「夜中に車の防犯ブザーが鳴りっぱなしになってしまう」「鳴らないように対策をしておきたい」このように、考えることはありませんか。
もしかしたら、自分以外の車のブザーが鳴っていて、対処に困っている方もいるのかもしれません。
そこで、本記事では、車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになる原因を3つ紹介しています。
車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになる原因3選
- 車体に何かが当たった
- バッテリーが少なくなった
- 虫が車内に入った
防犯ブザーが鳴ったときの対処法についても解説しています。誤作動が起きたときでも慌てないように、知っておくと安心です。ぜひ、最後までご覧ください。
Contents
車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになる原因①【車体に何かが当たった】
車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになる原因の多くは「車体に何かが当たった」からです。
一般的に車の防犯ブザーは、車に誰かが触れたときの振動に反応して、ブザーが鳴ります。そのため、車に猫が登ったり、風に吹かれた物が当たったりしたときでも作動してしまいます。
この場合、風や動物による誤作動が原因になっています。後付け設置の防犯ブザーにみられるため、感知するレベルが設定できる商品を選ぶと良いでしょう。
車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになる原因②【バッテリーが少ない】
次に考えられる原因は、防犯ブザーの「バッテリーが少なくなった」からかもしれません。
防犯ブザーのバッテリー切れだけでなく、故障や破損でも鳴ってしまう可能性があるため、定期的な点検が必要です。
また、車のバッテリーが上がりでブースターケーブルに接続したときやバッテリーの交換時にも、防犯ブザーが鳴り続ける可能性も考えられます。
緊急時以外は夜中にバッテリー交換をする方はいませんが、万が一のときは注意が必要です。
バッテリーが上がっても、補助バッテリーで防犯ブザーが鳴る設定の車種もあるため、その場合は、あらかじめ止められませんよ。
車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになる原因③【虫が車内に入った】
車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになる、もう1つの原因として「虫が車内に入った」可能性も考えられますよ。
防犯ブザーには、誰かが車内に侵入したかどうかを、センサーで判断するタイプがあります。
虫がセンサーの前を通った場合、侵入者がいると判断されるため、誤作動が起きて防犯ブザーが鳴ってしまいます。
虫は、車の乗り降りや少しの窓の隙間からでも侵入する可能性が考えられます。車から遠く離れているとすぐに対応できない場合もあるため、駐車の際は窓が閉まっているか確認した方が良いかもしれませんね。
こんなときもアラームが鳴る原因に!
車の防犯ブザーが鳴る原因は、外部からの刺激による誤作動の場合がほとんどです。このほかにも、アラームが鳴る可能性を紹介します。
たとえば、スマートキーを使用して、車の中から解錠したときも防犯ブザーがなりますよ。車内からの解錠で防犯ブザーが鳴るように設定している場合「侵入者がいた」と判断するためです。
ほかにも、スマートキーで閉めたロックを、鍵穴に挿して解錠したときも防犯ブザーが鳴ってしまいますよ。
スマートキーは、スマートキーの中にある「メカニカルキー」で解錠すると「盗難の可能性がある」と判断され、アラームが鳴る仕組みになっているからです。
また、車のドアがきちんと閉まっていないとき(半ドア)で施錠しようとしたときに、防犯ブザーがなるタイプもあるんですよ。
車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになったときの対処法
車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになったときは、近所迷惑にならないように、早めに止めに行くことが大切です。
まずは、スマートキーで車のロックを解除してみてください。車の所有者のスマートキーを使用すれば、ブザーは止まります。
それでも鳴りやまないときは、車に乗り込みエンジンをかけてみてください。多くの場合、この方法で鳴りやむでしょう。
夜中に防犯ブザーがなると慌ててしまいますが、落ち着いて行動すれば、ブザー音を止められますよ。
それでも鳴りやまない場合は、防犯装置自体が故障しているのかもしれません。原因が分からないときは、早めにディーラーに相談して点検してもらいましょう。
近隣の車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになったときは?
