あなたは、「フィアットのクラシックカーについて知りたい」「500チンクエチェント以外にもオススメってあるのかな」と気になっているのではないでしょうか。
フィアットはイタリアの自動車メーカーとして、大衆車向けの車やスポーツカー、レーシングモデルなどの幅広い車を作り出してきました。
本記事では、フィアットのオススメなクラシックカーを7つご紹介していきますね。
この記事を読めば、フィアットのメーカーについて分かり、ラインナップされていたクラシックカーの魅力が分かるでしょう。最後まで読み進めてくださいね。
Contents
フィアットのオススメな「7つ」のクラシックカー
フィアットのオススメなクラシックカーは、以下の7つありますよ。
- 500チンクエチェント
- ディーノ
- 850スパイダー
- 600ムルティプラ
- パンダ
- アバルト850TC
- X1/9
フィアットは、ルパンの愛車として有名な「フィアット500」だけラインナップしているのではなく、そのほかにも魅力的な車がたくさんありますよ。
ちなみに、フィアットは500以外にも、50以上の車種を作り出しているメーカーでもありますよ。
50以上ある、フィアットの車種の中から厳選して紹介していくので、1つ1つ詳しくお伝えしていきますね。ぜひご覧ください。
フィアットのオススメなクラシックカー①【500チンクエチェント】
1つ目に紹介する、フィアットのオススメなクラシックカーは、「500チンクエチェント」です。またの名を「500ヌォーヴォ」とも呼ばれています。
500チンクエチェントは、1957~1977年に販売されていた車両であり、クラシックミニよりもコンパクトな車ですよ。
「ルパン三世カリオストロの城」のルパンの愛車で出演したり、「ミニミニ大作戦」などの映像作品で見られます。
フィアット500チンクエチェントを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
中古車市場では、まだまだ現存しているため、購入することができるでしょう。
フィアット500チンクエチェントのスペック | |
ホイールベース | 1,840mm |
全長 | 2,970mm |
全幅 | 1,320mm |
全高 | 1,320mm |
車重 | 470kg |
排気量 | 499~594㏄ |
最高速度 | 95㎞/h |
馬力 | 18~23馬力 |
フィアットのオススメなクラシックカー②【ディーノ】
2つ目に紹介する、フィアットのオススメなクラシックカーは、「ディーノ」です。フェラーリのエンジニアとともに作ったとされるスポーツカーですよ。
ディーノのエンジンは、エンツォ・フェラーリの長男「アルフレード・フェラーリ」がアイデアを出した、ディーノV6が積載されています。
また、ディーノV6は、その後のフェラーリのエンジン開発の先駆けとなりました。
ディーノはフェラーリに積載されているエンジンなので、フィアットの中では高額な取引がされていますよ。
フィアットディーノのスペック | |
ホイールベース | 2,280~2,550mm |
全長 | 4,110~4,510mm |
全幅 | 1,700~1,710mm |
全高 | 1,270~1,290mm |
車重 | 1,150~1,280kg |
排気量 | 1,987~2,418㏄ |
最高速度 | 210㎞/h |
馬力 | 160~180馬力 |
フィアットのオススメなクラシックカー③【850スパイダー】
3つ目に紹介する、フィアットのオススメなクラシックカーは、「850スパイダー」です。有名デザイナーが手掛けた車ですよ。
850スパイダーは、「フォルクスワーゲンゴルフ」「ランチアデルタ」「デロリアンDMC12」を手掛けた、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインしました。
ジウジアーロならではの、流線形が特徴的な車ですよ。まさにイタリアらしい車です。
また、850スパイダーのヘッドライトは、ランボルギーニミウラと同じパーツが使われています。細かいところがレアカーと通じているのは面白いポイントなのではないでしょうか。
フィアット850スパイダーのスペック | |
ホイールベース | 2,030mm |
全長 | 3,780mm |
全幅 | 1,500mm |
全高 | 1,220mm |
車重 | 735kg |
排気量 | 843~903㏄ |
最高速度 | 145㎞/h |
馬力 | 49~52馬力 |
フィアットのオススメなクラシックカー④【600ムルティプラ】
4つ目に紹介する、フィアットのオススメなクラシックカーは、「600ムルティプラ」です。500から派生したモデルになっているんですよ。
600ムルティプラは、全長3.5mほどしかないボディですが、最大6名乗車が可能になっています。
