「車がないと生活できない県はどこかな?」「自分の住んでいるところはマイカーが必要なのかな?」と気になっているのではないでしょうか。
車にかかる維持費が高くて、手放そうと考えていたり、引っ越した先でマイカーがどうしても必要なのか調べていたりしているかもしれません。
そこで本記事では、車がないと生活できない県を7つ紹介するのと、マイカー無しでも生活できるサービスについてお伝えしています。
車がないと生活できない県7つ
- 鳥取県
- 島根県
- 福井県
- 和歌山県
- 高知県
- 宮崎県
- 長崎県
この記事を読めば、車が必要な地域やマイカーの必要条件が分かるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
車がないと生活できない県①「鳥取県」

まず始めにお伝えする、車がないと生活できない県は、「鳥取県」ですよ。
鳥取県は中国地方の北東部に位置し、東西約120km、南北約20~50kmと、東西にやや細長い県です。
そのほかに県内には1,000m以上の山が15以上あり、山間部が多いだけでなく、バスや電車の運行本数が少ないため、移動に不便を感じることがあります。
商業施設はイオンモール鳥取北を始めとする大型ショッピングモールが県内各地に点在しており、買い物には困らないでしょう。
しかし、鳥取県は山間部の起伏が激しいため、徒歩での移動は厳しく、車のない生活は難しいかもしれませんよ。
車がないと生活できない県②「島根県」

次にお伝えする、車がないと生活できない県は、「島根県」ですよ。
島根県は石見銀山や出雲大社などの観光スポットで知られている地域ですが、広い県土と山間部が広範囲にあるため、車がないと生活が難しいかもしれませんよ。
「島根県の自然に惹かれて引っ越した」という場合、自然の多さゆえ、自宅と商業施設の距離が離れている可能性があるでしょう。
島根県で車を持っておけば、豊かな自然に囲まれつつ利便性の高い生活ができるでしょう。
車がないと生活できない県③「福井県」

3つ目にお伝えする、車がないと生活できない県は、「福井県」ですよ。
福井県は人口75万人に対して51万台以上の自家用車が稼働している状況です。
スーパーやショッピングモールは車で行くことを前提に建てられている場合が多く、徒歩や自転車では買い物に不便かもしれません。
また、福井県は広大な土地を有しており、都市部と地方部の間の距離が広く、生活圏が広範囲に及びます。そのため、車なしでは移動が大変でしょう。
車がないと生活できない県④「和歌山県」

4つ目にお伝えする、車がないと生活できない県は、「和歌山県」ですよ。
和歌山県では、車がないと生活が難しい理由がいくつか存在します。まず、広範囲にわたる自然環境がありますが、そのために人口密度が低く、公共交通機関の整備が不十分です。
また、地域の商業施設や仕事場までのアクセスが困難であることも要因となっています。特に、生活必需品を購入するためのスーパーマーケットやコンビニエンスストアまで、徒歩では遠距離になることが多く、車がないと不便を感じることでしょう。
ちなみに和歌山県にあるスーパーマーケットやコンビニは、平均約10㎞ごとに点在している計算になりますので、徒歩で移動する負担が大きいかもしれませんよ。
車がないと生活できない県⑤「高知県」

5つ目にお伝えする、車がないと生活できない県は、「高知県」ですよ。
高知県は山が多く、交通の利便性が低い地域が散在しています。また、公共交通機関の整備が充分とは言えず、バスや電車の本数が限られているんですよ。
さらに、県内の人口が減少していることも要因のひとつです。 以下の人口推移のグラフをご覧くださいね。
人口推移が下がると、バスや電車などの公共交通機関の便数減少につながるかもしれません。今後の人口変化によって、交通手段が限られるでしょう。
車がないと生活できない県⑥「宮崎県」

