あなたは「ローバーミニのメンテナンス費用をどうしても抑えたい!軽自動車に変更することってできるの?」と思ったことはないでしょうか。
ローバーミニは専門の整備店で「軽自動車ミニ」にできますよ。
今回はローバーミニを軽自動車にする方法とメリット・デメリットを徹底解説していきますね。
この記事を読めば、あなたは軽自動車のローバーミニにできるお店を知ることが出来ますよ。最後まで読み進めて参考にしてくださいね。
Contents
ローバーミニを軽自動車にできる「イシハラモーター」
ローバーミニは「イシハラモーター」さんで、排気量をダウンして軽自動車にできますよ。
ローバーミニを軽自動車化に使うパーツは、ダイハツの軽自動車に使っているパーツを用いています。
また、もともと普通自動車であるローバーミニの、改造申請をしてくれるので、納車する際には軽自動車のローバーミニを運転できるでしょう。
一度、イシハラモーターさんの公式ブログを覗いてみてくださいね。
イシハラモーターの概要
- 住所:〒594-1142 大阪府和泉市久井町284-1
- 営業時間:記載無し
- 電話番号:080-5718-9271
- 定休日:不定休
- イシハラモーターさんの公式サイト
【ローバーミニを軽自動車化】「現代車」のような3つのメリット
ローバーミニを軽自動車化すると、「現代車」のように3つの面で便利なクルマに変わりますよ。
ローバーミニを軽自動車にするメリット
- メンテナンスが楽ちん
- クーラー・パワステが使える
- 維持費が安くなる
ここではローバーミニを軽自動車にすることで得られる3つのメリットをお伝えしていきますね。読み進めて参考にしてくださいね。
①メンテナンスが楽ちん
ローバーミニを軽自動車化することで「メンテナンスがしやすくなる」というメリットがありますよ。
なぜなら、軽自動車化に使うのは大手国産メーカーである「ダイハツ」のパーツを使っているからです。
軽自動車化には、このダイハツのパーツやパワートレインが使われているので、軽自動車の整備ができるところならどこでも整備・修理が可能ですよ。
ローバーミニを整備・修理をできる整備工は、全国で数えるくらいなので、メンテナンスしやすいパーツに交換してくれるのは負担がなくて嬉しいですよね。
②クーラー・パワステが使える
年式によってクーラーがないローバーミニは、軽自動車化することで安定した冷房をつけられるようになりますよ。
そのうえ、ダイハツのパワートレインをまるごと移植しするので、パワステも使えるようになります。
「暑い時期の運転が辛い」「ハンドルの切り替えしが難しい」という方の、目に留まるようなメリットの一つなのではないでしょうか。
③維持費が安くなる
ローバーミニを軽自動車化にする大きなメリットとして「維持費用が安くなる」という点がありますよ。
普通自動車であるローバーミニを軽自動車にすると、以下の4つの点がお財布に優しくなるでしょう。
ローバーミニを軽自動車にすると節約できる費用
- 車検費用
- 自動車税
- ガソリン代
- 修理費用
修復箇所や使用状態、年式にもよりますが、ローバーミニを軽自動車することでおよそ10万円前後の維持費用が浮きますよ。
主に自動車税や車検費用の部分で、軽自動車ミニのほうが大きく節税になっているので、税金面でメリットが大きいでしょう。
次に、ローバーミニの軽自動車化のデメリットについてお伝えしていきますね。
【ローバーミニを軽自動車化】「ミニ」ではなくなる3つのデメリット
ローバーミニの軽自動車化は、「維持費用が安いのは魅力的だな!」と思ってしまいますが、メリットと引き換えに大きなデメリットもありますよ。
軽自動車にすることで「ローバーミニ」ではなくなってしまい、以下の3つのデメリットが起きてしまうでしょう。
ローバーミニを軽自動車にするデメリット
- 乗り味がローバーミニではない
- パワー不足(馬力・トルク)
- ナンバープレートが黄色
順を追ってお伝えしていきますので、読み進めてくださいね。
①乗り味がローバーミニではない
ローバーミニを軽自動車化することで「乗り味がミニではなくなる」というデメリットが起きてしまうでしょう。
ローバーミニを軽自動車化することで、足回り・エンジン・ミッション・電装系のほとんどがダイハツ製に変わってしまいますよ。
ローバーミニ特有のゴーカートフィーリングが失われ、ミニでしか聞けないエンジンサウンドも軽自動車の音になってしまいます。
ローバーミニの雰囲気や乗り味に慣れている方からしたら、まったく違うクルマに乗っている感覚になることでしょう。
②パワー不足(馬力・トルク)
ローバーミニを軽自動車化すると、エンジン自体も大きく異なるものに変わりますよ。主に運転中の馬力やトルクに変化を感じるでしょう。
ローバーミニは元々OHV(オーバーヘッドバルブ)というパワフルで高安定なエンジンが積まれていました。
しかし、軽自動車化ではSOHC(シングルオーバーヘッドカムシャフト)と呼ばれる高回転・高出力の軽やかなエンジンに換装されますよ。
なので、換装されることで、ローバーミニ特有の坂道でもぐんぐん進めるトルクや、伸び伸びとした加速がなくなってしまいます。
ローバーミニを軽自動車化すると、乗り味だけでなく、運転性の変化も隠せないようですね。
③ナンバープレートが黄色
ローバーミニを軽自動車化することで、「ナンバープレートが黄色になる」というデメリットも忘れてはいけませんよ。
国土交通省での決まりとして、660cc以下の排気量の車両は黄色ナンバーの装着が義務付けられています。
元々普通自動車である、ローバーミニが黄色ナンバーというのは違和感があるかもしれませんね。
なお、2021年9月30日までの申し込みで「オリンピック仕様」の白色ナンバープレートを軽自動車に付けることが出来ますよ。
どうしても、白色ナンバープレートにしたい方は申し込み期間までに申請しておくのをおすすめします。
【ローバーミニを軽自動車化】「200万」の費用が必要!?
