車の買い替え時期を迎える方のなかには「なるべく車の購入は避けたい」「古い車を長く乗る方法はないかな?」このように考えるのではないでしょうか。
車は一般的に、10年が寿命だと言われています。しかし、なかには10年以上運転している方もいますよね。
本記事では、古い車を長く乗る方法を7つ紹介しています。
古い車を長く乗る方法7選
- 定期的にメンテナンスする
- 消耗品をこまめに交換する
- 屋根付きの駐車場を使用する
- ときどきエンジンをかける
- 急なハンドル操作をしない
- まめに洗車する
- 自分に合った整備工場に依頼する
古い車に乗り続けるメリットとデメリットについても解説しているため、ぜひ、最後まで読んで車の買い替えを検討してくださいね。
Contents
古い車を長く乗る方法①【定期的にメンテナンスする】

古い車に長く乗る方法の1つ目は「定期的にメンテナンスをする」ことです。車の部品は、使用していくうちに、少しずつ劣化していきます。
定期メンテナンスを受けることで、自分でも気づかなかった損傷を見付けてもらえるため、故障の早期発見・早期修理ができますよ。
小さなトラブルを放置すると、それが大きな故障や事故の原因となり、かえって高額な修理費用がかかる可能性もあるでしょう。
車の安全性を維持するためにも、定期的なメンテナンスが必要です。古い車は、突然トラブルが起きる場合も考えられるため、普段の運転と「少し違うな」と思ったときは、早めに相談することが大切です。
古い車を長く乗る方法②【消耗品をこまめに交換する】

次に紹介する、古い車を長く乗る方法は「消耗品をこまめに交換すること」です。車の消耗品とは、たとえば、エンジンオイルやタイヤ・ワイパーブレードなどです。
消耗品がうまく働かないと、車の性能が発揮できないうえに、安全性が低下してしまいます。
また、傷んだ部品をそのまま使い続けていると、それに伴いほかの部品にも負担がかかる場合もありますよ。その結果、故障部分が広がり、大きな事故につながりかねません。
古い車の消耗品をこまめに交換することで、車の性能や安全性を維持し、長期的に乗るポイントの1つです。
古い車を長く乗る方法③【屋根付きの駐車場を使用する】

3つ目に紹介する、古い車に長く乗る方法は「屋根付きの駐車場を使用する」ことです。車にとって雨や雪は、錆の原因になるんですよ。古い車は新しい車より錆になりやすく、小さな傷からでも錆が広がってしまうからです。
直射日光も、車の塗装や内装にダメージを与えますよ。紫外線は塗装の劣化を早め、色あせやひび割れの原因となるでしょう。また、夏場は温度変化も激しく、エンジンルームが高温になる傾向です。
ほかにも、風で飛ばされたもので傷が付くケースや鳥のフンや虫などの汚れが付く場合もありますよ。屋根付き駐車場を使うことで、車の劣化を防ぎ、傷や汚れからも守ってくれるでしょう。
古い車を長く乗る方法④【ときどきエンジンをかける】

古い車を長く乗る方法には「ときどきエンジンをかける」ことも挙げられますよ。長時間車を運転しないとバッテリーが上がってしまい、いざ運転したいときに動かない場合があります。
また、エンジンオイルが劣化すると、エンジン性能が低下し、故障のリスクが高まります。
エンジンオイルは内部の摩擦を減らし、エンジンを保護する役割をしているからです。
このように、車を運転しないことで、関連するほかの部分の動作もうまく機能しない可能性が高くなるでしょう。
定期的にエンジンをかけることで、車の状態チェックにも役立ちますよ。そのため、1週間に1度はエンジンを動かし、走行することがおすすめです。
ただし、車の調子が良くないときは無理に動かさず、整備工場に相談するようにしてくださいね。
古い車を長く乗る方法⑤【急なハンドル操作をしない】

