あなたは、「ローバーミニのキャブ車について知りたい」「車両の市場価格っていくらなのかな」と気になっているのではないでしょうか。
ローバーミニのキャブ車は、まるで生き物を扱っているかのような操作が特徴的な車ですよ。
本記事では、ローバーミニのキャブ車のメリット・デメリットや、市場価格について詳しくお伝えしています。
この記事を読めば、ローバーミニのキャブ車の「沼のような」魅力が分かるでしょう。最後まで読み進めてくださいね。
Contents
- 1 ローバーミニのキャブ車の特徴は「当て感」
- 2 ローバーミニのキャブ車【3つのメリット】
- 3 ローバーミニのキャブ車のメリット①【メンテナンスがしやすい】
- 4 ローバーミニのキャブ車のメリット②【カスタマイズ性が高い】
- 5 ローバーミニのキャブ車のメリット③【生きている車を扱う楽しさがある】
- 6 ローバーミニのキャブ車【3つのデメリット】
- 7 ローバーミニのキャブ車のデメリット①【燃費性能が悪い】
- 8 ローバーミニのキャブ車のデメリット②【慣れないと、1発始動が難しい】
- 9 ローバーミニのキャブ車のデメリット③【ランオンのリスクがある】
- 10 キャブレターのローバーミニは、モデル名や年式から分かる
- 11 【市場価格】ローバーミニのキャブ車は平均140万円
- 12 キャブレターのローバーミニを運転するなら、「JAF会員」になっておこう
- 13 ローバーミニを所有するなら、自動車保険の見積もりをしておこう
- 14 【まとめ】ローバーミニのインジェクション車をキャブ化するには?
ローバーミニのキャブ車の特徴は「当て感」

ローバーミニのキャブ車の特徴は、「当て感」が大きな部分ですよ。
現代車では体感できない、操作感とエンジン調節のマニュアル感が、ローバーミニのキャブ車で感じられるでしょう。
ローバーミニのキャブ車は、良くも悪くも、日によって機嫌が変わる車とも言えますよ。
次の項目から、ローバーミニのキャブ車のメリット・デメリットについて、1つ1つお伝えしていきますね。ぜひご覧ください。
ローバーミニのキャブ車【3つのメリット】

ローバーミニのキャブ車のメリットは、以下の3つありますよ。
- 【メリット①】メンテナンスがしやすい
- 【メリット②】カスタマイズ性が高い
- 【メリット③】生きている車を扱う楽しさがある
1番のメリットは、「メンテンナンスがしやすい」ところです。
電子制御されているインジェクション車よりも、電気が通っているパーツが少ないため、キャブ車の方がメンテナンスがしやすいですよ。
次の項目では、ローバーミニのキャブ車のメリットについて、1つ1つ詳しくお伝えしていきます。読み進めてくださいね。
ローバーミニのキャブ車のメリット①【メンテナンスがしやすい】

1つ目に紹介する、ローバーミニのキャブ車のメリットは、「メンテナンスがしやすい」ところですよ。
先ほどお伝えした通り、キャブ車のメンテナンスは、手作業の感覚によるものが大きいです。
キャブ車のメンテナンスは繰り返し行ない、慣れておくことが必要になりますが、感覚をつかんだ時の喜びもひとしおでしょう。
ローバーミニのキャブ車のメリット②【カスタマイズ性が高い】

2つ目に紹介する、ローバーミニのキャブ車のメリットは、「カスタマイズ性が高い」ところです。
ローバーミニのキャブ車は、毎回のセッティングやキャブのパーツ交換など、カスタマイズの幅は無限にありますよ。
住んでいる地域や気温や季節に合わせて、空燃比を調節できるため、あなた好みの乗り心地に仕上げることができるでしょう。
「自分だけのローバーミニ」を実現するにはピッタリの機構かもしれませんよ。
ローバーミニのキャブ車のメリット③【生きている車を扱う楽しさがある】

3つ目に紹介する、ローバーミニのキャブ車のメリットは、「生きている車を扱う楽しさがある」ところですよ。
ローバーミニは、ゴーカートフィーリングが特徴的な車です。独特な乗り心地に合わせてキャブレターの魅力を掛け合わせたら、より刺激的な車に感じるはずです。
日によって異なるキャブレターのセッティングや、乗り心地を通して、「生きている車を扱う」という楽しさも得られるでしょう。
「毎日楽しめるクラシックカーに乗りたいな」という方は、キャブレターのローバーミニをオススメしますよ。
「インジェクションとキャブの違いって何かな?」と気になる方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
【ローバーミニ】インジェクションとキャブレターの魅力を徹底比較!
ローバーミニのキャブ車【3つのデメリット】

ローバーミニのキャブ車のデメリットは、以下の3つありますよ。
- 【デメリット①】燃費性能が悪い
- 【デメリット②】慣れないと、1発始動が難しい
- 【デメリット③】ランオンのリスクがある
特に大きなデメリットは、「燃費性能が悪い」ところですよ。
電子制御されたインジェクションよりもキャブレターは、感覚が頼りな部分があります。後ほど詳しくお伝えしていきますね。
次の項目では、ローバーミニのキャブ車のデメリットについて、1つ1つ詳しくお伝えしていきますね。
ローバーミニのキャブ車のデメリット①【燃費性能が悪い】

