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どうする?車のオイルランプが点いたり消えたりした時の対処

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「車のオイルランプが点いたり消えたりしているんだけど、危険な状態なのかな?」と心配になっていませんか?

オイルランプの点灯に気づいたものの、どのように対処すれば良いかわからない方もいるでしょう。原因がわからないと、不安になってしまいますよね。

オイルランプが点いたり消えたりするのには、原因があります。落ち着いて対処するためには、オイルランプが点灯する仕組みや原因を理解しておくことが大切です。

この記事では、オイルランプが点いたり消えたりする原因と対処法を紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

車のオイルランプが点いたり消えたりする仕組みとは?

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車のオイルランプが点いたり消えたりするのには、いくつか原因があります。これから、原因と対処法を確認してみましょう。

オイルランプの正式名称は「油圧警告灯」です。エンジンが始動する際、油圧によってオイルがオイルセンサー部に接触し、ランプが消える仕組みになっています。

そのため、油圧が発生した場合でも、オイルがセンサーに接触しなければ、オイルランプは消えません。

また、オイルランプには色があり、点灯する色によって危険度が異なります。オイルランプが黄色の場合は「注意」を表します。

注意という表現になっていますが、注意しながら走行すれば良いというわけではありません。そのまま放置してしまうと、エンジンが焼けついてしまうため、修理やメンテナンスが必要です。

一方で、オイルランプが赤色の場合は「危険」を表します。すなわち、走行中ということです。赤色に点灯した場合は、ただちに車を安全な場所へ停車させます。

車のオイルランプが点いたり消えたりした時の対処:手順①【安全な場所に停車する】

車, ステアリング ホイール, クラシックカー, コンバーチブル出典:https://cdn.pixabay.com/photo/2016/07/27/00/58/car-1544342_640.jpg

車のオイルランプが点いたり消えたりしている時点で、正常にオイルが循環していない可能性が高いです。すぐに車を停車させて、状態を確認する必要があります。

安全に車を停車できるスペースを発見したら、すぐに走行を中止しましょう。車が停車したら、まずはエンジンがついたままの状態でオイルランプが点灯しているか確認します。

もし、その状態でオイルランプが消えている場合は、最低限のオイルが確保できているかもしれません。

また、安全な場所を探しながら走行をする際にも注意が必要です。仮にオイルが不足した状態で走行を続けた場合、エンジンに大きな負荷がかかります。

できる限りエンジンの回転数をあげないように、注意しながら走行しましょう。

車のオイルランプが点いたり消えたりした時の対処:手順②【エンジンオイル量の確認】

車のエンジン, モーター, エンジン, 車両, 自動, 自動車, メカニック出典:https://cdn.pixabay.com/photo/2016/10/13/17/38/car-engine-1738366_640.jpg

車のオイルランプが点いたり消えたりする場合は、エンジンオイルの量が不足している可能性があります。

安全な場所に車を停車したら、まずはオイルランプの状態や、オイルの残量を確認しましょう。オイル量の確認方法は、以下のとおりです。

【オイル残量の確認手順】

  1. エンジンが冷めるのを待つ
  2. ボンネットを開ける
  3. オイルレベルゲージを引き抜く
  4. オイルレベルゲージに付着しているオイルを拭き取る
  5. 再度オイルゲージを差し込んでオイルの付着位置を確認する
  6. オイルゲージにある2つの目安の中間にオイル跡があれば正常量

オイルレベルゲージには、2つの目印があります。目印は主に、”2つ穴”もしくは”H・L”の2種類です。2つの目印の真ん中までオイルがきていれば正常量になります。

車のオイルランプが点いたり消えたりした時の対処:手順③【エンジンオイルを補充する】

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オイルレベルゲージを確認した際、オイルの量に過不足がある場合は、適宜調整が必要です。

また、エンジンオイルの不足によってランプが点灯する場合、かなりの量が減ってしまっているかもしれません。この場合、少し補充しただけでは解決しない可能性があります。

自身でオイルを継ぎ足す際、十分なオイル量が確保できない場合は、すぐに最寄りのガソリンスタンドへいきましょう。

その際も、できる限りエンジンの回転数があがらないように走行することが重要です。オイルを継ぎ足した場合は、早めにオイル交換をするようにしましょう。

次項からは、車のオイルランプが点いたり消えたりする主な原因を3つ紹介します。それぞれ確認してみましょう。

車のオイルランプが点いたり消えたりする原因①【エンジンオイルの減少】

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車のオイルランプが点いたり消えたりする理由の1つ目は「エンジンオイルの減少」です。

