旧車の代表格であるクラシックミニですが、実際にどんな魅力がある車なのか気になってきますね。
「クラシックミニってドラマや映画で見たことあるけど、実際にどんな車なのかわからないな」という方もいるでしょう。
今回はクラシックミニの知っておきたい情報とクラシックミニの魅力5つについて伝えていきますの。
クラシックミニについて知りたい方や、購入を検討されている方は、最後まで読み進めてくださいね。
Contents
クラシックミニが多くの方に人気なわけ
クラシックミニは製造が開始されて40~60年以上経っている車ですが、未だにミニ好きな根強いファンがたくさんいます。
ファンはミニのかわいらしいデザイン性・ミニ独特のゴーカートのような乗り味に魅了されて、ミニを乗り続けている方が多くいらっしゃいます。
ミニは全体的に丸いシルエットでいてとてもキュートな外見をしていますが、ひとたび走るとかわいい外見から想像できないほど刺激的な車であるので、単なる移動の為の車ではないことがわかります。
また、ミニは映画やドラマ・アニメなどでも、登場しており多くの方にミニは認知されており、ミニを愛する根強いファンを日々形成しています。
最近のクラシックミニは高騰してきている!?
クラシックミニは製造終了されて少なくとも20年以上経っている車なので、現存数が少なくなってきています。
一番古い年式のミニは60年以上経っているものもあるので、キレイな状態で残っている車体が少ないので、希少価値も高くなってきています。
クラシックミニの相場では40~200万で購入をすることが出来ますが、ここ最近のクラシックミニは10万~20万ほど価格が高騰してきています。
噂では、フルレストアされた新品同様ののクラシックミニが1000万で落札されたものがあり、部品交換やメンテナンスをしっかりされた車体は高額で取引されるケースもあります。
クラシックミニを乗る上で気を付けたいこと
クラシックミニは古い車体なので、乱暴に扱ってしまうとちょっとした力で部品が壊れてしまうので注意が必要です。
日常的にクラシックミニを運転する際は、メンテナンスとドライビングの部分で気を付けてあげれば、キレイな状態で長く乗り続けることができるので、参考にしてください。
メンテナンス
メンテナンスで一番大事になってくるのは、オイルや冷却水などの量を定期的にみてあげることです。
- エンジンオイルの量
- 冷却水の量(ラジエター)
- クラッチ液の量
クラシックミニのオイル交換とオイルエレメント交換は3,000kmごとに交互に行うことは、エンジンを守るために大事なことなので、絶対に忘れないようにしましょう。
また、クラシックミニは構造上、ほこりや汚れが溜まりやすいので、定期的に洗車をしてボディを長持ちさせてあげましょう。
ドライビング
クラシックミニはサスペンションが独自の機構になっていて、走行中の揺れが車体にダイレクトに伝わりやすいので、なるべく凹凸のあるところは走らないようにしましょう。
クラシックミニのトランスミッションは古いものが多いので、エンジンブレーキを使って減速する際はダブルクラッチをいれるようにして、ミッションへの負担を減らしましょう。
クラシックミニの故障する原因は主に、走行中の不意の衝撃によって起きるので、メンテナンスをしっかり行い、ドライビングの際は路面をしっかり見極めて運転するようにしましょう。
クラシックミニを実際に乗ってみるとびっくりだらけ
クラシックミニは実際に乗ってみると、お金の部分や普段使いの部分で大きなギャップを感じる車です。
ここでは私が個人的に感じたクラシックミニの、乗るまでわからなかった意外なギャップをお伝えしていきます。
クラシックミニの維持費用は意外なところで高い
クラシックミニは旧車の部類に入る車なので、維持費用がかかるイメージがありますが、自動車税の部分で少しびっくりしてしまいます。
ミニは排気量が1,000~1,300ccで普通自動車扱いなので、年間36,900円の自動車税を納めなくてはいけないです。
軽自動車よりもコンパクトな車体ですが、排気量をもとに自動車税が算出されるので、思ったより高いイメージがあります。
軽自動車よりも自動車税が高いクラシックミニですが、燃費の面ではリッター当たり10~15km走ることができるので、軽自動車なみの低燃費ではあります。
また、クラシックミニの部品などパーツ代は高額になっており、2年ごとの車検は15~25万必要になるので、車検費用を考えて貯めておく必要があります。
クラシックミニで遠いところまで運転できるのか
クラシックミニは車内がコンパクトになっているため、あまりゆったりできるスペースがないので、長距離向きでないと思いますが、長距離運転しているオーナーさんはたくさんいます。
