あなたは車を駐車して戻ってきたときに、いつの間にか傷が付いていたことはありませんか?自身に傷を付けた覚えがなければ「もしかしたら、ドアパンチをされたのかも?」と考えるのではないでしょうか。
隣の車がドアを開けたときに起きてしまうドアパンチ。しかし、傷があまりにも小さいと、ドアパンチに気付かないときもあるでしょう。
本記事では、ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動を5つ紹介しています。
ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動5つ
- すぐに警察へ連絡する
- スマホで傷を撮影する
- ドライブレコーダーを確認する
- 目撃者から情報収集する
- 加入している保険会社へ連絡する
ドアパンチは防ごうと思えば避けられる事故です。ドアパンチに遭わないための対策も解説していますので、ぜひ、最後までご覧ください。
Contents
- 1 ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動①【すぐに警察へ連絡する】
- 2 ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動②【スマホで傷を撮影する】
- 3 ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動③【ドライブレコーダーを確認する】
- 4 ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動④【目撃者から情報収集】
- 5 ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動⑤【加入している保険会社へ連絡】
- 6 ドアパンチに遭わないための対策①【ゆとりのある駐車場へ停める】
- 7 ドアパンチに遭わないための対策②【ドライブレコーダーを設置する】
- 8 ドアパンチに遭わないための対策③【風の強い日の駐車は気を付ける】
- 9 ドアパンチに遭わないための対策④【ドアパンチ防止グッズを使用する】
- 10 【まとめ】ドアパンチに気づかなかったときは、被害に遭った日時を調べておこう
ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動①【すぐに警察へ連絡する】
はじめに紹介する、ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動は「すぐに警察へ連絡する」ことです。
ドアパンチに気づいても、警察に連絡しなければ、犯人を特定できません。また、警察で被害届を出して事故証明書を作成しておけば、自動車保険の請求時にも手続きがスムーズに進むでしょう。
ただし、ドアパンチの被害は、いつ頃ついた傷なのか覚えていなければ、犯人の特定が難しいのが実情です。
防犯カメラの映像や塗装など、証拠がなければ犯人は見つからない場合があることも、念頭に置いてくださいね。
ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動②【スマホで傷を撮影する】
次に紹介する、ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動は「スマホで傷を撮影する」ことです。
撮影した写真は、事故の証拠になるため、警察への状況説明や保険請求時の重要な証拠となるでしょう。
また、さまざまな角度から傷を撮影しておくと、傷の大きさや位置・周囲の状況を画像として残せます。スマホのカメラなら、撮影日時が記録されるため便利ですよ。
ドアパンチをされたときは、傷跡や付着した塗装から犯人が特定される可能性もあります。傷は気になるかもしれませんが、証拠を残しておくためにも、しばらく修理は我慢してくださいね。
ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動③【ドライブレコーダーを確認する】
3つ目に紹介する、ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動は「ドライブレコーダーを確認する」ことです。
車のドライブレコーダーは、被害が起きた時の状況を記録している可能性があります。ドアパンチが起きた日時の録画を見て、相手の車のナンバーやドアパンチの瞬間が記録されていないか確認しておきましょう。
ドライブレコーダーは、ドアパンチの犯人特定だけでなく、あおり運転やもらい事故の証拠にもなりますよ。しかし、ドライブレコーダーはドライバーの約半数が、まだ設置していない状況なんですよ。
「ドライブレコーダーSINCA(シンカー)」は、夜間の撮影にも対応しています。まだ、ドライブレコーダーを設置していない方は、検討してみてはいかがでしょうか。
「SINCA(シンカー)ドライブレコーダー」の詳しい魅力については次の記事をご覧ください。
ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動④【目撃者から情報収集】
4つ目に紹介する、ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動は「目撃者から情報収集」をすることです。