通常、油圧によってオイルがセンサーに接触するようになっています。この際、センサーにオイルが接触しないと、オイルランプが点灯します。

エンジンオイルが点いたまま消えない場合は、完全にオイルが不足してしまっている可能性が高いです。

その他、特定の条件下でのみオイルランプが点いたり消えたりする場合も、オイル量の不足が考えられます。例えば、以下のような条件があげられます。

  • 発進時のみ点灯する
  • ブレーキ時のみ点灯する
  • カーブの時だけ点灯するなど

オイルランプが点灯する場合は、その時の状況や様子を確認してみましょう。

車のオイルランプが点いたり消えたりする原因②【エンジンオイル漏れ】

レース車エンジン, スーパーあり, ピストン, ワイヤー, 充電済み, ホット出典:https://cdn.pixabay.com/photo/2017/09/21/02/19/race-car-engine-2770373_640.jpg

車のオイルランプが点いたり消えたりする原因の2つ目は「エンジンオイル漏れ」です。

オイル量が不足している場合と同様に、エンジンオイルが漏れている場合も、車のオイルランプが点いたり消えたりする原因になります。

オイル量が不足している場合、エンジンの故障につながるため、すぐに補充が必要です。一方で、オイル漏れを起こしている場合は、補充をしても再度すぐにオイルが不足してしまいます。

オイル漏れはエンジンの焼き付きだけではなく、引火のリスクなど、さまざま問題があるため注意が必要です。

オイル漏れをおこしている場合、停車時に車の下を確認することで判明する可能性があります。オイル漏れ車両は、車体下にオイルによる黒いシミができます。

停車後は、オイルの残量とあわせて、車体下にオイルのシミがないか確認してみましょう。

車のオイルランプが点いたり消えたりする原因③【関連パーツの故障】

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車のオイルランプが点いたり消えたりする原因の3つ目は「関連パーツの故障」です。

オイルの残量が十分にあるのに、車のオイルランプが点いたり消えたりする場合は、ポンプやセンサー周辺のパーツが故障している可能性があります。

その他、オイルの劣化等により、オイルポンプの先が詰まることがあります。その場合、エンジン内部にオイルが循環せず、オイルランプが点いたり消えたりするケースがあります。

いずれのケースでも、オイルランプが点灯する場合は、すぐにディーラーや修理店などで見てもらいましょう。

車のオイルランプが点いたり消えたりする原因がわからない場合は?

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車のオイルランプが点いたり消えたりする原因がわからない場合は、すぐにでも走行を中止し、修理に出すようにしましょう。

無理をしてエンジンに損傷が出てしまった場合、修理費が高額になる可能性があります。また、エンジンが損傷した場合、車を売却する際の査定額にも大きく影響してきます。

自走で修理店に向かうのが不安な場合は、無理をせずJAFなどのレッカーサービスを利用するのがオススメです。

以下の記事では、JAFの利用方法や費用について解説しています。オイルランプの不調のほか、万が一の時のために確認しておくのも良いでしょう。ぜひ、あわせてご覧ください。

損保との違い

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車のオイルランプが点灯したまま走行するとどうなる?

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本来、車のオイルランプは消灯しているのが正常です。点いたり消えたりする場合は、どこかに異常があることをお知らせしています。

オイルランプが点灯しているということは、エンジン内部にオイルが行き届いていない可能性が高いです。

その状態で車を走行させ続けた場合、エンジン内部のパーツが円滑に回らなくなり、摩擦で焼き付きをおこしてしまいます。

一度焼き付きを起こしてしまったエンジンは、もとの状態には戻りません。最悪の場合、エンジンごと載せ替えになる可能性もあります。

エンジンを載せ替えるとなれば、車ごと乗り換える選択肢も出てくるでしょう。オイルランプの点灯を確認した場合は、被害が大きくなる前に、早急に対処することが重要です。

【まとめ】オイルランプの点灯を防ぐためには日頃のメンテナンスが大事

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この記事では、車のオイルランプが点いたり消えたりする原因と対処法を解説しました。

オイルランプの点灯には、オイルの減少やパーツの故障など、さまざまな原因が考えられます。

そのまま放置して走行した場合、重大な故障につながりかねません。とくに、エンジンの焼き付きには注意が必要です。

一度焼き付きを起こしてしまったエンジンは、元には戻りません。最悪の場合、エンジンごと載せ替えになる可能性もあります。

このような事態を防ぐためにも、日頃からこまめなメンテナンスを心がけましょう。車をメンテナンスする際は、あわせて車内清掃をしておくと、気持ちよくドライブができますよ。

下記の記事では、車内清掃のコツや、業者選びのポイントを解説しています。車内の匂いや汚れが気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ぽこ
ピアノが弾ける介護福祉士webライター。車は、性能よりも見た目に惹かれるタイプ。クラシックミニに憧れて、現在はCASTに乗ってます。愛車とのドライブが、癒しの時間。