あなたは「ソーラーカーポートでどのくらいの発電量が確保できるのかな」「経済効果は期待できるの」と気になっているのではないでしょうか。
ソーラーカーポートはソーラーパネルモジュールが搭載されている設備であり、駐車場のデッドスペースを有効活用できます。
本記事では、ソーラーカーポートの発電量を年間・月間・日間、季節や天気ごとに解説しています。
この記事を読めば、ソーラーカーポートを実際に設置したとして、どのくらいの発電量が確保できるのかシミュレーションできるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
ソーラーカーポートに付いている、平均的な発電容量
まず始めに、ソーラーカーポートに搭載されている、平均的な発電容量についてお伝えしていきます。
ソーラーカーポートに搭載されているソーラーパネルモジュールは、5~10kwが平均的な発電容量です。
カーポートの大きさによって、搭載できるソーラーパネルモジュールの発電容量が決まっており、過剰に積載してしまうと倒壊の恐れがあります。
ソーラーパネルモジュールの発電容量は、家庭内の消費電力量を相殺できる大きさで搭載されていることが多いですよ。
ソーラーカーポートの発電量「1年間」
ソーラーカーポートの年間発電量は、5~10kwのモジュールで約5,000~10,000kwhの発電が期待できますよ。
1kwのソーラーパネルモジュールあたり、1年で約1,000kwhの発電が可能になっています。
ソーラーパネルモジュールをより大きなものを設置することで、発電量の底上げができて、さらに多くの電気を発電できるでしょう。
ソーラーパネルは季節や天気の影響によって、発電量のムラが起きやすいため、できるだけ多くのモジュールを設置することをオススメしますよ。
ソーラーカーポートの発電量「1か月間」
ソーラーカーポートの1か月あたりの発電量は、5~10kwのモジュールで約415~830kwhですよ。
1kwあたりの月間発電量は約83kwhになっており、梅雨時期や気温が高い時期は、発電効率や発電量も下がります。
平均的な消費電力量は、以下の表のとおりになっていますよ。これからソーラーカーポートの設置を考えている方は参考にしてくださいね。
平均的な人数別の電力消費量(※1) | ||||
1人 | 2人 | 3人 | 4人 | |
電力使用量/日 | 6.1kwh | 10.5kwh | 12.2kwh | 13.1kwh |
/月 | 185kwh | 320kwh | 370kwh | 400kwh |
/年 | 2,220kwh | 3,840kwh | 4,440kwh | 4,800kwh |
(※1)出典:エコでんち-一般家庭の電気の平均使用量と使用量を減らすためのポイント より
上記の表を見ると、4人分の消費電力量を相殺するには、5kw以上のモジュールを搭載する必要になることが分かりますね。
ソーラーカーポートの発電量「1日」
ソーラーカーポートの1日あたりの発電量は、5~10kwで約13.8~27.6kwhになりますよ。
1kwあたりの1日の発電量は約2.76kwhになり、その日の天気や気温によって変化します。
また、定期的なメンテナンスを怠ってしまうと、発電量が下がってしまう可能性があるので、忘れないようにしましょう。
5~10kwのモジュールの発電量
- 年間 約5,000~10,000kwh
- 月間 約415~830kwh
- 日間 約13.8~27.6kwh
ソーラーカーポートの発電量「季節ごと」
ソーラーカーポートの発電量は、季節ごとに変わり、以下の表のようになりますよ。
ソーラーカーポートの季節ごとの発電量(1kwあたり) | |
季節 | 日 |
3~5月 | 約3.76kwh |
6~8月 | 約3.51kwh |
9~11月 | 約3.10kwh |
12月~2月 | 約2.93kwh |
ソーラーカーポートの発電量「天気」
ソーラーカーポートは、季節だけでなく、その日の天気によっても発電量が変わりますよ。
ソーラーパネルモジュールの天気ごとの発電効率は、以下の通りになりますよ。
