車を運転する方なら誰でも経験する「ドアパンチ」。いつの間にか白い傷がついていた、という方もいるでしょう。
そんなとき「白い傷は消えるの?」「どうやって修理すればいいんだろう」と悩む方も少なくありません。
そこで本記事では、ドアパンチでついた白い傷を消す方法を解説します。自分で修理可能な傷か見分ける方法や注意点なども紹介しています。
自分で車を修理できれば、より一層車に愛着が湧くかもしれません。いつでもきれいな状態を保つためにも、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
- 1 ドアパンチでついた白い傷は消える?
- 2 ドアパンチでついた白い傷が消えるかどうか見分けるには
- 3 本当に消える?ドアパンチでついた白い傷の対処法①【傷の部分を洗う】
- 4 本当に消える?ドアパンチでついた白い傷の対処法②【目の細かいコンパウンドで磨く】
- 5 本当に消える?ドアパンチでついた白い傷の対処法③【目の粗いコンパウンドで磨く】
- 6 本当に消える?ドアパンチでついた白い傷の対処法④【拭き取りをする】
- 7 本当に消える?ドアパンチでついた白い傷の対処法⑤【仕上げにワックスをかける】
- 8 自分で修理する際の注意点
- 9 ドアパンチの傷に保険は使える?
- 10 【まとめ】ドアパンチの白い傷はコンパウンドで消える可能性が高い!
ドアパンチでついた白い傷は消える?
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/27603145&title=%E8%BB%8A%E4%BD%93%E3%81%AB%E4%BB%98%E3%81%84%E3%81%9F%E5%82%B7%E8%B7%A1%E3%81%A8%E8%99%AB%E7%9C%BC%E9%8F%A1ドアパンチをしたときに、白い傷がつくことがあります。一般的に白い傷程度であれば、表面的な塗装が剥がれている状態のため、傷自体はそれほど深くないでしょう。
このタイプの傷は、コンパウンドを使用すれば消すことが可能です。コンパウンドには、細かい研磨剤が入っており、塗装表面を削って傷を目立たなくする効果があるんですよ。
コンパウンドには目の細かいものと目の粗いものが存在しており、傷の深さによって使い分けられます。白い傷の場合には、目の細かいコンパウンドがおすすめです。
コンパウンドは、カーショップやホームセンター・インターネットで購入可能です。浅い傷なら自分で修理できるため、取扱説明書をよく読んで適切な対処をしましょう。
ドアパンチでついた白い傷が消えるかどうか見分けるには
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まずは傷を触ってみて、傷の深さを確認してみましょう。もし、傷の表面に触れたときに爪が引っかからなければ、傷は浅い状態です。
ほかにも、傷の上に水を垂らして確認する方法もありますよ。水を流して傷が目立たなくなる場合は傷が浅く、傷が目立つ場合は比較的傷が深いといえるでしょう。
次の項目から、ドアパンチでついた白い傷の対処法を5つのステップにわけて解説します。
ドアパンチでついた白い傷を消す5つの手順
- 傷の部分を洗う
- 目の細かいコンパウンドで磨く
- 目の粗いコンパウンドで磨く
- 拭き取りをする
- 仕上げにワックスをかける
次から順番に解説しますので、そのまま読み進めていってくださいね。
本当に消える?ドアパンチでついた白い傷の対処法①【傷の部分を洗う】
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車体の傷の状態をよく知るためにも、洗車は丁寧にしておきましょう。汚れやほこりが残っていると、コンパウンドを使った時に新たな傷を作る原因になってしまいます。
洗浄後は清潔なタオルで水分を拭き取り、乾燥させます。車体が乾燥している方が使い勝手のよいコンパウンドもありますが、ぬれた状態で使用できるタイプもあるので、使用前に確認しておきましょう。
本当に消える?ドアパンチでついた白い傷の対処法②【目の細かいコンパウンドで磨く】
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目の細かいコンパウンドは、下地の色が見えていないような浅い傷に使われます。ボディの塗装を保護しつつ、必要最小限の研磨で傷を修理できるでしょう。
コンパウンドを使うときは、一般的に車の表面が乾いている状態で行います。専用のスポンジでコンパウンドを少量塗布し、傷に沿って直線的に磨きましょう。
コンパウンドは少量から始め、必要に応じて加えるようにしてください。また、力を入れすぎると他の場所が傷つきやすくなるため、注意しながら行いましょう。
ひと通り磨いたら、布でコンパウンドを拭き取ります。拭き取りも同様に直線的に動かします。拭き取りのたびにコンパウンドが付着していない面を使いたいため、布を数枚用意しておくといいですよ。
本当に消える?ドアパンチでついた白い傷の対処法③【目の粗いコンパウンドで磨く】
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種類の違うコンパウンドを使うときは、その都度新しいスポンジに交換してくださいね。