5つ目に紹介する、車を長く乗る方法は「急なハンドル操作をしない」ことです。急なハンドル操作は、サスペンションやステアリングに大きな負担をかけますよ。
急なハンドル操作は、車体のフレームやシャーシにも負担がかかります。さらに、車体にゆがみが生じることもあるでしょう。そのため、ハンドル操作がしにくくなったり乗り心地が悪くなったりするんですよ。
急なハンドル操作は、路面状態が良くない場合や悪天候のときに、スリップする危険性も考えられます。
車の足回りの負担をかける操作は、タイヤや関連部品の寿命が短くなる傾向です。経済的な負担が大きくなるため、安全に乗り続けるためにもスムーズなハンドル操作を心がけましょう。
古い車を長く乗る方法⑥【まめに洗車する】

古い車を長く乗る方法の1つに「まめに洗車する」こともありますよ。とくに、沿岸部の方は潮風に、雪がよく降る地域に住む方は、雪の日の融雪剤に注意が必要です。
塩分は鉄を劣化させやすく、小さな傷でも錆が広がりやすくなってしまうため、雪の日に運転をしたときは、足回りを中心に洗浄することが大切です。
さらに、鳥のフンや紫外線は車の塗装の劣化やダメージの原因になる場合があります。まめに洗車することで、車の塗装のはがれを防ぎ、きれいな外観を保てるでしょう。
洗車はボディチェックをする機会にもなり、車の傷や塗装のはがれを早めに見つけられますよ。また、洗車後は、水分をしっかり拭き取り、ワックスなどで保護することも大切です。
古い車を長く乗る方法⑦【自分に合った整備工場に依頼する】

最後に紹介する、古い車を長く乗る方法は「自分に合った整備工場に依頼する」ことです。長くお世話になっている整備工場なら、信頼関係がすでにできているかもしれません。
同じ整備工場を利用すれば、愛車の状態を把握してもらいやすく、定期的なメンテナンスや適切なアドバイスをもらうことも可能です。
古い車になれば、部品の入手が難しくなるかもしれません。しかし、なじみのある整備工場なら、独自の方法でパーツを入手してもらえるでしょう。
自分に合った整備工場を見つけるためには、複数の整備工場を見学したり、地域で評判の店舗を利用したりすることがおすすめです。
古い車を長く乗るメリット

古い車に長く乗るメリットは、たくさんありますよ。まず、経済的な負担が少なくなることです。古い車に長く乗ることで、新車の購入費用がかかりません。さらに、新車購入時に必要な初期費用や登録費用・手数料が発生しませんよ。
また、新車を購入する場合、カーローンを組む方もいるでしょう。カーローンを組めば、月々の返済額に加えて利子も必要になりますよ。
古い車に長く乗り続けることは、周りとは違う感性を持っており、自分の軸を持っていることの表れです。
古い車には、現代車にはない魅力もあるかもしれません。古い車が好きな方も一定数いるため、かっこいいと感じるようですよ。
古い車を長く乗るデメリット

古い車に長く乗ると、デメリットもありますよ。古い車は、部品が劣化しやすくなるため、こまめなメンテナンスが必要です。また、数年に1度新車が販売されることもあり、年式の古い車は部品の生産がなくなるかもしれません。
部品の生産がなくなると手に入れることは難しく、修理に時間や費用がかかりやすくなるでしょう。さらに、初年度登録から13年以上経過した車は、自動車税が重課されますよ。このように、古い車に長く乗ると維持費が高くなる傾向です。
一般的に7年以上経過した車は、車の価値が低下してしまいます。将来的に売却を考えている方は、期待できる査定価格は出ないかもしれません。
古い車を下取りに出したいと考えている方は「カーネクスト」がオススメです。無料で査定できるため、一度相談してみてくださいね。


【まとめ】古い車を長く乗るためには、車のチェックが欠かせない

本記事では、古い車を長く乗る方法を7つ紹介しました。古い車は、新しい車より故障や修理の可能性が高いため、定期的なメンテナンスが必要です。
車の点検をするときは、自分に合った整備工場を利用し、適切に消耗品の交換をおこなうことが大切です。
また、メンテナンスだけでなく、日頃から丁寧な運転やまめな洗車をすることで、車の劣化を予防できるでしょう。
古い車に乗り続けることは、新車の購入費用はかかりませんが、車の維持費にお金が必要になるかもしれません。
古い車を乗り続けていても、ある程度費用が必要なため、予算やライフスタイルに合わせて検討することが大切です。