勢いよく車のドアを開いたときに「当たってしまったかも」「ばれるまでの日数ってどれくらいなの?」と気になるときはありませんか。
車を運転している方なら、1度は「ドアパンチしそうになった!」とヒヤッとしたことがあるのではないでしょうか。
本記事では、ドアパンチがばれるまでの日数を3つに分けて解説しています。車を運転していれば、予想外のことが起きることもあるでしょう。
適切な対処法や防止方法を覚えておけば、きっと万が一のときに役立ちますよ。ぜひ、最後まで読んで参考にしてください。
Contents
ドアパンチがばれる日数はどれくらい?

ドアパンチは、おもに狭い駐車スペースでの不注意や、強風で車のドアが大きく開くことによって発生します。
また、高齢者や子どもが車から降りる際に、ドアをコントロールしきれずにドアパンチしてしまうこともあるでしょう。
次の項目では、ドアパンチがばれる日数を3つに分けて解説しています。
- 当日
- 翌日以降
- 気づかれない
ドアパンチ自体は、故意でなければ通常は刑罰の対象になりません。
次の項目から、詳しく解説していきます。
ドアパンチがばれる日数①【当日】

まず、ドアパンチがばれる日数は「当日」です。当日にバレるケースは、ドアパンチしたときに、持ち主が車に乗っているときです。
車内に持ち主がいる場合、すぐに謝るようにしましょう。もし、持ち主が車内にいなくても、駐車場周辺にいる場合もあります。
ですから、しばらく駐車場内で持ち主を待つようにしてください。しばらく待っても来ない場合は、事故現場の状況を詳細に記録しておきましょう。
例えば、相手の車のナンバープレートや傷・事故の場所や日時などです。可能であれば、被害者の方と連絡が取れるようにメモを残し、分かりやすい場所に置くようにしてくださいね。
ドアパンチがばれる日数②【翌日以降】

次に、ドアパンチがばれる日数は「翌日以降」です。翌日以降にばれるケースは、相手の方が警察に届けるかどうかで異なります。
ドアパンチしたときに、その場に相手の方がおらずそのまま現場を立ち去ってしまった、という方もいるかもしれません。
現在では、ドライブレコーダーを設置している車も多い傾向です。持ち主がドアパンチで付いた傷に気付けば、ドライブレコーダーの記録や駐車場の防犯カメラで、すぐに確認できるでしょう。
ですから、届出の有無だけではなく、持ち主が傷に気付いた日や警察に届け出た日によっても変わってくると考えられます。
ドアパンチがばれる日数③【気づかれない】

最後に解説する、ドアパンチがばれる日数は「気づかれない」場合です。もともと古い車に乗っており、傷がたくさん付いている方や車に無頓着な方は、もしかしたら新しい傷が付いていることにさえ気付かないかもしれません。
気づかれていないなら、警察に届け出ることもありませんので、ドアパンチがばれることはないでしょう。
警察は、被害者から「被害届」が提出されてから調査を始めます。また、防犯カメラやドライブレコーダーなどの証拠がない場合も、気づかれにくいでしょう。
しかし、気づかれなかったからといって放置することはオススメできません。「ばれて捕まるかも」と「罪悪感だけが残った」、という声も聞かれます。
ドアパンチをしてその場を立ち去ってしまった場合、後日でも良いので警察に連絡するようにしてくださいね。
ドアパンチされた場合も、ばれる日数は同じ

自分がドアパンチをされてしまった場合でも、ばれる日数は基本的には同じです。あなたの車にドアレコーダーが設置されているかや、駐車場の防犯カメラの有無によって、犯人が見つかるかどうかが決まります。
駐車する場所によっては、防犯カメラの死角になっている場合も考えられます。ドアパンチをされて犯人を見つけるためには、ドライブレコーダーの設置が必須ですよ。
まだ設置をしていない方には「ドライブレコーダーSINCA(シンカー)」がオススメです。詳しい特徴を次の記事で紹介していますので、購入を検討している方は、ぜひご覧ください。


ドアパンチをした場合は、すぐに警察に届けよう!

