーカーポートのデメリット②【メンテナンス費用】
2つ目に紹介する、ソーラーカーポートを導入するときのデメリットは、「メンテナンス費用がかかる」ところですよ。
ソーラーカーポートは、搭載されているソーラーパネルモジュールと、カーポートのメンテナンスが推奨されています。
ソーラーパネルモジュールは4年に1度のメンテナンスが推奨されており、1回あたり5~10万円の費用がかかることが予想されます。
ソーラーパネルのメンテナンス費用や内訳について知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
ソーラーカーポートのデメリット③【積雪に弱い】
3つ目に紹介する、ソーラーカーポートを導入するときのデメリットは、「降雪地位には不向き」なところですよ。
ソーラーカーポートは、一般的には10~20㎝の積雪に耐えられる構造になっています。
そのため、水を多く含んだ雪や20㎝以上の積雪が予想される地域でソーラーカーポートを設置すると、雪の重みで設備が故障してしまう可能性があります。
北海道や東北地方でソーラーカーポートを導入しようとしている方は、住んでいる地域の平均的な積雪量を事前にチェックすることを忘れないようにしましょう。
【まとめ】ソーラーカーポートを導入するなら「トモシエ」がオススメ
今回は、ソーラーカーポートのメリット・デメリットについて詳しくお伝えしてきました。
「実際にソーラーカーポートを導入しようかな」と悩んでいる方は、トモシエがオススメですよ。
トモシエでは、ソーラーカーポートの相談からアフターサービスまでフォローしてくれると評判です。
ソーラーカーポートを導入する業者が決まっていないのであれば、トモシエで無料の問い合わせをして詳しい情報を聞いてみてくださいね。
【年10万円以上の利益】トモシエのソーラーカーポートのメリット7選