1つ目に紹介する、ローバーミニのキャブ車のデメリットは、「燃費性能が悪い」ところですよ。
ローバーミニのキャブ車は、インジェクション車よりも、リッター当たり5㎞ほど燃費性能が低いですよ。
キャブレターは、空燃比の調節を感覚に頼っている部分があります。そのため、効率性としては電子制御(インジェクション)の方が燃費性能が高いです。
ローバーミニのキャブ車のデメリット②【慣れないと、1発始動が難しい】

2つ目に紹介する、ローバーミニのキャブ車のデメリットは、「慣れないと、1発始動が難しい」ところです。
冬はエンジンオイルが固くなりやすく、エンジン始動を1発で行なうのは難しいかもしれません。
ローバーミニのキャブ車を冬に始動するには、以下の2点に気を付けて行なうと良いでしょう。
- キャブレター周りにお湯をかける
- チョークを目いっぱい引く
- 冬場は、粘度の低いエンジンオイルを使用する
冬場の1発始動をするには、上記の3点を実践してみてくださいね。
ローバーミニのキャブ車のデメリット③【ランオンのリスクがある】

3つ目に紹介する、ローバーミニのキャブ車のデメリットは、「ランオンのリスクがある」ことです。
キャブレターは、キャブ内にダストが溜まってしまうと、エンジンが回り続けてしまう現象が起きます。これが「ランオン」です。
ランオンは、エンジンのオーバーホールや、冷却水の補充を行なうことで、防止することができるでしょう。
また、ランオンが起きてしまった場合は、以下の3つの対処法を実践してみてくださいね。
- アクセルを踏んでみる
- 意図的にエンストさせる
- そのまま放置させる
キャブレターのローバーミニは、モデル名や年式から分かる

ローバーミニは、キャブ車とインジェクション車に分かれています。1991年以降は、インジェクション車のみ製造されていましたよ。
ちなみに、ローバーミニのキャブ車は、1990年の「クーパー1.3」が最後のキャブミニです。
キャブレターのローバーミニの年式やモデル名が知りたい方は、以下の表を参考にしてくださいね。
年式 | モデル名 | 排気量 | 馬力 |
1959 | オースチンセブン/モーリスミニマイナー | 848㏄ | 34馬力 |
1961 | ミニクーパー1000(997) | 997㏄ | 54馬力 |
1963 | ミニクーパー1071s | 1,071㏄ | 68馬力 |
1964 |
ミニクーパー1000(998)、970s、1275s、ミニ850 |
998㏄、970㏄、1,275㏄、997㏄ | 55馬力、65馬力、75馬力、39馬力 |
1967 | ミニ1000、ミニクーパー1275s | 998㏄、1,275㏄ | 38馬力、76馬力 |
1980 | ミニ1000HL | 998㏄ | 39馬力 |
1984 | ミニメイフェア | 998㏄ | 46馬力 |
1990 | ミニクーパー1.3 | 1,271㏄ | 61馬力 |
次の項目では、キャブレターのローバーミニの市場価格について、詳しくお伝えしていきますね。読み進めてくださいね。
【市場価格】ローバーミニのキャブ車は平均140万円

ローバーミニのキャブ車は、平均で140万円で市場取引されていますよ。
ローバーミニのキャブ車は、年式や車両の保存状態によって取引されている価格が変わります。
ちなみに、保存状態が良い車両であれば、年式が古くても300万円以上で取引されていますよ。
「程度の良いものを所有したいな」という方は、150万円以上の車両を探してみてくださいね。
キャブレターのローバーミニを運転するなら、「JAF会員」になっておこう

ロマンあふれるキャブレターのローバーミニを運転するなら、もしものトラブルに備えて、「JAF会員」になっておくことをオススメしますよ。
JAFに加入しておくと、ロードサービスが無料無制限で利用可能です。
「エンジンがかからなくなってしまった」「ガス欠になってしまった」なんてことになっても、すぐに対応してくれるでしょう。
JAFについて、より詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
ローバーミニを所有するなら、自動車保険の見積もりをしておこう

これからローバーミニの所有をする方や、すでに所有している方は、自動車保険の見積もりをすることで、保険料を節約することができますよ。
ローバーミニは年式が古いため、現代車に比べると保険料が高い傾向にありますよ。
そのうえ、保険会社によって保険料が割高になるケースもあるため、自動車保険の相見積もりをしておきましょう。
自動車保険の相見積もりをするなら、複数社の一括見積もりができる「インズウェブ」がオススメですよ。
インズウェブについて、より詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてくださいね。
【まとめ】ローバーミニのインジェクション車をキャブ化するには?

今回は、ローバーミニのキャブ車のメリット・デメリットや、市場価格について詳しくお伝えしてきました。
「インジェクションのミニをキャブにできないの?」と気になる方もいるかもしれません。
実は、ローバーミニ専門店では、キャブ化に構造変更できるメニューがあるのです。
ローバーミニのキャブ化は、専門店で構造変更をして、排ガス検査レポートを作成してもらえれば、公道で走行可能ですよ。
お近くのローバーミニ専門店で、ローバーミニのキャブ化ができるか聞いてみてくださいね。