車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになるのは、自分の車だけではありません。近所の車が鳴りっぱなしになっていれば「警察に言うべき?」と悩む方もいるでしょう。
まずは、車の持ち主に防犯ブザーが鳴っている旨を知らせることが大切です。しかし「直接言うのは気を遣う」「今後の近所付き合いが心配」という方もいるでしょう。
その場合は、駐車場の管理会社に相談して、所有者に連絡してもらってください。それでも夜中にブザーが鳴る日が続くようなら、警察に相談しても良いかもしれません。管理会社や警察が入ったなら、車の所有者に対処してもらえる可能性も高くなりますよ。
このように、車の防犯ブザーが夜中に鳴ってしまうと、近所の方に大きな迷惑をかけてしまいます。
車の防犯ブザーは、ディーラーに相談すれば、鳴らない設定に変えられますよ。しかし、防犯効果は薄れるため、ほかの盗難対策も考えておくと良いでしょう。
次の項目からは、防犯ブザー以外の盗難対策を2つ紹介しています。
防犯ブザー以外の盗難対策2選
- 行動に気をつける
- 他の防犯グッズを利用する
順番に、解説していきます。
防犯ブザー以外の盗難対策①【行動に気を付ける】
防犯ブザー以外の盗難対策の1つ目は「行動に気を付ける」ことです。車の盗難をする人は、狙っている車の所有者の行動を把握しています。
そのため、自宅に戻る時間帯や駐車場の場所なども確認し、車を選ぶ傾向です。車の鍵を付けたままにする癖がある方や帰宅時間が遅い方は、対策が必要かもしれません。
また、駐車場の場所も重要なんですよ。たとえば、民家から離れており、暗い場所の駐車場は狙われやすい傾向です。
シャッター付きのガレージや防犯カメラの設置されている駐車場なら、盗難に遭う可能性を下げられるでしょう。
防犯ブザー以外の盗難対策②【ほかの防犯グッズを利用する】
仕事の都合や地域によっては、行動に気を付けることは難しいかもしれません。その場合は、ほかの「防犯グッズを利用」を考えてみてはいかがでしょうか。
防犯グッズには、タイヤ止めやハンドルロックなど、物理的に防ぐ方法があります。設置は面倒かもしれませんが、ひと目で防犯に気が付きやすく解除に時間がかかるため、盗難予防になるでしょう。
ほかにも、24時間録画できるドライブレコーダーの使用や、GPSを取り付けて追跡する方法もありますよ。
GPSはアプリと連動させて使用するため、万が一盗難されたときでも、車の場所を探しやすくなるでしょう。
ただし、使用の際は通信料や端末代が必要です。「どんな商品があるのかな」「どれを買えばいいんだろう?」と悩む方は、次の記事を参考にしてみてくださいね。
防犯ブザー使用時の注意点
防犯ブザーは、音を鳴らして周囲に盗難を知らせる、効果的なアイテムです。しかし、風による振動や動物が近づいただけでも誤作動が起きるため、夜中に防犯ブザーが鳴ってしまうと近所迷惑になります。
防犯ブザーが立て続けに鳴ってしまうときは、防犯ブザーが故障しているかもしれません。
防犯ブザーは、定期的にメンテナンスをする必要がありますよ。防犯ブザーによって、メンテナンスの方法や頻度は異なるため、取扱説明書をよく読んで修理を依頼してみましょう。
ディーラーで設置をした方は、早めに相談し修理や交換を依頼するようにしてくださいね。
【まとめ】車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになったら、焦らず対処しよう!
本記事では、車の防犯ブザーが夜中に鳴りっぱなしになる原因を3つ解説しました。
車の防犯ブザーは、車体への振動やセンサーによる感知で盗難があるかどうかを判断しています。そのため、誤作動が起きる場合もあるでしょう。
防犯ブザーが鳴ったときは、スマートキーを使用して解錠しエンジンをかければ止まるため、焦らずに対処してくださいね。
もし、近所の車の防犯ブザーが鳴りやまないときは、まずは駐車場の管理会社に連絡し、対処してもらいましょう。
防犯ブザーの誤作動や点検に備えて、ほかの防犯グッズと併用することがオススメです。日頃から、車の防犯対策を整えておきましょう。