天気ごとの発電効率(※モジュールのスペックを100%とした場合)
- 晴れ 100%
- 曇り 40~60%
- 雨 5~20%
上記の表やグラフを見ると、雨のときは晴れのときよりも1/5~1/20の発電効率になっていることが分かりますね。
梅雨や台風が多くなる季節でも、消費電力分を発電できるようにソーラーパネルモジュールを多く設置することをオススメしますよ。
また、ソーラーパネルの天気ごとの発電量について、より詳しく知りたい方は、以下の記事を併せてご覧くださいね。
ソーラーカーポートで発電した電気の利用方法
ここまでご覧になって、「実際、ソーラーカーポートで発電した電気って何に使えるの」と気になった方もいるのではないでしょうか。
ソーラーカーポートで発電した電気は、主に以下の3つに利用することが可能ですよ。
- V2Hで電気自動車への給電
- 災害時の電力確保
- 夜間の電気使用
上記の3つ以外にも、「売電収入が得られる」点もあり、そのほかにも多くの利用方法がありますよ。
ソーラーカーポートで発電した電気の利用方法や、得られるメリットについて知りたい方は以下の記事を併せてご覧くださいね。
ソーラーカーポートは定期的なメンテナンスが大事
ソーラーカーポートに搭載されている、ソーラーパネルモジュールは4年に1度のメンテナンスが推奨されていますよ。
モジュールのメンテナンスをサボると、本来の発電効率が損なわれてしまい、消費電力分を発電できなくなってしまいます。
モジュールのメンテナンスは、1回あたり約5~10万円の費用がかかり、部品交換や修理のときはさらに多くの費用がかかりますよ。
ソーラーパネルのメンテナンスの詳しい費用については、以下の記事で内訳を説明していますよ。ぜひ参考にしてくださいね。
ソーラーカーポートは、導入・設置費用を回収できる
ソーラーカーポートは、10~20年使用することで、導入・設置費用を回収することができますよ。
まず、ソーラーカーポートにかかる平均的な導入・設置費用を説明しますね。以下を参考にしてください。
ソーラーカーポートにかかる費用(導入・設置)
- 2台用 200万円程度
- 3台用 270万円程度
- 4台用 350万円程度
次に、ソーラーカーポートで電気を節約した場合の経済効果についてお伝えしますね。
ソーラーカーポートで節約できる電気代 | ||
モジュールの大きさ | ||
5kw | 10kw | |
1年 | 135,000円 | 270,000円 |
5年 | 675,000円 | 1,350,000円 |
10年 | 1,350,000円 | 2,700,000円 |
15年 | 2,025,000円 | 4,050,000円 |
20年 | 2,700,000円 | 5,400,000円 |
仮に10kwモジュールで15年使用した場合、4台用のソーラーカーポートの費用を回収できていることが分かりますよね。
ソーラーカーポートの導入・設置費用を払い終わった後は、家計の支出に充てられるため、より多くの経済効果が期待できるでしょう。
ソーラーカーポートの導入時に、「太陽光」の確保をしよう
「ソーラーカーポートの導入を決めた!」という方は、太陽光の確保を忘れないようにしましょう。
ソーラーカーポートを設置した後に、影がかかってしまい、安定した発電ができなくなってしまったら、本末転倒です。
ソーラーカーポートを自宅に導入するときは、以下の3つに気を付けましょう。
- 隣に新しく家が建つ
- 隣家がリフォームする
- 自宅のリフォーム
発電量や太陽光の向きなど、詳しい情報は、業者に聞くことが1番の近道ですよ。
次の項目で、ソーラーカーポートのオススメな業者をお伝えしていきますね。
【まとめ】ソーラーカーポートはトモシエがオススメ
本記事では、ソーラーカーポートの発電量を年・月・日と、季節や天気ごとに解説してきました。
ソーラーカーポートを実際に導入したい方は、詳しい情報を手に入れるために、業者に問い合わせることをオススメします。
ソーラーカーポートを導入するなら、専門業者である「トモシエ」がオススメですよ。
資料請求や問い合わせは、すべて無料ですので、以下のリンクから気軽に問い合わせてみてくださいね。