被害が起きた場所周辺には、他のドライバーや通行人がいる場合があります。ですから、周辺にいた目撃者から、事件の詳細や加害者の特定に役立つ情報を収集すると良いでしょう。
目撃者からの情報からは、加害者の車両の特徴や行動・被害の発生した時間帯がわかるかもしれません。
ですから、なるべく早く目撃者からの情報収集が必要です。早ければ早いほど、被害の状況を明確にしやすく、証言の裏付けとなるでしょう。
ドアパンチの被害は、被害者にとって嫌な事故ですが、目撃者からの情報は被害の解決につながるかもしれませんね。
ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動⑤【加入している保険会社へ連絡】
5つ目に紹介する、ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動は「加入している保険会社へ連絡する」ことです。
警察への事故処理が終わったら、加入している自動車保険に連絡します。保険会社への連絡の際は、被害の状況や証拠をできるだけ詳しく伝えることが重要です。
例えば、被害の発生時間や場所・被害状況など、なるべく多くの情報を提供してくださいね。それにより、保険会社は、保険請求の審査や処理が行われるんですよ。
ドアパンチは、あらかじめ予防することが可能です。次の項目から、ドアパンチの対策方法を4つ紹介します。
ドアパンチに遭わないための4つの方法
- ゆとりのある駐車場へ停める
- ドライブレコーダーを設置する
- 風の強い日の駐車は気を付ける
- ドアパンチ防止グッズを使用する
次から詳しく紹介します。
ドアパンチに遭わないための対策①【ゆとりのある駐車場へ停める】
ドアパンチに遭わないための対策の1つに、駐車スペースに「ゆとりのある駐車場へ停める」というものがあります。
混雑した場所や狭い駐車場では、うっかり隣の車にドアが当たってしまう可能性が高くなります。広いスペースがあれば、多少風が強くても、ドアパンチする心配はありません。
車のスペースにゆとりがあれば、ドアパンチをする危険性も少なくなるでしょう。
行き先が決まっているのなら、地図アプリで駐車場を調べておいて、駐車場の広さや形状をあらかじめ調べておいても良いかもしれませんね。
ドアパンチに遭わないための対策②【ドライブレコーダーを設置する】
次に紹介する、ドアパンチに遭わないための対策は「ドライブレコーダーを設置する」ことです。
ドライブレコーダーを設置することで、駐車中の様子を画像で記録できます。ですから万が一、ドアパンチの被害に遭ったときに加害者がその場にいなくても、ドライブレコーダーが犯人の特定に役立つでしょう。
ドライブレコーダーのなかには、車内外の映像が撮影できるものや夜間にも対応しているものがあります。ですから、まだドライブレコーダーがない方は、設置を検討してみてはいかがでしょうか。
ドライブレコーダーはもらい事故や車両荒らしの証拠としても役立つため、ドアパンチだけでなく、事故や事件の証拠としても有効ですよ。
ドアパンチに遭わないための対策③【風の強い日の駐車は気を付ける】
3つ目に紹介する、ドアパンチに遭わないための対策は「風の強い日の駐車は気を付ける」ことです。
風の強い日は、車のドアが風圧で開きやすくなります。ですから車を駐車するときは、風の影響を受けにくい場所を選ぶことも大切です。
隣の車と十分に離れた場所に駐車することで、被害を防ぐことも可能です。力の弱い子どもや高齢者がドアを開けるときは、車のドアのエッジを支えて隣の車にぶつからないようにサポートしてあげましょう。
ドアパンチに遭わないための対策④【ドアパンチ防止グッズを使用する】
4つ目に紹介する、ドアパンチに遭わないための対策は「ドアパンチ防止グッズを使用する」ことです。
ドアパンチは、車体の側面に取り付ける「ドアディフェンダー」やドアが開き過ぎないようにする「ゴムバンド」などのグッズを使えば防止できますよ。
これらのドアパンチ防止グッズは、万が一ドアパンチをされても、傷や損傷を最小限に抑えられるんですよ。
また、ドアエッジに取り付けられるグッズを使えば、相手の車にドアパンチしてしまった場合でも、相手の車の傷が浅くてすむかもしれません。
これらのグッズはカーショップやインターネットでさまざまな種類のドアパンチ対策グッズが販売されており、自分の車に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
【まとめ】ドアパンチに気づかなかったときは、被害に遭った日時を調べておこう
この記事では、ドアパンチに気づかなかったときにやるべき行動を5つ紹介しました。ドアパンチは、傷の大きさや場所によって時間が経ってからしか気づかない場合がありますよ。
身に覚えのない傷に気づいたときは、すぐに警察に連絡しておきましょう。ただし、時間が経過すると、いつ頃付いた傷がわからなくなります。
ですから、ドライブレコーダーがあれば、思い当たる日時の映像を確かめておくと良いでしょう。また、傷や映像といった証拠がないと、犯人の特定は難しいかもしれません。
ドアパンチは、対策をしておけば防げる事故です。駐車の場所やドアパンチグッズを使用して、あらかじめ起きにくいようにしておきましょう。