「外車って燃費が良いの?」「外車の購入を検討しているけど、できれば燃費が良い車が欲しい」と考える方もいるのではないでしょうか。
外車の燃費事情がどのようになっているのか気になりますよね。車両を購入した後は、数年にわたって車を維持することになるため、燃費は無視できないポイントです。
また、ひと昔前までは、外車というと燃費が悪いイメージもありましたが、現在はどうなっているのでしょうか。
この記事では、人気の外車を5つ紹介します。それぞれの車両の燃費や、スペックをわかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
外車は燃費が良いのか?
外車に対して”燃費が悪い”というイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。
以前までは、国産車と比較して外車は燃費が悪い傾向がありました。一方で、近年ではその差があまりなくなってきているのも事実です。
とくに、海外ではプラグインハイブリッド車などのエコカーの普及が急速に進んでおり、こうした自動車の開発に力を入れる国も増えています。
実際に、これから紹介する自動車を含めて、20km/ℓ近く走行する外車も珍しくありません。今後も、燃費の良い外車が出てくることが予想できるでしょう。
ところで、洗車によって燃費の向上が期待できることをご存知ですか?以下の記事では、洗車による燃費向上の効果について紹介しています。
日頃から燃費を気にかけている方や、少しでも燃費を向上させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
外車と国産車における燃費の考え方について
これまで、燃費の良い車というと国産車のイメージが強かったかもしれません。
外車に対しては「パワーがある一方で、燃費が悪い」などの印象を持つ方もいるでしょう。近年では、こうしたイメージが変わりつつあります。
冒頭でもお伝えしたとおり、海外ではエコカーの普及が加速してきています。とくに、アメリカや中国においては、日本よりもエコカーの普及率が高い状況です。
東京電力グループサイト「TEPCO」によると、2023年の国産車におけるエコカーのシェア率は約3.5%(※EVとPHEVを含む)となっており、アメリカ(約7.6%)やヨーロッパ(14.6%)、中国(22.2%)と比較しても低い水準なのがわかります。
燃費が良い人気の外車5選
これから、燃費が良い人気の外車を5つ紹介します。主なラインナップは、以下のとおりです。
燃費が良い人気の外車5選
- MINIクーパー クロスオーバー
- フォルクスワーゲン T-Cross
- アウディ A1
- メルセデスベンツ Aクラス
- BMW X1
それぞれの車の特徴や燃費について解説していきますので、ぜひ比較しながら参考にしてみてください。
それでは、1つずつ確認してみましょう。
燃費が良い人気の外車①【MINIクーパー クロスオーバー】
はじめに紹介する燃費が良い人気の外車は、見た目がおしゃれでかわいい「MINIクーパー クロスオーバー」です。
MINIクーパークロスオーバーは、スタイリッシュな外観と高いパフォーマンスが特徴のSUV車ですよ。
コンパクトながらもパワフルなエンジンを搭載しており、都市部や狭い道路での取り回しにも優れています。
また、外観だけではなく内装にもこだわっており、高品質でモダンなデザインに仕上げられています。MINIクーパー クロスオーバーは、快適なドライブだけではなく、運転者の所有欲も満たしてくれるでしょう。
【MINIクーパーD クロスオーバー】 | 詳細スペック |
ボディタイプ | SUV |
定員 | 5名 |
サイズ(全長×幅×高さ) | 4315×1820×1595(mm) |
車両重量 | 1540kg |
排気量 | 1995cc |
燃料タンク | 61ℓ |
燃料タイプ | 軽油 |
燃費(JC08) | 21.2km/ ℓ |
MINIシリーズにはさまざまなタイプがあり、どれも根強い人気がある車です。ところで、ローバーミニとミニクーパーの違いをご存知ですか?
