車のドアボタンが反応しない原因は7つ！対処法と注意点とは

車のドアをロックするときに、ドアボタンが反応しなくて困ったことはありませんか。ドアボタンの反応が悪い場合、修理が必要かどうか悩んでしまいますよね。

修理が必要な場合もありますが、なかには自分で対処できる場合もあるんですよ。そこで、本記事では車のドアボタンが反応しない原因を7つ紹介しています。

スマートキーを使用する際の注意点や適切な対処法もお伝えします。ぜひ、最後までご覧ください。

車のドアボタンが反応しない原因①【スマートキーの電池が切れている】

スマートキーを使って車のドアを開ける際、車のドアボタンが反応しない原因の1つに「スマートキーの電池が切れている」場合があります。

ドアロックは、スマートキーから発信する電波を使ってドアロックの施錠と解錠をするからです。

また、スマートキーの電池の寿命は、1年から2年程度であり、ドアボタンが反応しない場合は、まず、スマートキーの電池を交換することがオススメです。

スマートキーの電池交換は、カーショップやディーラーに頼むこともできますが、自分で交換もできますよ。スマートキーの電池交換の時期を忘れないように、車検や点検ごとに交換しても良いかもしれませんね。

車のドアボタンが反応しない原因②【半ドアになっている】

次に考えられる、ドアボタンが反応しない原因は「半ドアになっている」ときです。もしかしたら、トランクのドアが半ドアになっているかもしれないため、確かめてみましょう。

半ドアの場合なら、きちんと閉め直しをすれば、ドアボタンが反応してくれるでしょう。

半ドアになっているときは、車の警告灯や警告音で知らせてくれる場合がほとんどです。ルームランプを「DOOR」にしている方は、ルームランプの点灯で半ドアかどうか確かめることもできますよ。

また、半ドアのまま車から離れると、ルームランプが点灯し続けるため、バッテリーが上がってしまいますよ。

車のドアボタンが反応しない原因③【スマホやパソコンが近くにある】

3つ目に考えられる原因は「スマホやパソコンが近くにあること」です。スマートキーは、電波を使ってドアロックの操作をしています。

スマホやパソコンのような電波が強い機器が近くにあると、電波干渉が起きる場合もありますよ。

まずは、スマートキーとスマホと離してみて対処してみましょう。ほかにも、テレビ塔が近くにあるときやコインパーキングのタイヤロックでも、ドアボタンが反応しない場合がありますよ。

場合によっては、ドアボタンではなく、スマートキー本体のボタンでドアロックができるため、試してみてくださいね。

車のドアボタンが反応しない原因④【ドアボタンが故障している】

もしかしたら、車のドアボタンが反応しない原因は「ドアボタンが故障している」からかもしれません。

車のドアボタンは、電気を使用してドアロックの開閉をしています。ドアボタンの故障は、車の経年劣化やモーターの不具合が原因の場合がありますよ。

そのため、ドアボタンそのものが壊れていると、自分ひとりで対処することは難しいでしょう。

万が一、外出中にドアロックが故障してドアが閉まらなくなると、運転ができなくなります。

運転中のトラブルが心配な方はJAFの加入がオススメです。JAFの特徴を詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧くださいね。

車のドアボタンが反応しない原因⑤【バッテリーが上がっている】

車のドアボタンは「バッテリーが上がっている」ときは反応しませんよ。バッテリーが上がっているときは、ドアが開かないだけではなくエンジンも作動しません。

バッテリーが上がってるかどうか調べるためには、スマートキーをスライドした中にある「メカニカルキー」を使って車内に入り、エンジンがかかるかどうか調べる必要があります。

万が一、バッテリーが上がってる場合、充電する必要がありますよ。車の充電は、バッテリーの充電器を使用するか、他の車のバッテリーとケーブルでつなぐ方法があります。

しかし、車に詳しくない方は対処ができず、不安を感じることでしょう。その場合は、迷わず自動車保険やロードサービスに相談してくださいね。

車のドアボタンが反応しない原因⑥【スマートキーが壊れている】

車のドアボタンが反応しない原因は「スマートキーが壊れている」ことも挙げられますよ。

スマートキーは、電波障害や落下などで故障する可能性があります。スマートキーの電池を交換してみても改善しない場合は、故障を疑った方が良いかもしれません。

スマートキーの修理を自分でおこなうことは難しいため、ディーラーに新しいものを準備してもらうか、鍵屋さんに依頼すると良いでしょう。

スマートキーの修理にかかる費用は、依頼先や車の種類によって異なります。イモビライザーが搭載されているものもあり、3万円～10万円程度かかると考えておいた方が良いでしょう。

車のドアボタンが反応しない原因⑦【電気系統の故障】

最後に紹介する、車のドアボタンが反応しない原因は「電気系統の故障」かもしれません。ドアとドアボタンの配線が断線していたり、ヒューズが飛んでいる可能性も考えられます。

配線が原因でドアボタンが反応しない場合、運転席ではないドアなら使えるかもしれません。他のドアが使えるかどうか確認し、車内に乗り込みましょう。

他のドアから出入りができるなら、運転ができる可能性があります。そのまま運転できますが、ほかの故障も考えられるため、近くの整備工場に運ぶことが大切です。

車のドアが開かなくても大丈夫！簡単な対処法

先にも解説したように、スマートキーでドアのボタンが反応しないときは、メカニカルキーを使用すれば車内に入れますよ。

このときに、防犯アラームが鳴る場合があります。スマートキーを使ってロックをした車が、鍵を使ってドアを開けた場合にアラームが鳴るシステムのため、しばらくすると停止しますよ。

また、エンジンをかければアラームはすぐに止まります。ですから、焦らずに操作をしましょう。

メカニカルキーの使い方は、車種によってさまざまですが、一般的にキーをスマートエンジンのスイッチに近付けるとエンジンがかけられるようになります。エンジンの始動方法は、取扱説明書を見て確認しておきましょう。

スマートキーを使用する際の注意点

スマートキーは、電波を使用してドアロックを開閉する仕組みです。そのため、電波の多い場所で使うと、スマートキーの電波も反応してしまうため、バッテリーが消費しやすくなります。

ほかにも、充電器や磁石・電子調理器なども、スマートキーの電池の消費に影響を与える場合がありますよ。ですから、スマートキーを使わないときの保管場所にも注意が必要です。

スマートキーが突然使えなくなる場合も考えられるため、早めに電池交換をしておくことがオススメです。

スマートキーの電池切れや故障のために、スペアキーを準備しておくと安心です。スペアキーも使わずに放置しておくと電池が減るため、ときどき点検してくださいね。

【まとめ】車のドアボタンが反応しない原因の多くは電池不足！まずは電池交換をしてみよう

本記事では、車のドアボタンが反応しない原因を7つ紹介しました。車のドアボタンが反応しない原因の多くは、スマートキーのバッテリー不足が考えられます。

「なんだか最近ドアボタンの反応が良くないな」と感じるときは、まずは電池を交換するようにしましょう。

スマートキー専用の電池なら、コンビニでも入手できますし、自分で交換もできますよ。まずは、電池を交換して様子をみてください。

しかし、自分一人では解決できないトラブルに遭うかもしれません。たとえば「バッテリー上がり」になった場合、車を動かせなくなってしまいます。

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