「まるでダンゴムシみたいだね」と見た方は感じるかもしれません。フィアット500の雰囲気を受け継ぐ、ワゴンバンとも言えるでしょう。
フィアットムルティプラのスペック | |
ホイールベース | 2,000mm |
全長 | 3,530mm |
全幅 | 1,450mm |
全高 | 1,580mm |
車重 | 700kg |
排気量 | 633~767㏄ |
最高速度 | 90㎞/h |
馬力 | 21馬力 |
フィアットのオススメなクラシックカー⑤【パンダ】
5つ目に紹介する、フィアットのオススメなクラシックカーは、「パンダ」ですよ。
中国のマーケットを広げるために、なじみ深いパンダをネーミングしたとの噂があります。
パンダは、4WDの四駆になっており、メルセデスベンツ・ゲレンデを作成した軍用メーカー「シュタイヤープフ」が作成しました。
また、パンダのデザインは、850スパイダーと同じ「ジウジアーロ」がスタイリングしています。
丸みが特徴的なフィアットのクラシックカーの中でも、パンダはカクカクしたデザインになっています。
フィアットパンダのスペック | |
ホイールベース | 2,160mm |
全長 | 3,380mm |
全幅 | 1,460mm |
全高 | 1,445mm |
車重 | 800kg |
排気量 | 652~999㏄ |
最高速度 | 140㎞/h |
馬力 | 45馬力 |
フィアットのオススメなクラシックカー⑥【アバルト850TC】
6つ目に紹介する、フィアットのオススメなクラシックカーは、「アバルト850TC」ですよ。サソリのマークがモチーフである、アバルトがチューニングした車です。
当時、アバルトは、チューニングパーツやエグゾーストシステムのメーカーとしてイタリアでは名が知られていました。
アバルトの名がさらに知れ渡ったきっかけとなったのは、こちらのアバルト850TCでもありました。
車重が約600kgしかないボディで、最高速度140㎞をマークしており、初速の伸びしろはクラシックミニよりも目を見張るほどですよ。
フィアットアバルト850TCのスペック | |
ホイールベース | 2,000mm |
全長 | 3,285mm |
全幅 | 1,380mm |
全高 | 1,405mm |
車重 | 610kg |
排気量 | 847㏄ |
最高速度 | 140㎞/h |
馬力 | 53馬力 |
フィアットのオススメなクラシックカー⑦【X1/9】
7つ目に紹介する、フィアットのオススメなクラシックカーは、「X1/9」です。こちらは、フィアット128をベースとしたスポーツスパイダーですよ。
X1/9は、「ランボルギーニカウンタック」や「ランチアストラトス」をデザインした、ヌンチェロ・ガンディーニが設計しました。
X1/9は、カウンタックやストラトスと比較してみると、デザイナーの趣向を見ることができますよ。
また、X1/9はミッドシップレイアウトになっており、運転席からエンジンの鼓動を聞くことができるでしょう。
フィアットX1/9のスペック | |
ホイールベース | 2,202mm |
全長 | 3,900mm |
全幅 | 1,570mm |
全高 | 1,170mm |
車重 | 890~980kg |
排気量 | 1,290~1,580㏄ |
最高速度 | 180㎞/h |
馬力 | 66~75馬力 |
フィアットの市場価格について
フィアットのクラシックカーは、近年現存数が少なくなっているため、価格が50~2000万円と高騰しています。
また、フィアットのクラシックカーの中でも特に高額帯なのは、「フィアットディーノ」です。
ディーノは、フェラーリディーノと同じプラットフォームとエンジンで構成されています。
フェラーリディーノは価格が高騰しているため、フィアットディーノも価格が高くなっているのです。
以下に、フィアットのクラシックカーの市場価格をまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。
フィアットの市場価格 | |
500チンクエチェント | 200~400万円 |
ディーノ | 2000万円 |
850スパイダー | 250~450万円 |
600ムルティプラ | 410~500万円 |
パンダ | 50~160万円 |
アバルト850TC | 130~600万円 |
X1/9 | 250~300万円 |
【まとめ】フィアットのクラシックカーは、希少価値が高い
今回は、フィアットのクラシックカーを7つご紹介してきました。
フィアットのクラシックカーは、現存数が少なくなっているため、なかなか街中でみることができないはずです。
フィアット500に至っては、製造から50年以上たっているものもあり、廃車になってしまうケースが多いです。
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