あなたは、「マイカーが気に入っている」そして「できれば長く乗り続けたいな」と思っているのではないでしょうか。
お気に入りのマイカーを手放したくないあなたは、同じ車に乗り続けるための方法・秘訣を知りたいはずです。
そこで本記事では、同じ車に乗り続ける秘訣7つをお伝えしていきます。以下が概要です。
同じ車に乗り続ける秘訣7つ
- 急発進・急ブレーキの動作をしない
- 定期的なオイル交換・エレメント交換をする
- 数年に1回バッテリー交換をする
- こまめなタイヤの空気圧チェックをする
- 10年経過したらタイミングベルトを交換する
- 屋根がある場所や屋内で保管する
- 定期的に走行をする
この記事を読めば同じ車に乗り続ける秘訣を知ることができます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Contents
- 1 同じ車に乗り続けるには、寿命はどのくらい?
- 2 同じ車に乗り続ける秘訣①【急発進・急ブレーキの動作をしない】
- 3 同じ車に乗り続ける秘訣②【定期的なオイル交換・エレメント交換をする】
- 4 同じ車に乗り続ける秘訣③【数年に1回バッテリー交換をする】
- 5 同じ車に乗り続ける秘訣④【こまめなタイヤの空気圧チェックをする】
- 6 同じ車に乗り続ける秘訣⑤【10年経過したらタイミングベルトを交換する】
- 7 同じ車に乗り続ける秘訣⑥【屋根がある場所や屋内で保管する】
- 8 同じ車に乗り続ける秘訣⑦【定期的に走行をする】
- 9 同じ車に乗り続けることのメリット・デメリット
- 10 【まとめ】同じ車に乗り続けるには、車検以外にも定期的に点検することを心がけよう
同じ車に乗り続けるには、寿命はどのくらい?
令和5年3月末の軽自動車を除く乗用車の平均使用年数は13.42年で、令和4年に比べ短くなり、2年連続で減少しています。
10年前に比べると0.84年長く使用しているというデータが自検協(※)で公表されています。
(※)出典:平均使用年数
車は、初年度登録から13年経過すると、税金が重課されるので、このタイミングで買い替えする方が多いことが考えられます。
車の寿命は、走行距離10万キロが目安ですが、乗り方やメンテナンス次第で、約20年以上乗れますよ。
次の項目から同じ車に乗り続ける秘訣をお伝えしていくので、ぜひ読み進めてくださいね。
同じ車に乗り続ける秘訣①【急発進・急ブレーキの動作をしない】
まず初めにお伝えする、同じ車に乗り続ける秘訣は「急発進・急ブレーキの動作をしない」ことですよ。
急発進・急ブレーキをすると、エンジンに大きな負担がかかり寿命が短くなってしまいます。
信号が変わった途端、急な発進・急ブレーキをしたり、車を駐停車する時に思い切りバックしたりと、癖になっている方は、注意しましょう。
走り始めはゆっくりとした運転、停車する時は車止めに勢いよく当たらないようになど、スムーズな運転を心がけましょう。
同じ車に乗り続ける秘訣②【定期的なオイル交換・エレメント交換をする】
次にお伝えする、同じ車に乗り続ける秘訣は「定期的なオイル交換・エレメント交換をする」ことですよ。
オイル交換は、6ヶ月に1回、または走行距離5,000キロが目安で、エレメント交換は、オイル交換二回につき一回が目安です。
定期的にオイル交換をしないと、エンジンオイルが劣化してしまい、マイカーの寿命を縮めてしまうことになりかねません。
高速道路を長い時間走行したり、急勾配の坂道を頻繁に走行したりと、走行する環境により、目安よりもオイル交換を早めた方がいいケースもあるので、プロに相談することをオススメします。
同じ車に乗り続ける秘訣③【数年に1回バッテリー交換をする】
3つ目にお伝えする、同じ車に乗り続ける秘訣は「数年に1回バッテリー交換をする」ことですよ。
車のバッテリー交換の目安は、約2〜3年で、走行距離だと約3万キロ〜10万キロと幅が広いです。
バッテリーの寿命ギリギリまで使用すると、突然バッテリーが上がってしまうトラブルが起きてしまい、車の寿命も短くなってしまいます。
エンジンがかかりにくかったり、アイドリングストップ機能搭載車でアイドリングストップをしなくなったりなど、不具合が現れたら、バッテリー交換のサインなので、カーディーラーなどに行き、点検をしてもらいましょう。
同じ車に乗り続ける秘訣④【こまめなタイヤの空気圧チェックをする】
