「車検証の住所変更の方法が知りたい」「必要書類を確認しておきたい」と考える方もいるでしょう。
引っ越しなどの理由で住所が変更になった場合は、車検証の住所変更が必要です。当日になって”必要な書類が足りない…”なんてことは避けたいですよね。
なるべくスムーズに手続きを進めるためには、事前に手続きの流れや、必要書類を把握しておくことが重要です。
この記事では、住所変更の必要書類を解説した上で、手続きの流れや注意点を紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
Contents
車検証を住所変更する際の必要書類5つ
車検証の住所変更をおこなう際の必要書類は、主に以下の5つです。
車検証の住所変更をするときの必要書類
- 車検証
- 住民票
- 車庫証明書
- 自動車税申告書
- 手数料納付書
住所変更をおこなう際の「申請書」は、運輸支局や軽自動車検査協会などの窓口で受け取れます。
申請書は「国土交通省のページ」からダウンロードして使用することも可能です。一方で、家庭用プリンターで印刷した場合、申請書が利用できないケースがあります。
特別な理由がない限りは、窓口で配布される申請書を利用するのがオススメですよ。
次項からは、それぞれの書類についての解説や補足をお伝えしていきます。1つずつ確認してみましょう。
車検証を住所変更する際の必要書類①【車検証】
車検証を住所変更する際の必要書類の1つ目は「車検証」です。
住所変更の手続きでは、車検証の原本が必要になります。コピーやスマホで撮影した写真などは使用できないため、注意が必要です。
車検証の保管場所がわからない場合は、車のダッシュボードを確認してみましょう。車検証は携帯の義務があるため、ダッシュボードに保管しているケースが多いです。
万が一、車検証を紛失してしまった場合は、管轄の運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)で再発行の手続きをおこないます。
管轄の運輸支局・軽自動車検査協会がわからない場合は、下記のページから検索が可能です。
車検証を住所変更する際の必要書類②【住民票】
車検証を住所変更する際の必要書類の2つ目は「住民票」です。
住民票の写しは、発行から3ヶ月以内のものが利用できます。忙しい方や余裕をもって準備しておきたい場合は、少し早めに発行しておいても良いでしょう。
なお、軽自動車の場合は、印鑑証明やコピーでも代用が可能です。
住民票を発行する際、受付時間内に役所に行くのが難しい場合は「コンビニ交付サービス」を利用するのがオススメですよ。
マイナンバーカードを利用して、コンビニから住民票が発行できます。詳しい利用方法は、下記のページで確認できますので、参考にしてみてください。
車検証を住所変更する際の必要書類③【車庫証明書】
車検証を住所変更する際の必要書類の3つ目は「車庫証明書」です。
普通自動車の車検証の住所を変更する場合は、発行から1ヶ月以内の車庫証明書が必要になります。なお、軽自動車の場合は、車庫証明書は不要です。
車庫証明書の発行手続きは、管轄の警察署でおこないます。交付までに時間がかかる場合があるため、早めに手続きをしておきましょう。
下記の記事では、車庫証明を取得するために必要な書類や、手続きの流れを解説しています。ぜひ、あわせて参考にしてみてください。
車検証を住所変更する際の必要書類④【自動車税申告書】
車検証を住所変更する際の必要書類の4つ目は「自動車税申告書」です。
自動車税の申告は、管轄の運輸支局や役所などの税務担当窓口でおこないます。普通自動車であれば管轄の運輸支局へ、軽自動車の場合は各市区町村の役所へ行きましょう。
自動車税申告の手続きをおこなうことで、自動車税の納付書の送付先が、新しい住所に変更されます。
自動車税申告書は、運輸支局や役所の各担当窓口で入手できます。記載漏れやミスに注意しながら、記入しましょう。
車検証を住所変更する際の必要書類⑤【手数料納付書】
車検証を住所変更する際の必要書類の5つ目は「手数料納付書」です。
手数料納付書は、車検証の住所変更の際にかかる手数料を納付するための書類です。手数料分の印紙を購入し、手数料納付書に貼り付けます。
普通自動車の場合は、管轄の運輸支局の窓口で手続きをおこないます。
軽自動車の手続きは、軽自動車検査協会でおこないますが、基本的に手数料はかかりません。ただし、申請書類の購入費用として100円ほどかかるため、留意しておきましょう。
車検証の住所変更をおこなう際の手順
必要書類が揃ったら、各窓口で手続きをおこないます。
普通自動車は運輸支局で、軽自動車は自動車検査協会で手続きができます。手続きの主な流れは、以下のとおりです。
- 必要書類を揃える
- 各担当の窓口で手続きをおこなう
- 新しい車検証が交付される
- 税務窓口で手続きをおこなう
なお、本人以外の方が住所変更の手続きをおこなう場合は、委任状が必要になるため注意しましょう。
下記の記事では、車検証の住所変更の手順を詳しく解説しています。ぜひ、あわせて参考にしてみてください。
車検証の住所変更をおこなう際の注意点
引っ越しなどで住所が変更になった場合は、15日以内に手続きをしなければいけません。
引っ越し後の片付けや、その他の手続きなどで忙しいかもしれませんが、遅れないようにしましょう。
15日以内に所定の窓口へ行くのが難しい場合は、オンラインでの手続きが可能です。普通自動車と軽自動車、それぞれ下記のリンク先から手続きができます。
また、引っ越し先によっては、ナンバープレートの変更が必要になる場合があります。下記の記事では、ナンバープレートが変更になるケースを解説しています。
ぜひ、あわせてご覧ください。
車検証の住所変更をしないとどうなる?
車検証の住所変更をせずに放置した場合、50万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
また、住所変更をしていない場合、自動車税の納付書が以前の住所に届いてしまいます。滞納などのトラブルにつながる可能性があるため、必ず住所変更をおこないましょう。
その他、事故などで保険を使用する際、住所が一致せずに手続きが困難になるケースがあります。
このような問題を防ぐために、住所が変更になった場合は、必ず住所変更をするようにしましょう。
【まとめ】車検証を住所変更する際は、事前に必要書類を確認しておこう
この記事では、車検証の住所変更をする際の必要書類を紹介しました。
引っ越しなどで住所が変更になる場合は、15日以内に住所変更の手続きをしなければいけません。
手続きをスムーズに進めるためには、事前に必要な書類を把握した上で、余裕をもって準備しておくことが大切です。
15日以内に所定の窓口に行くのが困難な場合は、オンラインで手続きする方法もあります。車検証の住所変更をおこなう際は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
「引っ越しを機に車を売ろうかな…」と考えている方や、車を手放すタイミングに悩む場合は、下記の記事を参考にしてみてください。
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