6つ目にお伝えする、車がないと生活できない県は、「宮崎県」ですよ。
宮崎県は7,735平方kmの広大な土地に人口が散らばっているため、徒歩や自転車での移動が大変です。
そのうえ、県内の75.7%が森林になっており、商業施設や医療機関が集中しないため、車で移動しないと利用しにくい場合がありますよ。
バスや電車での公共交通機関が充実してないこともあり、車なしでの生活は難しいかもしれません。
車がないと生活できない県⑦「長崎県」

最後にお伝えする、車がないと生活できない県は、「長崎県」ですよ。
長崎県は2人に1人が車を所有している地域であり、交通手段が主にマイカーに依存しています。
公共交通機関は、市内や観光地を結ぶバスや電車があるものの、それ以外の地域へのアクセスは不便になることが多いです。
そのうえ、長崎県は三方を山に囲まれたすり鉢状の地形になっており、山の斜面を利用して住宅地を造成。 坂が多く、徒歩だと移動の負担が大きいかもしれませんよ。
車がなくても生活できる土地の条件

「車がなくても生活できるところってどんなところがあるのかな」と気になる方もいるでしょう。
車がなくても生活できる土地の条件は、人口密度や公共交通機関のアクセスのほか、以下の5つありますよ。
車がなくても生活できる条件5つ
- 都市圏内に住まいがある
- 商業施設が近くにある
- 公共交通機関のアクセスが良い
- 共有モビリティサービス(※)が充実している
- 通勤・通学先が近い
また、生活圏が徒歩で移動可能であれば、車がなくても自転車に乗れば、快適に生活できるでしょう。
以下の記事では、地方で車なしの生活ができる条件についてお伝えしていますので、併せてご覧くださいね。
(※)共有モビリティサービス(カーシェアリング・自転車シェアリングなど)
カーシェアリングサービスを活用することで車なしの生活が可能になる?

「遠出する時はどうするの?」「やっぱり車が必要だな」と思った方は、カーシェアリングサービスを活用してみてはいかがでしょうか。
カーシェアリングサービスは、個人所有の車を一時的に借りられるサービスのことです。
必要な時に必要な期間だけ利用できるため、マイカーを持つよりも圧倒的に支出を減らせるでしょう。
ちなみにカーシェアリングでオススメなサービスは、「Anyca(エニカ)」ですよ。
エニカでは業界のなかでも安価で借りられるサービスなので、一度試してみると良いでしょう。以下の記事を併せてご覧くださいね
車を手放せない方は、維持費節約方法を活用しよう

本記事を読んでいる方の中には、車を手放してお金の支出を減らしたいと考えている方もいるかもしれません。
中には「やっぱり車を手放すのは難しい」と、生活にマイカーがないと厳しい方もいるでしょう。
そんな方は、車にかかる維持費を節約する方法を活用してみるのをオススメしますよ。
「自動車保険の見積もり」や「駐車場料金の見直し」などを行なうことで、車にかかる維持費を減らせるかもしれませんよ。
以下の記事では、車にかかる維持費を実質0円にする節約方法を7つ紹介していますよ。気になる方はぜひ参考にしてくださいね。
【まとめ】思い切って車なしで生活できるところに住もう

本記事では、車がないと生活できない県を7つ紹介するのと、マイカーなしの暮らしをするコツについてお伝えしてきました。
すでに車なしでは生活できないところに住んでいる方もいるかもしれません。
車なしで生活できる最終手段として「マイカー無しの暮らしができるところに住む」ことも、方法の1つとしてありますよ。
都市部に限定されてしまいますが、以下の7つの都市では車がなくても生活に困らないでしょう。
車なしでも生活できる都市7つ
- 北海道札幌市
- 宮城県仙台市
- 東京都港区
- 神奈川県横浜市
- 大阪府大阪市
- 福岡県福岡市
- 沖縄県那覇市
一度、今の暮らしを見つめなおして、車にかかるお金と利便性を考えてみると、あなたの生活がグッと変わるかもしれませんよ。