あなたは、「Anyca(エニカ)を利用したいな」「盗難に遭った時の対処法が知りたい」「盗難防止策はどうするの」と知りたいのではないでしょうか。
近年、カーシェアリングの盗難被害件数が上がってきており、2020年度の車両本体盗難(※1)は1か月間で158件確認されています。
そのため、カーシェアリングでオーナーの大事な車を、盗難防止することが大事になってきます。
今回は、Anyca(エニカ)で盗難に遭った際の対処法や、5つの盗難対策についてお伝えしています。
本記事を読めば、エニカを楽しく利用するうえで、盗難被害に遭うリスクを減らせるノウハウが分かるでしょう。最後まで読み進めてくださいね。
(※1)第22回 自動車盗難事故実態調査結果 より
Contents
エニカを利用中、盗難にあったらどうすればいいのか?
カーシェアリングサービス「エニカ」で車両盗難に遭った場合、オーナー・ドライバーでの対応の仕方が異なりますよ。
オーナー編とドライバー編に分けて、盗難被害に遭った場合の動きについてお伝えしていきますね。
オーナー編「ドライバーに車を持ち逃げされた場合」
車両のオーナーが車を貸したドライバーに持ち逃げされた場合は、以下の手順に従って各所に連絡してくださいね。
- 警察に電話(盗難届を最寄りの交番に提出)
- エニカに電話
- 陸運局で「一時抹消手続き」を行なう
- 任意保険の会社に連絡
「なかなか連絡がこないな」「相手のアカウントが急に消えてしまった」ということになり、不信感が少しでもあったら、警察にすぐ電話してみましょう。
ドライバー編「借りた車が盗まれた場合」
オーナーから借りた車が窃盗犯に盗まれた場合は、警察・エニカ・オーナーの3方面に連絡しましょう。
- 警察に電話
- エニカに電話
- オーナーに電話(車の損害額をオーナーと相談する)
また、オーナーから車を借りる前に、盗難に遭った場合の車両損害額をどうするのかを決めておくと、トラブルがさらに大きくなることを防げるでしょう。
盗難されたときに、保険は適用になるのか?
カーシェアリングサービス「エニカ」で借りた車が盗難された場合、エニカの「カーシェアプロテクト」では盗難保険が適用されません。
そのため、車のオーナーが盗難保険に入っていなければ、ドライバーが車両費用を全額負担しなければいけません。
あらかじめ、車のオーナーに車両盗難保険に入っているかを聞いておくと、もしもの時に役立つでしょう。
エニカ利用中に、盗難に遭わない対策5選
エニカを利用するうえで、「盗難に遭わない対策」をしておくと、トラブルのリスクを減らせますよ。
オーナー・ドライバーの両方が盗難対策をしておくことが、理想の形です。以下の5つの項目に注意してみてくださいね。
- 必要のない時間にシェアしない
- 車内に荷物を置かない
- 最適な駐車場を選ぶ
- 盗難防止装置が付いている車両を選ぶ
- 簡易盗難防止グッズを使う
次の項目では、盗難に遭わない5つの対策を1つ1つ詳しくお伝えしていきますね。ぜひ読み進めてくださいね。
エニカの盗難対策①【必要のない時間にシェアしない】
1つ目に紹介する、Anyca(エニカ)の盗難対策は、「必要のない時間にシェアしない」ことですよ。
エニカを利用する方の中には「明日の朝に受け取りに行くよりも、今日の夜に引き取りに行きたいな」という方もいるかもしれません。
借りるクルマを、前もって運転しない時間からシェアしてしまうと、駐車中に窃盗犯に狙われる可能性がありますよ。
また、クルマのオーナーは、貸し主に実際に運転する時間を聞いておくことで、トラブル発生のリスクを減らせるでしょう。
エニカの盗難対策②【車内に荷物を置かない】
2つ目に紹介する、Anyca(エニカ)の盗難対策は、「車内に荷物を置かない」ことですよ。
