JAFの加入を検討している方は、「JAFに入ったらどんなメリットがあるの?」「デメリットも納得しておきたい」と考えていませんか。
万が一のときに心強いJAFのロードサービス。しかし「ロードサービス以外にどんなことに使えるのかよく知らない」「自動車保険があるから使うことはないかな」という方もいるでしょう。
本記事では、JAF会員に加入するメリットとデメリットについて解説します。JAFのサービス内容を知って、自分に必要なものか検討してください。
安心と安全のカーライフのために、ぜひ、最後まで読んで参考にしてくださいね。
Contents
JAFとは?
JAFは、会員数2,000万人以上で継続率が90%以上の信頼ある会社です。24時間365日全国どこでも救援してもらえるため、心強いサービスです。
ロードサービスの内容は充実しており、会員なら無料で受けられます。自動車保険で該当しないロードサービスにも対応しているため、日頃の運転も安心できるでしょう。
また、年間の利用回数に制限がないところも魅力です。マイカー以外の車やバイクの利用時にも適用されますよ。
出動件数は、年間215万件に上ります。救援要請があれば、すぐに出動し素早く現場に到着できるように努力している会社です。
JAF会員に加入するメリット【①ロードサービス無料がほとんど】
1つ目に紹介する、JAF会員に加入するメリットは「ロードサービスがほとんど無料」で受けられることです。
下記の表は、主なロードサービスの料金をまとめています。JAFの会員になれば、以下のようなサービスを利用回数無制限で利用できますよ。
サービス例 | 会員でない方の料金 | JAF会員の料金 |
バッテリー上がり
(昼間・一般道の場合) |
13130円 | 無料 |
キーのとじ込み
(夜間・一般道の場合) |
15230円 | 無料 |
故障車けん引
(昼間・一般道の場合) |
13130円
※けん引料730円/1㎞ 別途必要 |
15㎞まで無料
※15㎞~けん引料730円/1㎞ 別途必要 |
上記の他にも、パンクの応急修理や燃料切れ、落輪などにも対応しています。
そのうえ、自動車保険では適用されない、異音・異臭の点検や大雨などの車両冠水にも対処してもらえますよ。
JAFのロードサービス料金について詳しい解説は下記の記事にまとめていますので、興味のある方はご覧ください。
JAF会員に加入するメリット【②アプリからも呼べる】
2つ目に紹介する、JAF会員に加入するメリットは「アプリからも呼べる」ことです。
電話やファックスでも呼べますが、アプリに会員番号を入力しておけば救護要請だけでなく、他の会員特典を受けられます。
JAFのアプリを使えば、ロードサービスの要請が簡単で、GPS機能を活用して救護場所が特定できるため、旅行先のトラブルでも安心です。
チャットで問い合わせをしたり、ロードサービスカーの到着時間を確認できたりするため、便利です。事前の登録や会員カードが必要なケースもあるので、注意してくださいね。
JAFのロードサービスの利用方法は、下記の記事に詳しくまとめています。必要な費用についても解説していますので、ぜひ、ご覧ください。
JAF会員に加入するメリット【③車両登録が不要】
3つ目に紹介する、JAF会員に加入するメリットは「車両登録が不要」なことです。JAFは、車ではなく人にサービスが該当するため、マイカー以外の車やバイクの運転でも対象になります。
自動車保険は車両にかけているため、登録している車以外の保険は適用されません。
しかも、JAF会員が助手席に同乗しているだけでもサービスが受けられるんですよ。
JAFに加入すれば、レンタカーや家族の車の運転、カーシェアリングなどでも安心してドライブを楽しめるでしょう。
JAF会員に加入するメリット【④会員優待が受けられる】
4つ目に紹介する、JAF会員に加入するメリットは「会員優待が受けられる」ことです。会員優待サービスは、飲食店やガソリンスタンドなど、日常で使える割引や特典が豊富です。
- ロイヤルホストでの飲食代5%割引
- 全国のイオンシネマ/シアタスで使えるシネマチケットの一般料金1,800円が1,300円に割引
- マツモトキヨシのオンラインストアの買い物5%割引
- ニッポンレンタカーのワンデイスキップ料金17~55%割引
上記のように、さまざまなサービスが受けられます。
また、お出かけ情報や車の運転の知識などをまとめた会報誌が発行され、プレゼントの応募や便利なサービスの使い方も紹介していますよ。