4つ目にお伝えする、同じ車に乗り続ける秘訣は「こまめなタイヤの空気圧チェックをする」ことですよ。
タイヤの空気圧は走行しなくても、自然に抜けていってしまうので、月に1度を目安にチェックすることをオススメします。
運転頻度が多い方、高速道路を使用する機会が多い方は、目安よりも短くこまめに空気圧の確認をしましょう。
タイヤの空気圧の確認をせずに放っておくと、燃費が悪くなったり、パンクする危険性があったりと、タイヤの寿命が短くなるリスクが高まってしまいます。
ガソリンスタンドで無料で空気入れができるので、こまめにタイヤの空気圧チェックをして、タイヤの寿命を伸ばしましょう。
同じ車に乗り続ける秘訣⑤【10年経過したらタイミングベルトを交換する】
5つ目にお伝えする、同じ車に乗り続ける秘訣は「10年経過したらタイミングベルトを交換する」ことですよ。
タイミングベルトは、エンジンに関与している大切な部品の1つで、回転を伝える役割をしています。
交換時期は、10年経過後、あるいは走行距離10万キロが目安です。
タイミングベルトを交換せずに放っておくと、エンジンが停止してしまうケースがあり、エンジン内部の損傷・破損が起きて、車の寿命も短くなってしまいます。
軽自動車よりも、普通自動車の方がタイミングベルトに負荷がかかる傾向があります。
また山道などの負荷のかかる道の運転が多い方は、上記でお伝えした目安よりも交換時期を早めた方が良いでしょう。
乗り方や状況によりタイミングベルトの交換時期は変わるので、点検時にディーラーやカーショップに相談しながら早目に対処をすることが大切ですよ。
同じ車に乗り続ける秘訣⑥【屋根がある場所や屋内で保管する】
6つ目にお伝えする、同じ車に乗り続ける秘訣は「屋根がある場所や屋内で保管する」ことですよ。
屋外で、カーポートがない場所で車を保管すると、紫外線や雨の影響、あるいは経年による塗装の色褪せ等で、劣化してしまいます。
その他にも、ワイパーの樹脂パーツが劣化してしまうケースもあります。
塗装が剥がれたままにしておくと、水分や汚れが入り込み、広範囲に塗装剥がれが広がってしまうだけではなく、錆などの大きいダメージを負ってしまいます。
それ以外にも、紫外線や水滴は、イオンデポジット・ウォータースポットやチョーキング現象などのダメージも与えかねません。
上記の様なダメージから車を守るには、屋根がある場所や屋内で保管することをオススメします。
あるいは、車全体にカバーをかけることや、UVワックスを塗ることも効果的ですよ。
同じ車に乗り続ける秘訣⑦【定期的に走行をする】
最後にお伝えする、同じ車に乗り続ける秘訣は「定期的に走行をする」ことですよ。
趣味的なスポーツカーなどを、セカンドカーとして車を2台持ちしている方もいるでしょう。
車を走行せず長期間放置してしまうと、バッテリーやタイヤ、ガソリンなどに不具合が起き、車の寿命が縮んでしまいます。
約2週間に1度は、30分程度車を走行させ、パーツの消耗・劣化を防ぎましょう。
同じ車に乗り続けることのメリット・デメリット
同じ車に乗り続けていくにあたり、良い点と悪い点をあらかじめ知っておきたいですよね。
メリット・デメリットをそれぞれお伝えしていきます。
同じ車に乗り続けることのメリット
- 買い替えによる費用がかからない
- 車庫証明申請費用がかからない
同じ車に乗り続けることのデメリット
- 最新装備の体感ができない
- 部品交換・修理費用がかかる
同じ車に乗り続けることにより、買い替えによる費用・申請費用がかからないので、コストが抑えられることが良い点です。
反対に新しい性能を試すことができない点は、デメリットの1つです。
そして、同じ車に乗り続けるには、部品交換・修理費がかさんでしまうことも悪い点ですが、下記の記事で節約方法をお伝えしているので、ぜひ読んでみてくださいね。
メリットを得ながら、維持費節約方法を共存することで最大限にメリットを活かすことができますよ。
【まとめ】同じ車に乗り続けるには、車検以外にも定期的に点検することを心がけよう
ここまで、同じ車に乗り続ける秘訣と、メリット・デメリットをお伝えしてきました。
気に入っているマイカーに長く乗り続けたい場合は、車検以外の12ヶ月点検・6ヶ月点検を行いましょう。
12ヶ月点検は、オイル量・ブレーキ・タイヤ・目視による幅広い点検が行われ、6ヶ月点検は、定期交換部品の点検が行われます。
点検を怠ると、マイカーの寿命も縮んでしまうので、定期的に点検することを心がけましょう。