あなたは、「車を買い替えるのはもったいないか知りたい」「長く乗り続けたほうがいいのかな」と気になっているのではないでしょうか。
車は長く乗れば修理費用がかかる反面、買い替えれば購入費用がかかるため、どちらがお得なのか知りたいですよね。
そこで本記事では、車の買い替えがもったいないケース7つについてお伝えしていきますね。
車の買い替えがもったいないケース
- 納税後に乗り換える
- 車検後に乗り換える
- 新車から5〜7年経過後に乗り換える
- そもそも運転する頻度が少ないのに乗り換える
- 維持費が高い車両に乗り換える
- まだ乗れるのに買い替える
- ローンを上乗せしてオーバーローンする
この記事を読めば、車にかかる費用をお得にできる方法が分かるでしょう。ぜひ読みすすめてくださいね。
Contents
車の買い替えがもったいないケース①【納税後に乗り換え】
まずはじめにお伝えする、車の買い替えがもったいないケースは、「納税後に乗り換える」ことですよ。
車にかかる自動車税は、納税後に乗り換えすると、支払った税金が還付されません。以下の表は車両ごとにかかる自動車税の金額ですよ。
排気量別の自動車税額 | ||
排気量 | 新車~13年未満 | 新車から13年以上経過 |
1000㏄以下 | 29,500円 | 33,900円 |
1000~1500㏄以下 | 34,500円 | 39,600円 |
1501~2000㏄以下 | 39,500円 | 45,400円 |
2001~2500㏄以下 | 45,000円 | 51,700円 |
2501~3000㏄以下 | 51,000円 | 59,000円 |
3001~3500㏄以下 | 58,000円 | 66,700円 |
3501~4000㏄以下 | 66,500円 | 79,400円 |
4001~4500㏄以下 | 76,500円 | 87,900円 |
4501~6000㏄以下 | 88,000円 | 101,200円 |
6000㏄越え | 111,000円 | 127,600円 |
自動車税が還付されるのは、普通自動車を廃車したときであり、以下の場合、払った税金は戻ってきませんよ。
自動車税が還付されないとき
- 車を買い替えるとき
- 軽自動車を廃車するとき
業者によっては、支払った自動車税分を下取り価格に上乗せしてくれることがありますが、内訳を確認したほうが良いでしょう。
車の買い替えがもったいないケース②【車検後に乗り換え】
続いてお伝えする、車の買い替えがもったいないケースは、「車検後に乗り換える」ことですよ。
車検後に買い替えをしてしまうと、車検にかかった費用が戻らないため、約10〜20万円以上を損してしまうかもしれません。
ディーラーや買取業者によっては、車検にかかった費用を自動車税と同様に、下取り金額に上乗せしていることがありますよ。
「車の買い替えをできるだけお得にしたいな」という方は、車検前に乗り換えをして、費用を抑えることをオススメします。
車の買い替えがもったいないケース③【5〜7年経過後に乗り換え】
3つ目にお伝えする、車の買い替えがもったいないケースは、「新車から5〜7年以上経過後に乗り換えをする」ことですよ。
一般的に、新車から3〜4年以上経過すると、車両価格が急落することが多いんですよ。
特に5~7年経過すると、新車時の価格よりも約40~60%も下がってしまうこともあるそうです。
経年変化年数ごとの車両買い取り相場の変化
新車から1年後 70%
3年後 60~70%
5年後 40~60%
8年後以上 0~5%未満
「このまま買い替えずに乗り続けようかな?」と悩んでいるなら、長く乗り続けて経済的にしてみてはいかがでしょうか。
車の買い替えがもったいないケース④【運転する頻度が少ない】
4つ目にお伝えする、車の買い替えがもったいないケースは、「そもそも運転する頻度が少ない方」ですよ。
車をそもそも運転しない人なら、新車を買い替えるよりもレンタルすることをオススメします。
サブスク・リース、シェアリングなどで必要なときに車をレンタルしたほうが、自動車税や車検にかかる費用を抑えられるでしょう。
車をレンタルするなら、お得な費用で借りられるAnyca(エニカ)がオススメですよ。
