「自動車保険の見直しをして、毎月の保険料を抑えたい!」「車両保険を外すタイミングが知りたい」という方もいるのではないでしょうか。
マイカーを所有していると、自動車保険の保険料のほとんどが車両保険で占められていることが分かるでしょう。
車両保険にかかる費用を抑えれば、毎月の保険料が減り、家計の支出が減りますよね。
そこで本記事では、車両保険を外すタイミングや注意点についてお伝えしていきますよ。
この記事を読めば、車両保険を外すときのタイミングや、車両保険を外すことで使えなくなる補償が分かり、注意すべきところが分かるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
車両保険を外すタイミング①「新車から10年経過」
まず始めにお伝えする、車両保険を外すタイミングは、「新車から10年経過したとき」ですよ。
一般的に、車両保険を外すタイミングとして良い時期は新車から10年経過とされています。
「え、そんなに長く保険を付けておく必要があるの?」と思うかもしれませんが、新車の価値が高い初期のうちは、万が一の事故に備えて確実に補償を受けられるため、保険に加入することは重要です。
そして、保険金額自体が10年経つと大幅に減少するため、保険料が割高に感じられることもあるでしょう。
「車の価値も下がってきて、保険料が高く感じるならば、そろそろ保険を見直しても良いのかもしれない」と考えるのが自然な流れと言えます。
車両保険を外すタイミング②「新車から13年経過」
次にお伝えする、車両保険を外すタイミングは、「新車から13年経過したとき」ですよ。
車は新車から13年以上経過すると、車両価値がほぼ底値に近くなります。
場合によっては、車の修理費用が車両価値を上回ることもあるでしょう。
「修理しようかなと思ったけど、車本体よりも高いから新車買ったほうがいいかな」と乗り換えるケースも少なくありません。
このように、車両の経過年数が上がるにつれて、保険を下ろすことも少なくなるため、あえて車両保険に加入するメリットも少なくなるでしょう。
車両保険を外すタイミング③「補償額が修理費を大きく下回ったとき」
3つ目にお伝えする、車両保険を外すタイミングは、「補償額が修理費を大きく下回ったとき」ですよ。
車両保険は、トラブルから大切な車を守るための大きなサポートとなります。しかし、メリットばかりであるわけではありません。
その1つとして、保険で下りる金額が修理費を大きく下回るときですよ。
本来車両保険が果たすべき役割、つまり、修理費の負担を軽減する、という意義が薄れてしまうばかりか、出費の方が上回りかねません。
今現在の愛車の価値を調べると同時に、保険金額はいくら下りるのか把握しておくことをオススメしますよ。
一般的な車両保険を外すタイミングはいつ?
「他の人はどのタイミングで車両保険を外してるの?」と気になる方もいるでしょう。
ここでは、「新車時」「3年経過」「9年経過」「13年経過」の4つに分けてお伝えしていきますね。以下の表をご覧くださいね。
車両の経過年数と車両保険の加入率(※) | |
新車 | 80.6% |
3年経過 | 71.6% |
9年経過 | 52.9% |
13年経過 | 33.4% |
上記の表では、ホンダフィットの車両保険付帯率についてまとめています。新車から9年経過すると、約半数の方が車両保険を外しているのが分かりますね。
車種やライフスタイルによって、車両保険の必要性が異なってきますので、1つの目安として参考にしてみてくださいね。
(※)出典:ZURICH
車両保険を外すときのオススメなタイミング
車両保険を外すときは、車齢の経過年数がおおまかな目安だと分かったはずです。
ちなみに車齢以外にも、車両保険を外すときのオススメなタイミングがありますよ。以下の3つを参考にしてみてくださいね。
- 古い自動車を所有している
- 運転スキルが向上した
- 他の保険に加入した
特に「古い自動車を所有している」ときは、車両価値が下がるにつれ、車両保険に支払う保険料が車の時価額を上回る可能性があるでしょう。
車齢が古い車ほど、下りる保険額が少なくなったり、毎月の保険料が高くなったりするため、車両保険の内容を見直す必要があるでしょう。
車両保険を外すときの注意点
「さっそく車両保険を外してみようかな」という方は、注意点も把握しておくことで、万が一の時に保険を最大限生かせるでしょう。
特に、高額な車両の場合、修理費用が予想以上に高くなることも珍しくありません。
そのため、自分で修理費用を準備できるか、修理に要する金額をどこから工面するか、事前に計画を練ることが大切になりますよ。
車両保険を外すときに考えておくこと
- 修理費用を保険で補うかの有無
- 自前で修理費用を工面できるか
- 車両の故障を防ぐメンテナンスをする
車両保険を外すときは、目先の節約ばかりに注目するのではなく、万が一の修理費のことも考えてみてくださいね。
車両保険をつけたほうが良い場合
「どんな人が車両保険に加入したほうがいいのか知りたいな」と悩む方もいるでしょう。
車両保険に加入したほうが良い人は、以下の5つ挙げられますよ。
車両保険をつけた方が良い場合
- 運転に自信がない
- 新車を所有している
- 急な出費に対応できない
- 車両価値が高い車に乗っている
- 車両盗難に不安を感じている
特に、「車の運転にまだ慣れていない」「免許取り立てだ」という方は、不慣れな操作から事故を起こしてしまう可能性があるため、不安を感じている方は車両保険の加入をオススメしますよ。
ちなみに、免許を取得して間もない20代前半までの方は、30代以上の方の約2倍以上の事故に遭っているデータ(※)もありますよ。
車両保険をつけた方が良いか迷っている方は、上記の5点について考えてみてくださいね。
(※1)出典:政府統計の総合窓口
車両保険の加入を見直すなら「インズウェブ」で見積もりをしてみよう
車両保険を外すことについて調べている方は、おそらく毎月の保険料を節約したいと考えているのではないでしょうか。
もちろん、車両保険を外すことで毎月の保険料を節約できますが、より節約効果を高めるなら、保険の一括見積もりサイトを活用することをオススメしますよ。
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以下の記事では、インズウェブについて詳しく解説していますので、併せてご覧くださいね。
【まとめ】車両保険を外すタイミングを見極めよう
本記事では、車両保険を外すタイミングについて詳しく解説してきました。
車両保険を外すタイミングは、主に「車の時価額が下がってきたとき」だと分かったはずです。
その他にも、車両保険を外すうえでの注意点や車両保険を付けておいた方が良い人など、本記事に記載されているポイントを活用してみてくださいね。
車両保険を見直して、あなたのカーライフをさらに充実したものにしてみてくださいね。