あなたは「ソーラーカーポートを建てた後に後悔したくない」「事前に気を付けておくことを知っておきたい」と思っているのではないでしょうか。
ソーラーカーポートは、実際に設置してみないと発電量や費用がどのくらいになるのかが分かりにくいかもしれません。
そこで本記事では、ソーラーカーポートの知らないと後悔する7つのことについて、詳しくお伝えしていきますね。
この記事を読めば、ソーラーカーポートを導入する前に知っておきたい、発電量や費用について分かるでしょう。読み進めて参考にしてくださいね。
Contents
ソーラーカーポートの「知らないと後悔する」7つのこと

ソーラーカーポートの導入を考えている方は、以下の7つのことを知っておけば、後悔せずに済みますよ。
ソーラーカーポートの知っておくべき7つのポイント
- ソーラーカーポートの導入費用
- ソーラーカーポートの発電量
- ソーラーカーポートのメンテナンス費用
- ソーラーカーポートの固定資産税
- V2Hや蓄電池にかかる費用
- ソーラーカーポートが耐えられる重量
- 自治体の補助金制度
ソーラーカーポートを設置した方の声として「思ったよりも費用がかかった」「発電量が低かったな」ということがありました。
事前にどのくらいの費用が必要なのか、どのくらいの発電量になるのかを知っておくと、想像と現実のギャップを減らせるでしょう。
次の項目から、ソーラーカーポートの知らないと後悔することを1つ1つ詳しくお伝えしていきますね。
知らないと後悔すること①【ソーラーカーポートの導入費用】

はじめに紹介する、ソーラーカーポートの知らないと後悔することは、「導入費用」の部分ですよ。
もしかしたら「ソーラーカーポート=初期費用が高い」というイメージを持っているのではないでしょうか。
確かに、ソーラーカーポートは導入する機械が多く、その分導入する際にかかる費用が高い傾向にありますよ。以下が導入する主な機械ですよ。
ソーラーカーポートを構成する部品
- ソーラーパネルのモジュール
- パワーコンディショナー
- 架台
- カーポート
ソーラーカーポートは駐車スペースの大きさによっても、導入費用が異なりますよ。以下の金額を参考にしてくださいね。
ソーラーカーポートの導入費用
- 2台用 200万円程度
- 3台用 270万円程度
- 4台用 350万円程度
また、ソーラーカーポートは定期的なメンテナンスをすることで、発電量を安定させることができます。次の項目でメンテナンス費用についてお伝えしますね。
知らないと後悔すること②【ソーラーカーポートのメンテナンス費用】

2つ目に紹介する、ソーラーカーポートの知らないと後悔することは、「メンテナンス費用」ですよ。
ソーラーカーポートに搭載されているソーラーパネルモジュールは、4年に1度のメンテナンスが推奨されていますよ。
1回のメンテナンスにかかる費用は5~10万円かかり、設備に不具合や故障が見つかった時に追加費用がかかります。
「発電量が下がってきたな」という場合は、もしかしたら部品交換や修理が必要になるかもしれませんよ。
また、メンテナンスにかかる費用の内訳は、以下の5つを参考にしてくださいね。
- 定期点検 1〜2万円
- パネルの清掃 3〜6万円
- パネルの修理交換費用 10〜15万円以上
- PCS(パワーコンディショナー)の修理交換費用 5〜40万円以上
- 点検や清掃のための足場代 8万円
知らないと後悔すること③【ソーラーカーポートの固定資産税】

3つ目に紹介する、ソーラーカーポートの知らないと後悔することは、「固定資産税」ですよ。
ソーラーカーポートは、カーポートやソーラーモジュールの設備によって、固定資産税が発生します。
まず、カーポートに固定資産税が発生するのは、以下の4つの条件をすべて満たす場合ですよ。
- 基礎が地面に固定されている
- 屋根がある
- 三方以上が壁で覆われている
- 居住、作業、貯蔵などに利用できる状態にある
そのつぎに、ソーラーカーポートは以下の2つの条件に該当する場合、追加の固定資産税が発生します。
- 発電容量が10kw以上
- 屋根一体型
固定資産税の計算方法
取得額(購入額)×(1―原価率)=評価額(価格)
<500万円の太陽光発電を購入した場合>
―初年度
500万円×(1-0.064)=468万円(評価額)
468万円×1.4%=6万5,520円(初年度固定資産税額)―2年目
468万円×(1-0.127)=409万円(評価額)
409万円×1.4%=5万7,200円(2年目の固定資産税額)
出典:トモシエ公式サイト より
仮に500万円の太陽光発電を購入したときは、約7万円の固定資産税が発生することが分かるでしょう。
「税金の負担が思ったよりも大きいな」とならないように、事前に業者と打ち合わせを行なってくださいね。
知らないと後悔すること④【V2H・蓄電池にかかる費用】

