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タイヤ交換をする際にサイドブレーキはかけたほうがいい?

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「タイヤ交換をする際、サイドブレーキはどうすれば良いんだろう…」「駐車時と同じようにかけるものなのかな?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

サイドブレーキを引くのが正しいのか、サイドブレーキを引かなくても作業ができるのか、悩んでしまいますよね。

タイヤ交換を安全におこなうためには、適切な方法や手順を理解しておくことが重要です。

この記事では、タイヤ交換時にサイドブレーキをかけるべきなのかを解説します。あわせて、その際の注意点もお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

タイヤ交換時にサイドブレーキはかけるべき?

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タイヤ交換をおこなう際は、必ずサイドブレーキをかけてから作業を開始しましょう。

タイヤ交換では、車両をジャッキアップする必要があります。その際、サイドブレーキで車輪を固定していないと、車体が動く可能性があるため危険です。

また、多くの車両では、サイドブレーキは後輪のみを固定する仕組みになっています。そのため、後輪が浮いた場合に、前輪と一緒に車体が動いてしまう危険性があります。

このようなトラブルや事故を防止するためにも、タイヤ交換をおこなう際は、必ずサイドブレーキをかけた上で輪止めを設置することが重要です。

【タイヤ交換時の注意点】まずはサイドブレーキを引こう!

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タイヤ交換は、事前にサイドブレーキと輪止めで車体を固定してから作業を開始します。

これから、タイヤ交換時にサイドブレーキ以外で気をつけることを3つ紹介します。主な注意点は、以下のとおりです。

  • 安定した場所でおこなう
  • タイヤの向きに注意する
  • 事故に十分注意する

とくに、初めてタイヤ交換をおこなう方は、安全対策に十分配慮しながら作業を進めるようにしてくださいね。

次項から、それぞれの内容を確認してみましょう。

タイヤ交換時にサイドブレーキ以外で気をつけること①【安定した場所でおこなう】

車のタイヤ, タイヤ, リム, ゴム, プロフィール, 自動車出典:https://cdn.pixabay.com/photo/2017/08/09/18/38/auto-tires-2615412_1280.jpg

タイヤ交換時にサイドブレーキ以外で気をつけることの1つ目は「安定した場所でおこなう」ことです。

例えば、傾斜がある場所での作業は、車両が動く可能性があるため大変危険です。必ず平坦な場所に車を駐車させた上で、作業を開始するようにしましょう。

その他、コンクリートなどの舗装がされた場所で作業をおこなうことも重要です。土や砂利など、不安定な場所での作業は危険なため避けなければいけません。

タイヤ交換をする場合は、必ず平坦な場所かつ、舗装された地面の上でおこなうようにしましょう。

とはいえ、そのような場所が見つからずに困る方がいるかもしれません。なかには「駐車場で作業をしても大丈夫かな?」と考える方もいるでしょう。

下記の記事では、タイヤ交換をする場所に困った場合、駐車場を利用して良いのかを解説しています。あわせて、安心して作業ができる場所も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

タイヤ交換時にサイドブレーキ以外で気をつけること②【タイヤの向きに注意する】

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タイヤ交換時にサイドブレーキ以外で気をつけることの2つ目は「タイヤの向きに注意する」ことです。

タイヤの種類によっては、進行方向の指定がある場合があります。このタイプのタイヤは、回転方向を考慮した上で溝が設計されているため、装着する向きに注意が必要です。

その他、外側と内側の指定があるタイヤもあります。外側と内側で材質の硬さを変えることで、摩耗バランスの調整を図っています。

タイヤ交換をおこなう際は、タイヤのパフォーマンスを最大限に引き出すためにも、装着する向きに注意しましょう。

タイヤ交換時にサイドブレーキ以外で気をつけること③【事故に十分注意する】

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タイヤ交換時にサイドブレーキ以外で気をつけることの3つ目は「事故に十分注意する」ことです。