ローバーミニを軽自動車化するにはおよそ、200万円の予算が必要とのことでした。
なぜ、そんなに予算がかかるのかというと、以下の4つの点で費用がかかりますよ。
ローバーミニを軽自動車化するための費用
- ローバーミニのボディをフルレストア
- パワートレインをダイハツ車2台から移植
- 公道で走れるようにしっかりと整備するため
- 軽規格の申請の手続き
ローバーミニのボディは新車同様にリペアしたり、ダイハツ製のエンジンを搭載できるように加工したりと工程が多くあります。
専門性の高い技術を使ったローバーミニの軽自動車なので、車体のよっては費用が前後する可能性があるので、多めに見ておきましょう。
ローバーミニを軽自動車にするには「半年以上」かかる
ローバーミニを軽自動車にするためには半年以上の時間がかかるでしょう。
イシハラモーターさんによると、「年に4台ほどの軽ミニしか制作できない」とのことです。
なぜなら、一人で一からローバーミニの改造をして軽自動車化を行うので、大変な労力と時間がかかるそうですよ。
ローバーミニを軽自動車にしたい方は予約を行っているらしく、予約待ちでの時間も長く見積もったほうが良いかもしれません。
また、イシハラモーターさんのfacebookによると、軽ミニは「32台まで制作」をする予定らしいので、興味のある方は直接聞いてみてくださいね。
【ローバーミニの軽自動車】自動車保険は代理店だけ対応可!?
ローバーミニの軽自動車の自動車保険に加入するなら、大手保険会社の代理店がおすすめですよ。
まず、旧車の部類に入るローバーミニは、自動車保険の申請が通らないところが多いです。主に通販型の保険会社は申請が通りません。
そして、改造申請している車両は、事故リスク等、保険会社では把握しきれないのでさらに申請が厳しいものになりますよ。
保険会社(代理店) | 申請可 |
東京海上日動火災保険 | 〇 |
マイカー共済保険 | 〇 |
保険会社(通販型) | 申請可 |
チューリッヒ | 〇(通販型で唯一可能) |
アクサダイレクト | ✖ |
イーデザイン | ✖ |
三井ダイレクト | ✖ |
セゾン | ✖ |
東京海上日動火災保険の自動車保険は、筆者も加入しており、3度の当て逃げされた際の迅速な対応に助けられたのでおすすめです。
また、「自動車保険選びで迷っている…」という方は、「インズウェブ」で無料見積もりをすることをオススメします。以下の記事を参考にしてくださいね。
「快適性・維持性」を求めるなら軽自動車のローバーミニがおすすめ
ローバーミニの軽自動車化は、「快適性・維持性」を考えている、もしくは求めている方におすすめですよ。
さきほどのメリット・デメリットの面についてですが、ローバーミニ好きには賛否両論分かれる選択肢でしょう。
「ローバーミニはこの乗り味じゃなきゃ」「便利なミニもあるもんだね」という2極化した意見もありますよ。
なので、選択肢のひとつとして、「こんなミニもあるのを知っておいてもいいですよ」というスタンスにとどめておくのをおすすめします。
【ローバーミニ】インジェクションとキャブレターの魅力を徹底比較!
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【まとめ】ローバーミニの軽自動車化をする時は慎重に検討しよう
今回は「ローバーミニを軽自動車にする方法とオーナーの心得」を徹底解説してきました。
ローバーミニは専門店や個人オーナーによってさまざまな仕様に改造されていますよ。
ぜひ、たくさんの車両を見て、たくさんの専門店の方にお話しを聞いて、あなただけのローバーミニを作り上げてみませんか。