「社長にしてはあんまり良い車乗ってないよね」「え?あの人って隠れ金持ちだったの?」と、周りに実は高所得者だったという方はいるのではないでしょうか。
高い車に乗っていても、リースだったりレンタルだったりして所得は人並な方もいれば、お世辞にも綺麗とは言えない車に乗っている人が所得が高いという場面は何人か経験したことがあるはずです。
そこで本記事では、隠れ金持ちが選ぶ車の基準やどのような考え方で所有しているのかが分かるでしょう。
この記事を読めば、隠れ金持ちの考え方を取り入れて、車にかかる維持費を抑えられるヒントが分かるでしょう。ぜひご覧くださいね。
Contents
隠れ金持ちが選ぶ車の基準

隠れ金持ちが選ぶ車は、日常の使用から長期的な資産価値までを考慮したものであり、以下の3つが具体的な車ですよ。
- 燃費の良い車
- リセールバリューが高い車
- 資産価値がほとんどない車
燃費の良さに目を向けることで、ランニングコストを抑えることが可能となります。また、リセールバリューが高い車を選択することで、将来的な損失を最小限に抑えているのが特徴です。
隠れ金持ちが車を選ぶ時は、使用するときの維持費や手放すときの資産価値がどのくらい残っているかを考えています。
これからお伝えする、隠れ金持ちが選ぶ車の基準を参考にして、支出を減らしてみてくださいね。
隠れ金持ちが選ぶ車の基準①「燃費の良い車」
まずはじめにお伝えする、隠れ金持ちが選ぶ車の基準は、「燃費の良い車」ですよ。
燃費の良い車を選ぶことは、隠れ金持ちの間で常識的な選択です。日々の使用においても、ガソリン代を節約できるため、長期的に見て大きな経済的メリットがあります。
特に、ハイブリッド車や電気自動車など、環境にも配慮された選択が好まれる傾向にありますよ。
同じガソリン量で航続距離が長い車のほうが、圧倒的にコスパが高いのは分かりますよね。維持費を抑えられる点では燃費の良い車を選ぶと良いでしょう。
隠れ金持ちが選ぶ車の基準②「リセールバリューが高い車」
次にお伝えする、隠れ金持ちが選ぶ車の基準は、「リセールバリューが高い車」です。
車の資産価値は新車から5年経過すると半値近く下がる場合があります。
基本的に年数が経つと車の価値は下がります。
中古車の価格は国産・外車を問わず、新車登録から1年で約30%下がるといわれています。
その後中古車市場での価値は、登録後3年で40〜60%、5年で30〜45%、8〜10年でほぼ0円となります。
中には新車から1~3年以内で売却して、資産価値が下がらないうちにリセールバリューを狙う方もいるんですよ。
特に、限定車や希少車種は、中古市場でも高値で取引されることが多く、そうした車に投資することで利益を得ることもあります。
ちなみに超高級車メーカーのフェラーリなどは、車種によりますが、3年落ちでも新車同様の価格を保っているので、富裕層には人気な投資対象になっていますよ。
隠れ金持ちが選ぶ車の基準③「資産価値がほとんどない車」

3つ目にお伝えする、隠れ金持ちが選ぶ車の基準は、「資産価値がほとんどない車」ですよ。
値落ちした車や、資産価値がほとんどない車に乗ることで、隠れ金持ちは車にかかるコストを抑える工夫をしています。
あえて新車や高級車を選ばず、ぼろい車に乗ることで車両購入費用を抑えられるだけでなく、購入額と売却額の差額を減らすことができるんですよ。
例えば、新車価格400万円と中古価格100万円の車両を5年乗って半値近くになると考えると、中古車のほうが購入額と売却額の差が低いと言えるでしょう。
新車と中古車の売却価格の変化(※) | ||||
初年度 | 3年目 | 5年目 | 8~10年目 | |
新車 | 400万円 | 160~240万円 | 120~180万円 | 0円 |
中古車(5年落ち) | 100万円 | 0円 | 0円 | 0円 |
(※)中古車を5年落ちと過程。出典:SAPPORO HONDA
前述した「リセールバリューが高い車」を隠れ金持ちが選ぶことと被るかもしれませんが、どちらも車を資産として考えているところが根本的かもしれませんね。
隠れ金持ちが選ぶ車