4つ目に紹介する、知らないと後悔することは、「V2Hや蓄電池にかかる費用」ですよ。
V2Hや蓄電池も併せて設置する場合、ソーラーカーポートの導入費用とは別に費用がかかりますよ。
V2Hと蓄電池にかかる費用
- V2H 機器代と設置費用を併せて90万円以上(※1)
- 蓄電池 80~200万円(※2)
(※1)出典:EVDAYS より
(※2)出典:リショップナビ より
V2Hや蓄電池は、電気自動車を所有している方や、オール電化の家庭にオススメな設備です。
また、こちらもメンテナンスを推奨されており、10~15年に1度の定期点検を行う必要がありますよ。
知らないと後悔すること⑤【ソーラーカーポートの発電量】

5つ目に紹介する、ソーラーカーポートの知らないと後悔することは、「発電量」ですよ。
ソーラーカーポートは、ソーラーパネルの大きさによって発電量が異なり、以下の通りになりますよ。
一年あたりで節約できる電気代 | |
パネルサイズ | 発電量 |
1kW | 約1,000kWh |
2kW | 約2,000kWh |
3kW | 約3,000kWh |
4kW | 約4,000kWh |
5kW | 約5,000kWh |
また、ソーラーカーポートに搭載されているソーラーパネルモジュールは、天気や季節によって発電量が変わります。
「メーカーに教えてもらった発電量を下回ったな」という場合は、もしかしたら、天気や季節の影響を受けているのかもしれません。
以下の、ソーラーパネルの季節や天気ごとの発電量をまとめた記事を参考にしてくださいね。
知らないと後悔すること⑥【ソーラーカーポートが耐えられる重量】

6つ目に紹介する、知らないと後悔することは、「ソーラーカーポートが耐えられる重量」ですよ。
ソーラーカーポートは導入費用や発電量のほかに、耐重量を知っておかないと、積雪による破損が起きてしまうかもしれません。
カーポートの積雪強度
積雪20cmの場合、1平米あたり600N(ニュートン)です
kgに換算すると、約61kg
5m×2.4mのカーポートは、計算上732kgまで耐えられる設計になっています
多いように思う?少ないように思う?出典:庭ファン より
そもそもカーポートは10~20㎝の積雪に耐えられる構造になっており、その上にソーラーパネルモジュールが搭載されています。
そのため、水を多く含んだ雪降ったり、20㎝以上の雪が降ったりする地域では、重量で破損してしまうかもしれませんので、前もって調べておきましょう。
知らないと後悔すること⑦【自治体の補助金制度】

最後にお伝えする、ソーラーカーポートの知らないと後悔することは、「自治体の補助金制度」についてです。
実は、太陽光発電関連の設備を導入するときに、各自治体の補助金制度を利用できるんですよ。
たとえば、2022年9月現在の東京都では、最大80万円の補助金を出してくれますよ。(※1)
(※1)出典:SOLAR PARTNERS より
「補助金制度を知らずにソーラーカーポートを設置した!」なんてことにならないように、事前に業者に問い合わせてみましょう。
ソーラーカーポートについて問い合わせをするときは、
トモシエがオススメですよ。無料問い合わせができますので利用してみてくださいね。


【まとめ】ソーラーカーポートを建てるなら事前の情報収集をオススメ

今回は、ソーラーカーポートの知らないと後悔する7つのことについて、詳しくお伝えしてきました。
ソーラーカーポートは、初期費用が高いため、補助金を利用したり、費用回収にかかる期間を調べたりすることをオススメしますよ。
ソーラーカーポートを建てたはいいが、費用が回収できなかったら、本末転倒です。
導入を検討している方は、必ず事前に業者と打ち合わせをして、パネルの大きさをどのくらいにするのかを決めてくださいね。

