「タイヤ交換のために、JAFを自宅に呼んでもいいのかな…」「シーズンタイヤに交換するために、JAFを呼んだら自宅まで来てくれるのかな?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
車の故障ならJAFを呼んでも大丈夫ですが、タイヤ交換となると迷ってしまいますよね。
JAFのサービスを適切に活用するためには、どのようなケースで対応してもらえるのか、事前に理解しておくことが大切です。
この記事では、JAFをタイヤ交換のために自宅に呼んでも大丈夫なのかを解説します。あわせて、その際の料金や手順を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
JAFをタイヤ交換のために自宅まで呼んでも大丈夫?
緊急時や自分で対応するのが困難なタイヤ交換の場合は、JAFを自宅に呼んでも大丈夫です。
JAFのロードサービスは、エンジントラブルや事故のほか、さまざまなケースに対応しています。
「車に乗ろうと思ったらパンクしてしまっていた…」「急遽タイヤ交換が必要になったものの、自分では対応できない」などの場合は、JAFのサービスが利用可能です。
一方で、緊急性が低いタイヤ交換の場合は、対応してもらえない可能性があります。判断に悩んだ際は、JAFに問い合わせて確認してみましょう。
JAFにタイヤ交換で自宅に来てもらうための条件
JAFにタイヤ交換で自宅に来てもらうのに、特別な条件はありません。緊急を要する状況であれば、JAFに依頼することが可能です。
例えば、緊急性のある内容には、以下のような状況があげられます。
緊急性のある内容の例
- パンクしてしまって走行できない
- 積雪で身動きがとれない
- チェーンがつけられない
パンクによって車を使用できない場合は、JAFのタイヤ修理サービスが利用できます。スペアタイヤがある場合は、スペアタイヤへの交換も可能です。
その他、スタッドレスタイヤに交換する前に積雪してしまった場合や、路面が凍結してしまった場合は、JAFを利用できる可能性があります。
なお、スタッドレスタイヤへの交換や、チェーンの着脱を依頼する場合は、自身でタイヤやチェーンの準備が必要なため注意しましょう。
JAFをタイヤ交換で自宅に呼んだ際の対応内容
パンク修理やタイヤ交換などでJAFを自宅に呼んだ場合、状況に応じてさまざまな対応をしてもらえます。主な対応内容は、以下のとおりです。
JAFを自宅に読んだ際の対応内容
- パンクの修理・補修
- タイヤ交換
- 修理店までの移送
パンクの状態が軽度の場合は、その場でパンク修理がしてもらえますよ。穴を塞ぐだけのような応急処置ではなく、一般的な修理店と同等の方法で補修してもらえるため安心です。
万が一、トラブルの原因がタイヤ以外の場合や、その場での対応が困難な場合は、付近の修理店まで移送してもらえます。
スムーズに対応してもらうためにも、事前にトラブルの内容を詳しく伝えるようにしましょう。
JAFにタイヤ交換で自宅に来てもらう際の料金
JAFにタイヤ交換で自宅に来てもらう際、気になるのが料金ではないでしょうか。
一般的なタイヤ交換の場合、JAF会員であれば1本まで無料で対応してもらえます。なお、2本目以降は、超過分の作業料金が発生するため留意しておきましょう。
非会員の場合は、13,330円〜タイヤ交換が依頼できます。その他の詳しい料金が知りたい場合は、JAFロードサービスの料金ページを参考にしてみてくださいね。
補足として、会員・非会員どちらの場合も、タイヤをホイールから着脱する作業はできないため注意しましょう。
下記の記事では、JAFの年会費・入会金をタダにする方法を解説しています。少しでもお得にJAFのサービスを利用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
JAFをタイヤ交換で自宅に呼ぶ際の手順
JAFをタイヤ交換で自宅に呼びたい場合は、お手元のスマホから簡単に依頼できます。その他、主な問い合わせ方法は、以下の4種類です。
JAFへの問い合わせ方法
- 電話
- FAX
- スマホアプリ
- ウェブサイト
ウェブサイトやアプリから連絡をする場合は、GPSが利用できるため、現在地を伝える手間が省けてオススメですよ。
それぞれの状況やニーズにあわせて、利用しやすい方法を選択してみてくださいね。なお、下記のページから、JAFの問い合わせページにアクセスできます。
「スペアタイヤがない…」JAFは新品のタイヤを持ってきて交換してくれる?