粗いコンパウンドを使用しても傷がまだ目立つ場合、拭き取りのあと再び目の細かいコンパウンドで磨いてみましょう。
本当に消える?ドアパンチでついた白い傷の対処法④【拭き取りをする】
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また、新たな傷の原因になるため、コンパウンドを付けた範囲の全体を拭くようにしましょう。
拭き取りを1回するごとにクロスを何度もたたみ直して、常に清潔な面を使うようにし、コンパウンドが取り切れるまで、何度も拭き取りをしてくださいね。
本当に消える?ドアパンチでついた白い傷の対処法⑤【仕上げにワックスをかける】
出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC-%E3%82%BF%E3%82%AA%E3%83%AB-%E5%B8%83-3789848/ドアパンチでついた白い傷を消す手順の5つ目は「仕上げにワックスをかける」ことです。ワックスをかければ、車体を保護するだけでなく、見た目も美しく仕上げます。
また、ワックスには撥水効果もみられるため、ほこりや汚れが付着しにくくなりますよ。ワックスをかけておけば、洗車も楽になるうえに美しい状態を保てます。
ワックスのほかにもコーティングもできますよ。コーティングはワックスよりも耐久性がよい点がメリットです。
ただし、自分で行うには経験や知識が必要です。専用の設備が必要な場合もあるため、より美しさを求める方は、専門業者に依頼しましょう。
自分で修理する際の注意点
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23224397?title=%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%81%AE%E7%96%91%E5%95%8F+%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E4%BF%9D%E9%99%BA+%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8自分でドアパンチの傷を修理するときは、まず傷の深さや範囲をみて判断することが大切です。塗装が剥がれた深い傷は、自分で修理をするのは難しいかもしれません。
自分で修理をする際は、コンパウンドや専用スポンジ・クロスなどを準備しておきましょう。コンパウンドの種類は豊富なため、迷う方は店舗スタッフと相談してみてくださいね。
コンパウンドの成分はボディ専用の研磨剤となっているため、タイヤやサイドミラーなどに付着すると傷や変色の原因になってしまいます。
色褪せや傷を防ぎたい方は、マスキングテープやビニールなどでカバーしてから、修理をするようにしてくださいね。
ドアパンチの傷に保険は使える?
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/27208745&title=%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E4%BF%9D%E9%99%BA%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8ドアパンチは物損事故として扱われるため、ドアパンチでついた傷は加害者側の自動車保険を使用して、車の修理ができますよ。
万が一相手が見つからなかった場合でも、加入している保険によっては自分の自動車保険が使えます。自分の保険が使えるかどうか、確認しておきましょう。
ただし、自動車保険には免責額が設定されています。修理費用より免責額が大きい場合は、自動車保険を使う意味はあまりありません。
また、自動車保険を使用すると次年度の自動車保険料が高くなります。修理費用よりも引き上げられた保険料の方が高くなる場合、保険を使わない方が費用を抑えられるでしょう。
自動車保険を使用する際は、事故証明書が必要です。保険申請の際に必要となるため、傷の程度に関わらず警察に連絡しておきましょう。
【まとめ】ドアパンチの白い傷はコンパウンドで消える可能性が高い!
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1288966&title=%E6%95%B4%E5%82%99%E5%A3%AB%E3%81%A8%E5%A5%B3%E6%80%A7本記事では、ドアパンチによる白い傷の対処法を5つのステップに分けて紹介しました。ドアパンチによる白い傷は浅いものであれば、自分で簡単に修理できます。
まずは車を洗浄してから、コンパウンドを使うようにしましょう。ただし、傷が深いと判断したときは、整備工場で相談することがおすすめです。
自動車保険を使えば、修理費用を抑えられるかもしれません。ただし、設定した免責額や次年度の保険料と比較して、負担が少なくなるような選択が必要です。
広い駐車場に止めたり、ドアの開け方に注意したりすることで、ドアパンチは防げます。愛車を長く運転するためにも、事故のない運転を心がけましょう。