シートが固くてリラックスして運転することは難しいですが、運転しやすくアイテムを使ったりすることで運転する際のストレスは軽減することはできます。
また、各地で「ミニデイ」と呼ばれているクラシックミニの集まりというものがあり、日本各地から遠方のかたも運転してくるので、長距離は無理ではないです。
クラシックミニを所有していないかたも見学することができるので、見に行ってオーナーさんにクラシックミニについて話を聞いてみるのもいいかもしれません。
クラシックミニの魅力①「アイデンティティになる」
クラシックミニについて魅力を伝えるうえで、一番の魅力はクラシックミニが自分のアイデンティティになることです。
「クラシックミニに乗ってる人」=「おしゃれな車に乗っている自分」になるわけで、運転しているだけでおしゃれな人という自分色をだすことができる魅力があります。
私は7年以上美容師として働いていますが、クラシックカー好きな美容師としてお客様に覚えられやすくなっていて、キャラづくりに一役買ってくれています。
自分のキャラクターづくりや独自性を作るうえで、クラシックミニを自分のアイデンティティの一部として自分色を出すことが出来るので、他人からの印象も間違いなしです。
クラシックミニの魅力②「ドライブが刺激的になる」
クラシックミニを乗るうえで、ドライブが楽しくなるような操作性が魅力のひとつとして挙げられます。
クラシックミニは一般的な車よりも、車高が低くて運転する際の目線も低いので、まるでゴーカートに乗っているかのような勢いのある刺激的なドライブが特徴です。
ミニの運転時には40kmくらいの遅い速度でも、体感速度が100km出しているかのような感覚になるので、なにげない道も楽しく感じてしまいます。
また、クラシックミニは車高が低いので、コーナリングの際は体全体でカーブしているような、一体感があり、山道でのくねくね道をドライブするのが楽しい車です。
クラシックミニの魅力③「見た目がキュートすぎる」
クラシックミニの特徴的な丸い小さなシルエットは、男女問わず人気が高いので、女性のオーナーさんもたくさんいらっしゃいます。
当時のクラシックカーはボンネットの部分が縦長になっており、全体的に長いシルエットになっおり、どちらかというとおじさんが好きそうなクラシックカーです。
しかしクラシックミニは全長が約3mくらいで、他の旧車よりも圧倒的に小さい車です。
全体的に丸いシルエットでいて、軽自動車よりも小さい車で街中をトコトコ走っているのを見ると、とても愛らしく見えてしまいますね。
クラシックミニの魅力④「インテリアがおしゃれすぎる」
クラシックミニは特徴的な外観はもちろん、パーツ1つ1つに英国魂が盛り込まれていて、とても上品な内装になっています。
製造年数によってインテリアの仕様の違いがあり、またミニのモデル別にインテリアが異なってくるので、内装のバリエーションがたくさんあります。
クラシックミニの代表的な内装は2つあり、センターメーター式の内装とウッドパネル式の木目調の内装があります。
他にもダークトーンのダッシュボードタイプの内装などもあるので、好みにあった内装のクラシックミニを探してみるのもいいかもしれません。
クラシックミニの魅力⑤「コンパクトな駐車・停車」
クラシックミニは特徴的な小さい車体なので、都内での狭い駐車スペースでもスムーズに止めることが出来ます。
全長は約3mで横断歩道の横幅にすっぽりと収まってしまい、幅が約1.5mで両腕伸ばした長さよりも幅が小さいです。
ミニは車幅と全長が共に短いので、都内のパーキングや狭い場所での駐車では、とても楽に駐車できる魅力があります。
小さい車体なので路肩に寄せて一時停車した際も、後続車の進行の妨げることがないので、一時停車時の気を揉む心配がない車とも言えます。
【まとめ】クラシックミニの魅力に酔いしれてみよう
ここまで、クラシックミニの魅力や知っておきたいミニ情報をお伝えさせていただきました。
実際にクラシックミニのオーナーである私の個人的な魅力でしたが、少しはクラシックミニの魅力を分かって頂けたかと思います。
クラシックミニは壊れやすい車と耳にするかと思いますが、メンテナンスさえしっかりしてあげれば、急に止まることはまずないので、しっかり手入れをしてあげましょうね。
旧車の代表格であるクラシックミニを調べていくと、英国の歴史や旧車の時代の移り変わりを感じることが出来るので、みなさんも調べてみるのをおすすめします。
「クラシックミニに乗りたいけど、自動車保険選びってどうすればいいの?」と気になる方は、「インズウェブ」で保険を探すことをオススメしますよ。
以下の記事を参考にしてくださいね。