隠れ金持ちは実際どんな車を選んでいるのか気になる方もいるでしょう。
以下では、高所得者の代表格である医師の3930人が乗っているメーカーになりますよ。
上記のランキングを見ると、国産車が選ばれていることが分かりますよね。
もしかしたら、周りで国産車に乗っている方がいたら、隠れ金持ちかもしれませんね。
隠れ金持ちは車にかかる維持費を考慮している

隠れ金持ちは車にかかる維持費を考慮しており、以下の費用を把握し、長期的な視点で節約策を考えます。
そもそも車を所有するとなると、年間20万円以上かかると言われており、具体的に以下の維持費が必要になるでしょう。
車にかかる維持費
- 車両購入費用
- 自動車税
- 車検費用
- メンテナンス費用
- 駐車場料金
- 下取り・廃車手数料
- カーローンの利息
「やっと憧れの車に乗れたけど、維持し続けるのが大変だな」とならないように、前もってどのくらいの維持費がかかるのか知っておくと良いでしょう。
後ほど、車にかかる維持費を節約する方法についてお伝えしますので、読み進めてくださいね。
同じ車に乗り続けることで維持費を抑えられる

車はこまめに買い替えるよりも1台に長く乗り続けたほうが年間最大50万円の節約に繋がりますよ。
10~20年以上同じ車に乗り続けると、車両購入費用よりも経年変化による部品交換・修理費用のほうが安く済む可能性があります。
3年・5年・10年・20年ごとの年間維持費比較 | |||
年間維持費 | 20年間の維持費 | 60年間の維持費 | |
3年ごと | 86万円 | 1720万円~ | 5160万円~ |
5年ごと | 60~86万円 | 1200~1720万円 | 3600~5160万円 |
10年ごと | 35~60万円 | 700~1200万円 | 2100~3600万円 |
20年ごと | 35万円~ | 700万円~ | 2100万円~ |
以下の記事では、車に長く乗り続けるメリット・デメリットについてお伝えしていますので併せてご覧くださいね。
車にかかる維持費を節約する方法

前述しましたが、車にかかる維持費は車種や経過年数によって変わりますが、年間20万円以上かかると言われています。
車をこれから所有する方は車にかかる維持費を節約する方法を活用してみてくださいね。
車にかかる維持費を節約する方法
- 自動車保険の見直し
- 駐車場の料金を見直す
- セルフメンテナンスをする
- 自宅のスペースを貸し出す
- 車両をシェアリングする
- ソーラーカーポートを導入する
- 定期的に専門店でメンテナンス
上記の節約方法を活用することで、年間20万円以上かかっている車の維持費を実質0円にすることもできるでしょう。
また、節約方法を全て実践することは現実的に難しいかもしれませんが、1つでも取り組むことで、車を所有するときにかかる支出の負担を軽くできるかもしれませんよ。
以下の記事では、車にかかる維持費を節約する方法を1つ1つお伝えしていますのでぜひご覧くださいね。
【まとめ】隠れ金持ちの車選びを取り入れよう

今回は、隠れ金持ちが選ぶ車の基準や、どのような考え方で所有しているのかをお伝えしてきました。
車は娯楽目的や移動手段など、所有する方によって大きく利用する理由が変わります。
その際、隠れ金持ちが実践しているように、燃費の良さ、リセールバリューの高さ、そして維持費の低さをキーポイントとして、自分に合った車選びを心がけてみてくださいね。
今回紹介した、車を選ぶ基準を知っておくだけでも、マイカーを所有する時と手放すときの費用をイメージしやすくなるでしょう。あなただけのカーライフを楽しんでみてくださいね。