あなたは「ソーラーパネルのメンテナンスにかかる費用が知りたい」「太陽光発電の維持費ってどのくらいなの」と気になっているのではないでしょうか。
ソーラーパネルは電気代を節約できるメリットがありますが、同時に維持費やメンテナンス費用がかかる側面もありますよね。
本記事では、ソーラーパネルのメンテナンスにかかる費用や維持費について詳しくお伝えしていきますね。
この記事を読めば、ソーラーパネルのメンテナンスにかかる費用が分かり、どのくらいの予算を準備すればいいのか分かるでしょう。ぜひご覧くださいね。
Contents
ソーラーパネルのメンテナンスにかかる費用
ソーラーパネルのメンテナンスにかかる費用は、1回あたり5~10万円の相場になっており、家庭用・産業用やパネルの大きさによって変わりますよ。
- 住宅用 4年ごとに5~10万円
- 産業用(50kw以下) 年間10~15万円
- 産業用(50kw以上) 年間100~200万円
上記の項目の通り、住宅用ソーラーパネルは4年ごとのメンテナンスが推奨されており、産業用は毎年の実施が進められています。
また、運用しているソーラーパネルで、修理・交換部品がある場合は、別途料金がかかりますよ。
次の項目から、ソーラーパネルのメンテナンスにかかる費用の内訳について詳しくお伝えしていきますね。
ソーラーパネルのメンテナンスにかかる費用は5つある
ソーラーパネルのメンテナンスにかかる費用の内訳は、以下の5つに分けられますよ。
- 定期点検
- パネルの清掃
- パネルの修理交換費用
- PCS(パワーコンディショナー)の修理交換費用
- 点検や清掃のための足場代
特に費用がかかる部分は、各パーツの修理交換費用のところでしょう。
パネルにキズが付いたり、機械に不具合が出た場合、最大15万円の修理交換費用がかかるかもしれませんので注意しましょう。
「ソーラーパネルのメンテナンスがこんなに高いとは知らなかった」とならないように、1つ1つ覚えておいてくださいね。
ソーラーパネルのメンテナンス費用①【定期点検】
まずはじめにお伝えする、ソーラーパネルのメンテナンス費用は「定期点検」の部分です。
ソーラーパネルの定期点検にかかる費用は、1回あたり1~2万円です。
ソーラーパネルの定期点検は、以下の8つの機器が対象になっているんですよ。
- パネル
- パワーコンディショナー
- 接続箱、終電箱
- 配線
- ブレーカー
- 電力量計
- 架台
上記の8つの機器のなかで、不具合がある場合、修理交換費用がかかるかもしれませんよ。
ソーラーパネルのメンテナンス費用②【パネルの清掃】
2つ目にお伝えする、ソーラーパネルのメンテナンス費用は、「パネルの清掃」の部分ですよ。
ソーラーパネルの清掃は、パネルの大きさや枚数にもよりますが、3~6万円の費用がかかる傾向です。
ソーラーパネルは表面に汚れがたまることで、発電不良や発火の原因につながりますよ。
安定した発電ができることで、ソーラーパネルの設置費用を早く回収できるので、定期的な清掃をしましょう。
ソーラーパネルのメンテナンス費用③【パネルの修理・交換】
3つ目にお伝えする、ソーラーパネルのメンテナンス費用は、「パネルの修理・交換」の部分です。
ソーラーパネルは、故障や傷がついた場合、1枚あたり10~15万円の修理交換費用がかかりますよ。
「自分でソーラーパネルを掃除したら壊れてしまった」という場合、急な出費になる恐れがあるので、パネルの取り扱いに細心の注意を払いましょう。
のちほど、ソーラーパネルを自分でメンテナンスする際の注意点についてお伝えしていきますので、読み進めてくださいね。
ソーラーパネルのメンテナンス費用④【PCSの修理・交換】
4つ目にお伝えする、ソーラーパネルのメンテナンス費用は、「PCS(パワーコンディショナー)の修理・交換」の部分ですよ。
PCS(パワーコンディショナー)(※)は10~15年の寿命とされており、寿命が近づくと修理交換10~40万円か部品交換費用5~10万円がかかります。
(※)パワーコンディショナーは太陽光発電した電気を家庭やビルで使える電気に調整してくれる機器です。
せっかく発電効率を高くしたところで、パワーコンディショナーが故障していたら、ソーラーパネルの意味がなくなってしまいますよね。
安定した電気を使うためにも、パワーコンディショナーのメンテナンスも定期的に行ないましょう。
ソーラーパネルのメンテナンス費用⑤【足場代】
5つ目にお伝えする、ソーラーパネルのメンテナンス費用は、「清掃や点検のための足場代」の部分ですよ。
ソーラーパネルの定期点検や清掃をするために、高所で作業をする足場を設置する必要がありますよ。
ソーラーパネルの清掃や点検をするために、1回ごとに8万円ほどかかりますので、覚えておいてくださいね。
こちらもソーラーパネルの大きさや枚数が多いと、足場代が多くなる傾向にありますよ。
蓄電池を導入している方は、さらに費用がかかるので注意
ソーラーパネルを導入している方で「蓄電池」も設置しているのではないでしょうか。
蓄電池は災害が起きた際に、安定した電気を使えるため便利ですが、10~15年ごとに交換することを推奨されていますよ。
蓄電池は、2022年現在1kwhあたり7万円の交換費用がかかっており、今後さらにコストが下がっていくとされています。
家庭用蓄電池は平均10kwhサイズのものが使われており、仮に交換した場合、約70万円の交換費用がかかるとされます。
ただし、メーカーや蓄電池の価格によって交換費用が変わりますので、業者に直接聞くことをオススメしますよ。
ソーラーパネルを自分でメンテナンスする際の注意点
なかには、ソーラーパネルを自分でメンテナンスする方もいるのではないでしょうか。
「セルフメンテナンスすればお金を節約できるんじゃない」という方ほど、以下の点検に関する注意点を知っておいたほうが良いでしょう。
- パネルに水道水をかけない(塩素がパネルに蓄積するため)
- パネルの周りに植物などがかからないようにする
- 掃除は枯れ葉を落とす程度にしておく
自分でソーラーパネルのメンテナンスをすると、パネルにキズを付けてしまい、メーカー保証の対象外になってしまう可能性がありますよ。
ソーラーパネルのメンテナンスをする際は、必ず業者に依頼して、セルフで行なわないようにしましょう。
【まとめ】ソーラーパネルを多くつけて、設置費用や維持費を早く回収しよう
本記事では、ソーラーパネルのメンテナンスにかかる費用について、内訳や維持費についてお伝えしてきました。
ソーラーパネルは安定した発電をすることで、10~20年で設置費用や維持費を回収することができるんですよ。
「発電量を上げたいな」「導入費用を早く回収したいな」という方は、ソーラーパネルの数を増やしてみてくださいね。
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