「同じ車を指しているんじゃないの?」と思われる方もいるでしょう。そんな方のために、下記の記事では”ローバーミニ”と”ミニクーパー”の違いを紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください。
燃費が良い人気の外車②【フォルクスワーゲン T-Cross】
続いて紹介する燃費が良い人気の外車は、カラーバリエーションが豊富な「フォルクスワーゲン T-Cross」です。
フォルクスワーゲンT-Crossは、機能性と快適性を兼ね備えたSUV車です。フォルクスワーゲンらしさを受け継ぎつつ、コンパクトでスタイリッシュなデザインとなっています。
また、見た目がコンパクトな一方で、広々とした室内空間を実現しているのも特徴の一つです。フォルクスワーゲン T-Crossは、運転者に快適なドライブ空間を提供してくれるでしょう。
8つの豊富なカラーバリエーションの中から、ぜひお好みの一色を探してみてはいかがでしょうか。
【フォルクスワーゲン T-Cross TSIアクティブ】2024年3月モデル | 詳細スペック |
ボディタイプ | SUV |
定員 | 5名 |
サイズ(全長×幅×高さ) | 4115×1760×1580(mm) |
車両重量 | 1270kg |
排気量 | 999cc |
燃料タンク | 40ℓ |
燃料タイプ | ハイオク(無鉛プレミアムガソリン) |
燃費(JC08) | 19.3km/ℓ |
燃費が良い人気の外車③【アウディ A1 スポーツバック】
3つ目に紹介する燃費が良い人気の外車は、シンプルでスマートな見た目の「アウディ A1 スポーツバック」です。
アウディA1スポーツバックは、スタイリッシュでコンパクトなハッチバックモデルの自動車です。アウディならではの洗練されたデザインと、高品質な造りを兼ね備えています。
中でもスポーツバックモデルは、シンプルかつスポーティな印象が特徴的です。また、その魅力は見た目だけではありません。
車内には十分なスペースが確保されているため、遠出の旅行やお買い物など、大きめの荷物を載せる際も快適です。
【アウディ A1 スポーツバック 25TFSI】2023年10月モデル | 詳細スペック |
ボディタイプ | ハッチバック |
定員 | 5名 |
サイズ(全長×幅×高さ) | 4040×1740×1435(mm) |
車両重量 | 1170kg |
排気量 | 999cc |
燃料タンク | 40ℓ |
燃料タイプ | ハイオク(無鉛プレミアムガソリン) |
燃費(JC08) | 16.3km/ℓ |
燃費が良い人気の外車④【メルセデスベンツ Aクラス】
4つ目に紹介する燃費が良い人気の外車は、上品で洗練された内装が特徴の「メルセデスベンツ Aクラス」です。
メルセデスベンツAクラスは、洗練されたデザインと高級感のある内装が特徴の、ハッチバックタイプの自動車です。
ゴージャスでありながらも落ち着いた内装には、大型のデジタルディスプレイを完備。材質にこだわったシートは、運転者を優雅に包み込みます。
高級車ならではの上質感と、最新技術を搭載したオーディオディスプレイを体感してみてはいかがでしょうか。
【メルセデスベンツ Aクラス A200d】2024年3月モデル | 詳細スペック |
ボディタイプ | ハッチバック |
定員 | 5名 |
サイズ(全長×幅×高さ) | 4430×1800×1440(mm) |
車両重量 | 1490kg |
排気量 | 1949cc |
燃料タンク | 43ℓ |
燃料タイプ | 軽油 |
燃費(JC08) | 20.4km/ℓ |
燃費が良い人気の外車⑤【BMW X1】
最後に紹介する燃費が良い人気の外車は、コンパクトなのに大容量の「BMW X1」です。
BMW X1は、ダイナミックでスタイリッシュな見た目と、大容量の室内空間を兼ね備えたSUVタイプの車です。
高効率なディーゼルエンジンを搭載することで、パワフルさと高燃費の両立を実現しています。山道や悪天候時など、厳しい路面状態でも安心感のあるドライブができるでしょう。
