【ローバーミニ】インジェクションとキャブレターの魅力を徹底比較!

ローバーミニはインジェクション車とキャブレター車があるのをご存じでしょうか。

ローバーミニは40年以上の歴史のなかで10回以上のモデルチェンジを行っていて、その過程でインジェクション車とキャブレター車が生産されました。

今回は「ローバーミニのインジェクション車とキャブレター車」を徹底比較していきますね。

この記事を読むことで、ローバーミニの年式で搭載されているものがキャブかインジェクションか分かることでしょう。読み進めて参考にしてくださいね。

ローバーミニの「古き良き」キャブレターと「安定」のインジェクション

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ローバーミニはキャブレター車とインジェクション車が生産されていましたよ。

ローバーミニのキャブレター車は1959年から生産されており、技術開発の過程で、インジェクション車は1991年以降に生産されました。

なんといっても、キャブレター車の「興奮するようなフィーリング」とインジェクション車の「エンジンの安定した機動」は互いに魅力的な部分です。

キャブの運転する楽しさか、インジェクションの快適な運転か、ローバーミニを乗るうえで悩んでしまうポイントですね。

まず始めに、ローバーミニのキャブレター車について解説していきますね。

ローバーミニのキャブレターは32年の歴史がある

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ローバーミニのキャブレター車は1959年の「オースチン・セブン/モーリス・ミニマイナー」としてデビューしました。

以来、1990年の「クーパー1.3」を最後に32年もの間、キャブレター車が生産されていましたよ。

また、32年間で10種以上のモデル名をもつキャブレターのミニが生産されました。モデル名と生産年は以下の通りです。

製造年 モデル名

1959年

オースチンセブン

モーリスミニマイナー

1961年 ミニクーパー1000(997)
1963年 ミニクーパー1071S
1964年

ミニクーパー1000(998)

ミニクーパー970S

ミニクーパー1275S

ミニ850マークⅠ

1967年

ミニ1000マークⅡ

ミニクーパー1275SマークⅡ

1980年 ミニ1000HL
1984円 ミニメイフェア
1990年 ミニクーパー1.3

最古のミニである「オースチン・セブン/モーリスミニ・マイナー」は愛知県のトヨタ博物館に寄贈されるほどの歴史的な車両としても名高いです。

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ローバーミニのキャブレター車は当て感が特徴的

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ローバーミニのキャブレターは、ミニ特有のドライビングフィールと、まるで生きてるクルマを扱っているような運転が特徴的です。

キャブレター車はエンジン始動をするうえで、自分でガソリンと空気の比率を調節する「チョーク」を操作しますよ。

「今日は一発でかかったから調子いいな!」「なんだかエンジンのかかりが悪いからいつもよりもチョークを引こうかな」など、その日の当て感が楽しみのひとつでもあります。

次にキャブレター車のメリットデメリットについてお伝えしていきますね。

ローバーミニのキャブレター車のメリットである「メンテナンスが楽」

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ローバーミニのキャブレター車の大きなメリットは「メンテナンスがしやすい」ことです。

なぜなら、キャブレター車はインジェクション車よりも構造がシンプルで、使っているパーツも複雑ではないものだからです。

なので、機械の知識と工具があれば、自分好みのフィーリングにすることも可能ですよ。

キャブレター車はメンテナンスのノウハウを得ていると、トラブルが起きても自分でメンテナンスできるかもしれませんね。

ローバーミニのキャブレター車は「燃費」がデメリット

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ローバーミニのキャブレター車のデメリットは「燃費性能が低い」という点です。