ドアパンチをして逃げても、すぐに見つかってしまいます。後から自宅に警察が来るよりも、すぐに警察に連絡した方がスムーズな対処が可能です。
物損事故を起こした場合、刑事罰にはなりませんが、そのまま放置してしまうと「措置義務」や「報告義務」違反になります。
ドアパンチの場合、逃げずに対処すれば問題はほとんどありません。しかし、交通事故や車上荒らしの防止のために、ドライブレコーダーを設置しており、画質がよければ車のナンバーもしっかりと映るでしょう。
当て逃げだと判断されれば、点数が加算され免停になる可能性もあります。その場で処理をすれば減点・加点もありません。ですから、適切な処理をしてくださいね。
警察に届けた後の対処法

ドアパンチをしたときも、されたときも、まずは警察に連絡しましょう。当て逃げをされた場合も同様に、まずは警察に届け出ます。
このときに、なるべく現場の様子がわかるように、車を動かさない方が良いでしょう。また、後で証拠になるように、現場や車の状態を撮影しておきましょう。
その後、保険会社に連絡するものですが、相手が見つからない場合には証拠を残しておくために、すぐに修理に出さない方が良い場合もありますよ。
一般的に、ドアパンチをされた相手が見つからなくても、自分の保険で車を修理することが可能です。ただし、保険の内容によっては使用できないため、確認しておきましょう。
また、自動車保険を使うと等級が下がり、翌年の保険料が上がることを考慮して、使用するようにしてくださいね。
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ドアパンチされたらどんな傷がつく?

ドアパンチで付いた傷には、特徴がありますよ。ドアパンチをされたときは、一般的に車のドアが開く高さに傷やへこみを付けられることが多くなっています。
傷の大きさは、開け方や衝撃の大きさによって異なります。また、ドアの端先が車体に当たるため、縦長の形をしています。
また、衝撃の強さで傷は深くなり、車の塗装が付着することもあります。相手の車の塗装が付着していれば、証拠にもなるでしょう。
しかし、はがれた塗装を放置すると、そこから錆が発生して故障や劣化の原因になるかもしれません。ですから、様子をみて修理に出した方が良いケースもありますよ。
ドアパンチを防ぐ方法

ドアパンチは、ある程度予防ができます。例えば、駐車場を止める場所に気を付けることです。古い駐車場なら1台の区画が狭く、車の乗り降りしにくい場合があります。
また、駐車場の端に止めれば、車が当たる心配は片側だけになるでしょう。特に、風の強い日は車の使用に注意し、力の弱い子どもや高齢者が乗り降りするときは、ドアを押さえてあげた方が良いかもしれません。
また、ドアパンチを防止するグッズの活用もオススメです。ドアディフェンダーやドアパンチガードを使用すれば、ドアが当たる衝撃や傷から車を守ってもらえますよ。
【まとめ】ドアパンチのばれる日数を心配するよりも、警察に連絡を!

本記事では、ドアパンチのばれる日数を3つに分けて解説しています。ドアパンチをしたときは、すぐに謝罪して警察に届け出る必要があります。
ドライブレコーダーや駐車場の防犯カメラ、傷の塗装などを見て調査するため、あとで自宅に警察がくるかもしれません。当て逃げと判断されてしまうと、免停になる可能性もあるでしょう。
たとえうまく逃げたとしても、罪悪感に耐えられず警察に行ったという声も聞かれます。ですから「ドアパンチしたかもしれない」と思ったときは、後日でも良いので警察に連絡しておきましょう。
ドアパンチは、グッズの使用や駐車方法に注意すれば予防することも可能です。また、ドアパンチに備えて、ドライブレコーダーの設置や自動車保険の見直しをすることも大切ですよ。