日常生活や週末のアクティビティなど、幅広いシーンで柔軟に対応してくれるのがBMW X1の魅力です。
【BMW X1 xDrive20d】2024年1月モデル | 詳細スペック |
ボディタイプ | SUV |
定員 | 5名 |
サイズ(全長×幅×高さ) | 4500×1835×1645(mm) |
車両重量 | 1740kg |
排気量 | 1995cc |
燃料タンク | 54ℓ |
燃料タイプ | 軽油 |
燃費(JC08) | 19.5km/ℓ |
外車を購入する際のポイント
外車の購入を検討する際「できれば燃費が良い車が欲しい」と考える方も多いでしょう。
外車と国産車では特徴が異なるため、購入後のカーライフを十分にイメージしながら検討することが重要です。
ここでは、外車を購入する際のポイントを3つ紹介します。主な内容は以下のとおりです。
外車を購入する際の3つのポイント
- サイズ
- デザイン
- 燃料仕様
外車の購入を検討の際は、ぜひ参考にしてみてください。それでは、1つずつ確認してみましょう。
サイズ
外車は、メーカーや車種によって車両サイズが大きい傾向があります。
そのため、自身のライフスタイルや生活環境などを考慮した上で、車両サイズを検討することが大切です。
本記事で紹介した5つの外車のサイズ感をイメージするために、国産の人気SUV車の中から「トヨタ ライズ」と「ホンダ ヴェゼル」のサイズを紹介します。
以下に車種ごとのサイズをまとめた表を用意しましたので、ぜひ比較してイメージしてみてください。
車種 | 車両サイズ(mm) |
【MINIクーパーD クロスオーバー】 | 4315×1820×1595 |
【フォルクスワーゲン T-Cross TSIアクティブ】 | 4115×1760×1580 |
【アウディ A1 スポーツバック 25TFSI】 | 4040×1740×1435 |
【メルセデスベンツ Aクラス A200d】 | 4430×1800×1440 |
【BMW X1 xDrive20d】 | 4000×1835×1645 |
※【トヨタ ライズ】 | 3995×1695×1620 |
※【ホンダ ヴェゼル】 | 4330×1790×1580 |
デザイン
お気に入りの車種を見つけるためには、デザインも重要なポイントです。
スタイリッシュな見た目を好む方や、ダイナミックな外観が好きな方など、好みはさまざまです。
また、メーカーによっても外観の特徴が異なるため、好みのメーカーを探してみるのも良いかもしれませんね。
一般的には、一度車を購入した後は数年にわたって乗り続ける方が多いため、将来を見据えた上でデザインを検討すると良いでしょう。
燃料仕様
外車を検討する際は、どのような燃料・エネルギーで稼働する車を購入するのか十分に検討することが重要です。
燃費の良い外車の中には、レギュラーガソリンのほか軽油で稼働するタイプや、電気で稼働するタイプなどさまざまな種類があります。
とくに、一部の国では電気自動車用の充電スポットの拡充が進む一方で、日本ではまだ少ない印象があります。
自身のライフスタイルやニーズに合わせて、燃料仕様についてよく考慮しましょう。
【まとめ】燃費の良い外車を検討の際は、アフターサービスも確認しておこう!
この記事では「外車は燃費が良いのか」を解説した上で、人気のある外車を5つ紹介しました。
もしかしたら、外車に対して「燃費が悪そう」とイメージする方がいるかもしれませんが、近年の外車は燃費効率が向上しています。
一方で、自動車によってエンジン稼働に必要なエネルギーが異なるため注意が必要です。走行距離が長い車種の場合でも、ハイオクを燃料とするタイプでは燃料費が割高になる可能性があります。
外車を検討する際は、ぜひこの記事を参考に、さまざまな視点から自身の希望に合う車種を探してみてくださいね。
ところで、近年のガソリン高騰は自動車を所有する方にとって悩ましい問題ですよね。「少しでも安くガソリンを入れたい」と思う方は少なくないでしょう。
そこで、下記の記事では、エネオスのガソリンスタンドで燃料を安く入れるコツを解説しています。ぜひ、あわせてご覧ください。