キャブレター車は自分で燃料と空気の比率を調整する必要があります。

当て感よりもインジェクターのコンピューターで調整された燃料のほうが、結果的に燃費性能が高く、リッター当たり5kmほどインジェクション車が走れる傾向があります。

なので、キャブレター車はインジェクション車よりも燃費性能が劣ってしまうところがありますよ。

また、キャブ特有のトラブルである「ランオン」のリスクがあるので気を付けておきましょう。

キャブレターならではのランオンのリスク

キャブレター車はキャブ内にダストが溜まってしまうと、そのダストが燃えてしまいエンジンが回転し続けてしまう「ランオン」という現象が起きてしまいます。

エンジン内のダストが残っていたり、エンジン内が高温になってしまうとこのランオンが起きてしまうので、以下の2つのメンテナンスは大事にしましょう。

  • 冷却水をこまめに補充して、規定量を保つ
  • エンジン内のオーバーホールを行う

もし、ランオンが起きてしまったときは、慌てずにこの3つの対処法を試してみてくださいね。

  • アクセルを開ける
  • 意図的にエンストさせる
  • そのまま放置させる

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【ラストミニ】ローバーミニのインジェクション車

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ローバーミニのインジェクション車は1991年から登場して、2000年まで販売されていましたよ。

インジェクション車は約10年間作られているので、比較的状態の良いローバーミニが中古車市場で出回っています。

なお、当時はローバーミニのインジェクション車は2つのモデルが販売されていました。

製造年 モデル名
1991年

ミニ1.3

ミニ・クーパー1.3i

ローバーミニのインジェクション車は「快適なエンジン」が特徴的

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ローバーミニのインジェクション車は、ミニのフィーリングを損なわずに「快適なエンジン始動」ができるクルマですよ。

インジェクション化がされたローバーミニは、エンジンに内蔵されているコンピューターが、温度・湿度・気圧をもとに最適な燃料と空気を送ってくれます。

最適な燃料と空気を送ってくれるので、季節を問わずに安定したエンジン始動が行えるからですよ。

「ゴーカードフィーリング」と「安定した機動性」が持ち味なクルマと言えるでしょう。

次にローバーミニのインジェクション車のメリットデメリットについてお伝えしていきますね。

ローバーミニのインジェクション車は「一発始動」が大きなメリット

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ローバーミニのインジェクション車は「寒冷期などの寒いところでの一発始動」ができるところが大きなメリットですよ。

インジェクション車の前身である、キャブレター車は寒い地方などでのエンジン始動が比較的難しいという傾向があります。

しかし、インジェクション車は機械制御で最適な燃料を送ってくれるので、冬場の一発始動が可能ですよ。

「ミニのゴーカートフィーリングが譲れないけど、エンジンは一発でかけたい」という方にぴったりなクルマだといえるでしょう。

ローバーミニのインジェクション車は「メンテナンス面」が大きなデメリット

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ローバーミニのインジェクションは乗り味と安定性が確保されたクルマですが、唯一「メンテナンスが困難」という部分があります。

なぜなら、ローバーミニのインジェクションはキャブレター車よりも構造が複雑であり、メンテナンスの際にコンピューターを調節する専用の機械が必要になるからですよ。

「キャブは自分でメンテナンスしてるから、インジェクションもできるかも」という方でも、自分で行うのは非常に困難でしょう。

インジェクションを初めて整備して、組み直せなくなってしまった!なんてことにならないように専門店でお願いしてくださいね。

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インジェクション車とキャブ車の中古車市場はピンキリで値幅がある

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ローバーミニは年式が古い車両なので、年々現存台数が減ってきています。しかし、中古車販売ではまだたくさんのクルマが販売されていますよ。

インジェクション車とキャブ車はピンキリで約30万~300万の価格で取引されており、年式と車両の状態、モデル名によっても金額が変わりますよ。

なかでも、キャブ車は現存台数も少なく、大事に乗っている元オーナーの車両が多いので平均140万円で取引されています。

以下の表はインジェクション車とキャブ車の価格の比較です。参考にしてくださいね。

  最低価格 最高価格
インジェクション 約70万 300万~
キャブレター 約35万 300万~

ローバーミニのインジェクションとキャブレターのまとめ

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今回は「ローバーミニのインジェクション車とキャブレター車」を徹底解説してきました。

ローバーミニを乗るなら、キャブの乗り味かインジェクションの利便性か悩むでしょう。

ローバーミニのモデルや年式によっても内装や外装も変わるので、その部分も加味して好みの一台を見つけてみてくださいね。

投稿者: rovin

昼間は美容師、夜はブロガー兼webライター。 ローバーミニ・クラシックミニ・旧車にまつわるブログを運営。 ツイッターにて、珍しい旧車の投稿を見るのが楽しみ。