タイヤ交換のような、車両のジャッキアップをともなう作業では、事故や怪我に十分気をつけなければいけません。

万が一、ジャッキが外れてしまった場合、重大な事故につながる可能性があります。その他、道具の扱い方にも注意が必要です。

思わぬ事故や怪我を防止するためにも、十分な作業スペースを確保した上で、細心の注意を払いながらおこなうようにしましょう。

タイヤ交換時にサイドブレーキをかけなかった時の失敗例

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タイヤ交換時にサイドブレーキをかけ忘れた結果、車輪と一緒に車体が動いてしまったという事例が出ています。

こうしたトラブルを防ぐためにも、必ず事前にサイドブレーキをかけることが重要です。その際、輪止めの設置も忘れてはいけません。

多くの車種では、後輪にのみサイドブレーキが効く仕組みです。そのため、後輪が上がった場合は、前輪と一緒に車体が動いてしまう危険性があります。

このようなリスクを回避するために、サイドブレーキと輪止めの両方を設置するようにしましょう。この際、輪止めは交換作業をおこなうタイヤの対角線上に設置します。

ところで、男性のなかには、タイヤ交換ができないことを気にしている方がいるかもしれません。

そんな思いを抱えている方のために、下記の記事では、タイヤ交換ができない男性に対しての世間の印象を紹介しています。気になる方は、あわせてご覧ください。

【タイヤ交換】輪止めはサイドブレーキの代わりになる?

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タイヤ交換をおこなう際、サイドブレーキをかけずに、輪止めのみで作業を進めるのは危険です。

輪止めは、車両をジャッキアップした際に、車体を安定させるために使用します。輪止め自体に、サイドブレーキのような機能があるわけではありません。

安全に作業をおこなうために、サイドブレーキと輪止めの両方が設置できているか、事前に確認するようにしましょう。

加えて、外したタイヤホイールをジャッキアップした車体の隙間に入れておくことで、車両の落下を防止できますよ。

MT車のタイヤ交換もサイドブレーキが必要?

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MT車のタイヤ交換をおこなう際も、AT車と同様にサイドブレーキをかける必要があります。

また、MT車の場合は、ギアをローまたはバックに入れておくことも重要です。ニュートラルの状態では、車体が動いてしまう可能性があるため忘れずに確認しましょう。

平坦な場所では、ギアをローにするかバックにするか、迷ってしまう方がいるかもしれません。その際は、バックに入れておくと良いでしょう。

MT車のタイヤ交換では、サイドブレーキと輪止め、ギアの3点を確認することが大切です。

タイヤ交換後の確認事項

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タイヤ交換後は、いきなり通常のスピードで走行せず、テスト運転をすることが重要です。

まずは、遅いスピードで異音や振動などの異常がないか確認するようにしましょう。万が一、異常を感じた場合は、無理に走行せずディーラーやカー用品店で点検を受けます。

その他、交換後にタイヤを廃棄する場合は、適切な方法で処理をおこなう必要があります。粗大ゴミとして捨てることはできないため注意しましょう。

不要になったタイヤは、主に以下の場所で回収してもらえますよ。

タイヤ回収場所

  • ディーラー
  • カー用品店
  • タイヤ販売店
  • ガソリンスタンド
  • 不用品の回収業者

【まとめ】タイヤを交換する際は、サイドブレーキの確認を忘れずに!

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この記事では、タイヤ交換をする際にサイドブレーキを引く必要があるのかを解説しました。

サイドブレーキを引いていない状態で車両をジャッキアップした場合、タイヤと一緒に車体が動く可能性があるため危険です。

タイヤ交換をおこなう際は、必ずサイドブレーキをしてから作業を開始するようにしましょう。その際は、あわせて輪止めを設置することも重要です。

タイヤ交換後に異音や振動を感じた場合は、すぐにディーラーやカー用品店などで点検してもらいましょう。

自身でタイヤ交換をおこなう場合は、怪我や事故に十分注意しながら作業してくださいね。下記の記事では、女性がタイヤ交換をする方法を解説しています。

この記事を読めば、タイヤ交換の詳しい手順がわかるでしょう。タイヤ交換に興味がある方や、自分でやってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ぽこ
ピアノが弾ける介護福祉士webライター。車は、性能よりも見た目に惹かれるタイプ。クラシックミニに憧れて、現在はCASTに乗ってます。愛車とのドライブが、癒しの時間。