車両窃盗や車上荒らしに合う確率が高いのは、車内に荷物を置いている車です。
金品や貴重品を車に残しておくと、窃盗犯の目に入りやすく、狙われる可能性が高くなりますよ。
車のオーナーやドライバーは、駐車中の車内にモノを置かずに、ダッシュボードに極力しまうようにしましょう。
エニカの盗難対策③【最適な駐車場を選ぶ】
3つ目に紹介する、Anyca(エニカ)の盗難対策は、「最適な駐車場を選ぶ」ことです。
車上荒らしや車両盗難が起きる場所は、屋外の駐車場が多く、59件以上盗難発生(※1)しています。
発生件数 | |
自宅(屋内) | 8 |
自宅(屋外) | 59 |
契約駐車場(屋内) | 0 |
契約駐車場(屋外) | 64 |
コンビニ・スーパー駐車場 | 3 |
通勤先駐車場 | 5 |
空地 | 0 |
路上 | 5 |
エニカに限らず、車を駐車する際は、屋内の駐車場を利用すれば、窃盗犯から狙われるリスクを減らせるでしょう。
また、この後紹介する、盗難防止グッズを使うことで、さらにトラブルを回避できるかもしれませんよ。
出典:第22回 自動車盗難事故実態調査結果 より
エニカの盗難対策④【盗難防止装置が付いている車両を選ぶ】
4つ目に紹介する、Anyca(エニカ)の盗難対策は、「盗難防止装置が付いている車両を選ぶ」ことです。
エニカで車を借りるときは、盗難防止装置である「イモビライザー」が搭載されている車を選ぶことで、車両窃盗のリスクを減らせるでしょう。
あらかじめ、ドライバー・オーナー間でイモビライザーが搭載されているかどうかを共有しておくといいかもしれませんね。
また、最近では「イモビカッター」での車両窃盗が増加しているため、イモビカッターを無効化する装置を取り付けてみると良いでしょう。
エニカの盗難対策⑤【簡易盗難防止グッズを使う】
5つ目に紹介する、Anyca(エニカ)の盗難対策は、「簡易盗難防止グッズを使う」ことです。
エニカを利用しているオーナー・ドライバーは、盗難防止グッズを使うことで、車両盗難や車上荒らしに合うリスクを減らせるでしょう。
以下の2つの簡易盗難防止グッズを使ってみてくださいね。
- ハンドルロック
- タイヤロック
加藤電機 ホーネット(HORNET) カーセキュリティ タイヤロック
車を所有しているオーナーであれば、今回紹介した盗難防止グッズのほかに、以下の記事に乗っているアイテムも併用することをオススメしますよ。
お互いにコミュニケーションを取って信頼関係を築こう
エニカを利用するなら、オーナー・ドライバー間でコミュニケーションを取って、信頼関係を高めておきましょう。
エニカを利用している方の中には、悪質なユーザーや車を粗末に扱う方がいます。
エニカでドライバーにシェアするなら、、車を大事に使ってくれる方に使ってもらいたいですよね。
そのためにも、事前にコミュニケーションを深めて、相手が信頼できる方なのかを見極める必要がありますよ。
【まとめ】エニカで盗難対策をして、楽しく車を運転しよう
今回は、カーシェアリングサービス「Anyca(エニカ)」で盗難に遭った際の対処法や、5つの盗難対策についてお伝えしてきました。
エニカの口コミを見ると、「運営はトラブルの仲介をしてくれない」「トラブルの時になにもしてくれない」といった口コミがありました。
しかし、エニカでは前もって「極力、当人同士でトラブルを解決してください」と明記されています。
そのため、エニカを利用するなら、オーナー・ドライバー間でトラブル発生を防ぐために、情報の擦り合わせをしておくことが大事なことですよ。
エニカのメリット・デメリットを詳しく理解して、楽しいカーシェアリングライフを送ってみてくださいね。