JAFをタイヤ交換で自宅に呼ぶ際、新品のタイヤを持ってきてくれるサービスはおこなっていません。
パンクの程度が軽度の場合は、補修対応で解決できるかもしれません。一方で、修理では対応できない場合は、交換用のタイヤを自身で用意する必要があります。
とはいえ、現在はスペアタイヤを標準搭載していない車が増えており、自宅に交換用のタイヤがない方も多いのではないでしょうか。
その際に重宝するのが、JAFのタイヤ貸し出しサービスです。次項でサービスの内容を確認してみましょう。
自宅にスペアタイヤがない場合は、JAFタイヤ貸し出しサービスがある
JAFにタイヤ交換を依頼する際、自宅にスペアタイヤがない場合は、タイヤ貸し出しサービスを利用する方法があります。
タイヤ貸し出しサービスが利用できるのは、主に以下のようなケースです。
タイヤ貸し出しサービスが利用できるケース
- パンクしてしまったものの、手元にスペアタイヤがない
- スペアタイヤはあるが、それもパンクしてしまっている
貸し出し用のタイヤで修理店へ向かい、処置が完了した後にJAFへタイヤを返却します。
なお、状況によってはタイヤ貸し出しサービスが受けられない場合があるため、事前に確認しましょう。
「自宅に交換用のタイヤがない」JAFタイヤ貸し出しサービスの利用条件
タイヤ交換のためにJAFを自宅に呼ぶ際、タイヤ貸し出しサービスを利用するにあたって、いくつか注意しなければいけない点があります。
タイヤ貸し出しサービスの利用条件や、主な注意点は以下のとおりです。
タイヤ貸し出しサービスの利用条件と注意点
- JAF会員であること
- 貸し出しタイヤのサイズが車と一致すること
- バイクは利用不可
- 地域によっては利用不可
- タイヤ貸し出しのみでの利用は不可
- 返却費用は自己負担
以上の条件を満たしている場合は、タイヤ貸し出しサービスを利用できる可能性があります。なお、利用料は無料ですが、返却費用がかかることに留意しておきましょう。
下記の記事では、レッカー移動にかかる費用を解説しています。タイヤ交換サービスの利用が困難な場合や、万が一の際に備えて料金を把握しておくと安心ですよ。
ぜひ、合わせて参考にしてみてくださいね。
「季節タイヤに交換したい」自宅にJAFを呼んで良いの?
季節タイヤに交換するためにJAFを自宅に呼んで良いのか、気になる方もいるでしょう。
JAFでは、スタッドレスタイヤなどの季節タイヤへの履き替え作業にも対応しています。なお、この場合も、タイヤがホイールに組み込まれていることが条件です。
会員の場合は1本無料(2本目以降は有料)で、非会員の場合は13,330円〜交換してもらえます。
一方で、一般的な季節タイヤの交換が1本1,000円程度でできることを考慮すると、JAFは割高かもしれませんね。
可能であれば、季節タイヤへの履き替えは、ガソリンスタンドやカー用品店などを利用するのがお得でしょう。
【まとめ】緊急時のタイヤ交換の場合は、自宅までJAFが来てくれる!
この記事では、JAFをタイヤ交換で自宅に呼べるのかを解説しました。
JAFでは、パンク時の修理のほか、タイヤ交換にも対応しています。一方で、新品のタイヤを持ってきてくれるサービスはおこなっていません。
自宅にスペアタイヤや交換用のタイヤがない場合は、JAFのタイヤ貸し出しサービスが利用できる可能性があります。
JAFタイヤ貸し出しサービスを利用するためには、JAF会員であることが条件です。ドライブが好きな方や、普段よく車に乗る方は、入会しておくと安心かもしれませんね。
下記の記事では、JAFの評判を解説しています。加入を検討の際は、ぜひ参考にしてみてください。