エニカでは、サブスクやリース、レンタル会社を利用するたびにかかる仲介手数料を低価格で利用できます。以下の記事をご覧くださいね。
車の買い替えがもったいないケース⑤【維持費が高い車両に乗り換え】
5つ目にお伝えする、車の買い替えがもったいないケースは、「維持費が高い車両に乗り換えする」ことですよ。
すでに乗っている車から乗り換えする場合、旧車やクラシックカー、珍しい車に変えるとメンテナンスにかかる維持費が高くなる可能性があります。
そのうえ、排気量や重量が大きくなったり重くなったりすると、支払う税金が増えるでしょう。
「好みの車が古いんだよね」といった場合、事前にどのくらいの維持費がかかるのかシミュレーションしてみてくださいね。
車の買い替えがもったいないケース⑥【まだ乗れるのに乗り換え】
6つ目にお伝えする、車の買い替えがもったいないケースは、「まだ乗れるのに乗り換えする」ことですよ。
車は定期的なメンテナンスを行えば、約15万km以上走行可能(※)ですよ。
「10万km超えたから買い替えたほうがいいのかな」と悩みどころかもしれませんが、メンテナンスをこまめにすれば、20〜30万km以上乗り続けられるでしょう。
ちなみに、車はこまめに買い換えるよりも、定期的にメンテナンスをして長く乗り続けることで、60年間で3000万円以上の費用を節約できるんですよ。
車の買い替えがもったいないケース⑦【オーバーローン】
最後にお伝えする、車の買い替えがもったいないケースは、「オーバーローンを組んでしまう」ことですよ。
車の買い替えを考えている方の中には、今乗っている車の返済が終わっていない場合があるでしょう。
ローンの残債がある状態で車の買い替えをすると、利息が増え、返済期間が長くなりオーバーローンになってしまいますよ。
これから車を購入する方なら、買い替える頻度を考えておき、ローンを完済する期間を決めておくことで、オーバーローンを回避できるでしょう。
長く乗り続ければ、車にかかる年間維持費を50万円以上抑えられる
車はこまめに買い換えるよりも、長く乗り続けることで、年間維持費を最大50万円以上抑えられることを知っていますか。
3年・5年・7年・10年ごとにこまめに買い替えるよりも、長く乗り続けることで車を購入する費用を抑えられますよ。
3年・5年・10年・20年ごとの年間維持費比較 | |||
年間維持費 | 20年間の維持費 | 60年間の維持費 | |
3年ごと | 86万円 | 1720万円~ | 5160万円~ |
5年ごと | 60~86万円 | 1200~1720万円 | 3600~5160万円 |
10年ごと | 35~60万円 | 700~1200万円 | 2100~3600万円 |
20年ごと | 35万円~ | 700万円~ | 2100万円~ |
また、車を20年ごとに買い替えると60年間で約3000万円以上の維持費を節約できるでしょう。
車にかかる年間維持費を抑える方法を知っておこう
車は買い替えにかかる費用を抑えるだけでなく、年間維持費を節約する方法を知っておくことで、より経済的に維持し続けられるでしょう。
以下の7つの維持費を節約する方法を利用すれば、年間60万円以上をお得にできますよ。
車の維持費節約方法7つ
- 自動車保険の見直し
- 駐車場の料金を見直す
- セルフメンテナンスをする
- 自宅のスペースを貸し出す
- 車両をシェアリングする
- ソーラーカーポートを導入する
- 定期的に専門店でメンテナンス
特に旧車やクラシックカーを所有している方は、メンテナンスにかかる維持費が高い傾向があるので、1つだけでも実践してみることをオススメしますよ。
以下の記事にて、維持費節約方法を詳しくお伝えしていますのでご覧くださいね。
【まとめ】車の買い替えを賢く行おう
本記事では、車の買い替えがもったいないケースを7つお伝えしてきました。
車にかかる維持費のなかで最も多くの金額がかかるのが「車両購入費用」です。
なので、車両購入費用を抑えることが、車の維持費を節約することにつながるかもしれませんよ。
「毎月かかっている車の維持費を抑えたいな」という方は、本メディアで紹介している、車の維持費節約方法を実践してみてくださいね。