下記の記事で、JAFの会員特典を7つ紹介しています。JAFをお得に活用したいと考えている方は、ぜひ、ご覧ください。
JAF会員に加入するメリット【⑤自動車保険との併用で補償が充実する】
5つ目に紹介するJAF会員に加入するメリットは「自動車保険との併用で補償が充実する」ことです。
ロードサービスは「自動車保険に加入しているから十分」と、考えている方もいるでしょう。しかし、一般的な自動車保険では回数制限があったり、保険適用外だったりします。
JAFと提携する自動車保険に加入すれば、JAF会員の無料サービス範囲が広がりますよ。ただし、会員優遇サービスは保険会社によって異なりますので、確認が必要です。
JAFと自動車保険の違いや連携している保険会社が知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
次の項目から、JAFに加入するデメリットについて紹介していますので、そのまま読み進めてくださいね。
JAF会員に加入するデメリット【①会費がかかる】
1つ目に紹介する、JAF会員に加入するデメリットは「会費がかかる」ことです。JAFの会員費は入会金2,000円と年会費4,000円がかかります。
あまり車を運転しない方や保険料の負担が大きいと感じている方には「会費が高いな」と感じているかもしれません。
しかし、JAFの入会金には割引制度があり、クレジットカード払いにすると入会金が500円割引されます。ⅾ払いなら、さらにポイントが付くキャンペーンもありますよ。
また、会費を2・3・5年と、まとめて払うと入会金の割引率は高くなります。家族の加入も可能で、家族会員なら「入会金無料・年会費2,000円」になりますよ。
また、障がい者手帳をお持ちの方は、入会金が無料になるため、忘れずに申請してくださいね。
JAFの年会費や入会費については、下記の記事に詳しく紹介しています。少しでも安く利用したい方は、ぜひ、ご覧ください。
JAF会員に加入するデメリット【②対象外の車がある】
2つ目に紹介する、JAF会員に加入するデメリットは「対象外の車がある」ことです。JAFのサービスを受けられる車は、3,000㎏以下(最大積載量2,000㎏以下)の自動車・バイクです。
JAFのサービス | 対象車 | 対象外の車種 |
全てのロードサービス | 自家用車、タクシー、バイク
貨物自動車、特殊用途自動車 など |
トラクター
ショベルローダー ブルドーザー クレーン車 など |
救援作業対応 | 電気自動車
ハイブリッドカー 燃料電池自動車 など |
ー |
燃料切れ・キーの閉じこみのみ対応 | 3,000㎏を超えるバスやトラック
スクールバス 大型バス 貨物自動車 など |
ー |
上記の表をご覧ください。対象外になる車は、一般的に運転する機会のない特殊な自動車のため、自家用車を運転する方には、問題なく利用できますよ。
また、特殊車両は、大型小型を問わず出動できませんので、注意しましょう。
JAF会員に加入するデメリット【③サービスが使えないケースがある】
3つ目に紹介する、JAF会員に加入するデメリットは「サービスが使えないケースがある」ことです。
対象車種であっても、以下のようなケースでは利用を断られることがあります。
- 違法に改造した車やナンバープレートがない車
- 車検が切れている車
- 自賠責保険切れの車
- 飲酒運転など法令に違反している場合
また、けん引・搬送が不可能な構造や3,000㎏を超える車両、立入禁止地域および、一般車両が通行できない場所、一部の離島などは、外部業者に手配される可能性が高くなります。
【まとめ】JAF会員に加入すれば、充実したサービスが受けられる
この記事では、JAF会員に加入するメリット・デメリットについて解説しました。JAFは、50年以上の実績がある会社です。
JAFに加入すると幅広くロードサービスを無料で受けられるほか、日常でも役に立つ会員特典があります。
また、自動車保険と併用することで、さらに手厚いサービスが受けられるでしょう。しかし、サービス対象にならない車や事例がありますので、加入の際には確認が必要です。
JAFの加入には、入会費と年会費が必要です。年会費をまとめて払ったりクレジットカード払いにしたりすると、費用を安く抑えられます。
車を運転する機会が多い方や会員特典をフルに活用できる方は、JAFの加入がオススメです。この記事を参考にして、ぜひ、JAFの加入を検討してみてください。